☆民主党政権は、その発足前から、「崩壊」を孕んでいたのだが、
政権発足から「崩壊」に向けて、加速度的に折れ線グラフの斜度を上げていて、最近、遂に、その折れ線グラフが、そっくり返ってしまったような気がする。
<仙谷氏が率先し相次ぐ舌禍事件 政権末期の雰囲気漂う(産経 2010/11/18 00:08)>
こちらをクリックして欲しい。
過去の民主党の「舌禍事件」が羅列してある。
これら「舌禍事件」は、マスコミがクローズアップし過ぎて、大問題になっているように、私などはこれまでの自民党政権下でのマスコミのマッチポンプ振りを思い出して考えてしまうのだが、
そうにらんで、いざ、その一言一言を検証すると、いやいや、自民党政権で「暴言」とされていたようなケースとは次元が異なるレベルの深刻な内容を孕んでいる。
<柳田法相、国会で陳謝「真摯な答弁心がける」(産経 2010/11/16 21:43)>
《・・・柳田氏は14日、地元・広島市で開かれた大臣就任祝賀パーティーで「個別事案への回答は差し控えたい」と「法と証拠に基づいて適切にやっている」という常套(じょうとう)句2つを紹介。「法務相はいいですよ。2つ覚えておけばいいんだから。何回使ったことか…。これでだいぶ切り抜けて参りました」と発言した。
これを自民党の河井克行氏が「国会議員への答弁をばかにすることは、国民をばかにすることだ」と追及。柳田氏は「身内の会合だった」などと釈明したが、収拾がつかず、最後は「誤解を与えるような発言をおわびします。委員会審議では真摯(しんし)な答弁を心がけたい」と頭を下げた。》
この発言について考えていくと、やはりとんでもない。
かつて、自民党議員が、くだけたパーティーの席で「私は、『記憶がございません』で数々の難局を切りぬけた」などと言った例は聞いたことがないべ?
そして、その法相を咎めていた仙石も、これまで、それ以上の発言を繰り返し、
本日、これまた、想像を絶する政権与党とは思えない発言をしている。
<「非常に残念」「むなしい」「暴力装置」発言 で自衛官から失望の声 (産経 2010/11/18 18:40)>
《・・・仙谷由人官房長官が18日の参院予算委員会で、自衛隊について「暴力装置」などと述べた後に撤回した問題で、国防の第一線に立つ現役の自衛官からは、怒りや不快感、失望の声が挙がった。・・・》
これは、自分らの立場・状況を考えたら、絶対に言えないことである。
国の政治を司る一リーダーが、警察を「脅迫装置」と決めつけているのと同義であり、
自衛隊や警察よりも、それに対する、犯罪者や暴力団・三国人などの「暴力・犯罪装置」こそを高いものと見る民主党独特の視点が如実に現われた答弁と言えよう。
民主党は、もはや、思考回路が日本の政党ではないのである。
◇
これは、現在、日本が一年半に渡って、無政府状態(アナーキー)であることを明確に示している。
無政府状態とは「革命、内戦、戦争などによって既存の行政機関が崩壊し、新たな行政機関が樹立されない場合に生じる」と定義されているが(「Wikipedia」より)、
日本においては「曲がりなりにも民主党政権があるではないか」と言う方もいるだろう。
しかし、「(行政機関が)形式的に存在しても実質的に行政機能が働いていないために、社会秩序が保たれてない状態である」ともされる。
おそらく、日本共産党が政権を取ったとしても、自衛隊を「暴力装置」とは言わないだろう。
政権担当者がそれでは、「社会秩序」がけして保たれないからだ。
また、「歴史先進国」である日本においては、
「無政府状態」が、「革命、内戦、戦争などによって」起こる状況とは違う、「国の無気力」によって起こることも、世界に知らしめてしまった。
静かなる状況の中で起こった「無政府状態」であるが故に、国民に危機感はない。
危機感のないことこそが、危機だ!
私はこれを、「冷戦」にも似た「過負荷の無政府状態」と命名したい。
あるいは、「民主党による、静かなる白色テロ」と・・・。
・・・誰かが、熱い一撃を、民主党に加えてくれることを切に願う。
(2010/11/18)
政権発足から「崩壊」に向けて、加速度的に折れ線グラフの斜度を上げていて、最近、遂に、その折れ線グラフが、そっくり返ってしまったような気がする。
<仙谷氏が率先し相次ぐ舌禍事件 政権末期の雰囲気漂う(産経 2010/11/18 00:08)>
こちらをクリックして欲しい。
過去の民主党の「舌禍事件」が羅列してある。
これら「舌禍事件」は、マスコミがクローズアップし過ぎて、大問題になっているように、私などはこれまでの自民党政権下でのマスコミのマッチポンプ振りを思い出して考えてしまうのだが、
そうにらんで、いざ、その一言一言を検証すると、いやいや、自民党政権で「暴言」とされていたようなケースとは次元が異なるレベルの深刻な内容を孕んでいる。
<柳田法相、国会で陳謝「真摯な答弁心がける」(産経 2010/11/16 21:43)>
《・・・柳田氏は14日、地元・広島市で開かれた大臣就任祝賀パーティーで「個別事案への回答は差し控えたい」と「法と証拠に基づいて適切にやっている」という常套(じょうとう)句2つを紹介。「法務相はいいですよ。2つ覚えておけばいいんだから。何回使ったことか…。これでだいぶ切り抜けて参りました」と発言した。
これを自民党の河井克行氏が「国会議員への答弁をばかにすることは、国民をばかにすることだ」と追及。柳田氏は「身内の会合だった」などと釈明したが、収拾がつかず、最後は「誤解を与えるような発言をおわびします。委員会審議では真摯(しんし)な答弁を心がけたい」と頭を下げた。》
この発言について考えていくと、やはりとんでもない。
かつて、自民党議員が、くだけたパーティーの席で「私は、『記憶がございません』で数々の難局を切りぬけた」などと言った例は聞いたことがないべ?
そして、その法相を咎めていた仙石も、これまで、それ以上の発言を繰り返し、
本日、これまた、想像を絶する政権与党とは思えない発言をしている。
<「非常に残念」「むなしい」「暴力装置」発言 で自衛官から失望の声 (産経 2010/11/18 18:40)>
《・・・仙谷由人官房長官が18日の参院予算委員会で、自衛隊について「暴力装置」などと述べた後に撤回した問題で、国防の第一線に立つ現役の自衛官からは、怒りや不快感、失望の声が挙がった。・・・》
これは、自分らの立場・状況を考えたら、絶対に言えないことである。
国の政治を司る一リーダーが、警察を「脅迫装置」と決めつけているのと同義であり、
自衛隊や警察よりも、それに対する、犯罪者や暴力団・三国人などの「暴力・犯罪装置」こそを高いものと見る民主党独特の視点が如実に現われた答弁と言えよう。
民主党は、もはや、思考回路が日本の政党ではないのである。
◇
これは、現在、日本が一年半に渡って、無政府状態(アナーキー)であることを明確に示している。
無政府状態とは「革命、内戦、戦争などによって既存の行政機関が崩壊し、新たな行政機関が樹立されない場合に生じる」と定義されているが(「Wikipedia」より)、
日本においては「曲がりなりにも民主党政権があるではないか」と言う方もいるだろう。
しかし、「(行政機関が)形式的に存在しても実質的に行政機能が働いていないために、社会秩序が保たれてない状態である」ともされる。
おそらく、日本共産党が政権を取ったとしても、自衛隊を「暴力装置」とは言わないだろう。
政権担当者がそれでは、「社会秩序」がけして保たれないからだ。
また、「歴史先進国」である日本においては、
「無政府状態」が、「革命、内戦、戦争などによって」起こる状況とは違う、「国の無気力」によって起こることも、世界に知らしめてしまった。
静かなる状況の中で起こった「無政府状態」であるが故に、国民に危機感はない。
危機感のないことこそが、危機だ!
私はこれを、「冷戦」にも似た「過負荷の無政府状態」と命名したい。
あるいは、「民主党による、静かなる白色テロ」と・・・。
・・・誰かが、熱い一撃を、民主党に加えてくれることを切に願う。
(2010/11/18)