『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[『別冊 正論(14号:皇室の弥栄、日本の永遠を祈る)』が発売した]

2011-01-07 21:49:00 | 保守の一考
☆発売日を忘れていて、帰宅して酒を飲んでいたら思い出した^^;

 飲酒運転は出来ないので、買いにいけない・・・。

 ちょうど、母親が出かけているので、「別冊正論№14を買ってきてちょ」とメールしたので、もうすぐ読めるでしょう^^

 注目は、数々の誤情報を勢いで発信し続けている小林よしのりへの批判だろう。

 八木秀次先生や、松浦光修先生、新田均先生ら、<日本教育再生機構>の花形らがオールスターキャストで出張っていますな^^

 目次を載っけておきます。

   ◇   ◇

 <皇室の弥栄、日本の永遠を祈る ――皇統をめぐる議論の真贋>

 INTRODUCTION 皇位継承をめぐる危機とは何か
             高崎経済大学教授●八木秀次 3

 渾身一八〇枚!
 墜ちたゴーマニズム―なぜかくも無茶苦茶なのか
 小林よしのり氏の皇統論を糺す
             皇學館大学教授●新田 均 18

 絶対君主と立憲君主の間―典範論議に大御心を持ち出す愚
             作家・慶応義塾大学講師●竹田恒泰 82

 〝皇室軽視〟民主党の理論的支柱を粉砕する
 変節憲法学者・宮沢俊義東大教授の恥ずべき天皇観。
 女系容認で皇室を骨抜きにし、日本を共和制にする謀略を暴く
             中央大学教授●長尾一紘 90

 「皇位世襲」の意味と「女系天皇」への疑問
             日本大学教授●百地 章 99

 小林よしのり氏に反論する
 Y染色体説のどこがトンデモ説なのか
             高崎経済大学教授●八木秀次 114

 女系容認論の過誤―「国民の総意」理念の欠如
             東京大学名誉教授●小堀桂一郎

 平成「尊皇」論―今こそ正気の光を
 民主党政権という「不敬装置」が皇室と国を揺るがせている。
 歴史の叡智に学びつつ「正統」を守るために心を奮い立たせよう
             皇學館大学教授●松浦光修 152

 〝つくられた大御心〟と側近たちの大罪
 牧野伸顕、木戸孝一日記、富田メモ…、側近たちが残した昭和天皇の〝お言葉〟を改めて検証する。
 私意や政敵排除に〝お言葉〟を利用した君側の奸を看過してはならない
             国士舘大学講師●倉山満 166

 平成の世に生きる若者にとって皇室とは
             全日本学生文化会議「大学の使命」編集長●三荻 祥 181

 THE SEIRON ARCHIVES 2005.08
 「女系」を容認しても天皇の歴史的正統性は失われない
          ――皇室典範改正の「焦点」は何か
             拓殖大学日本文化研究所客員教授●高森明勅 190

 THE SEIRON ARCHIVES 2009.01
 福沢諭吉の皇室論を読み解く
          ――混迷の今こそ賢哲の洞察の深さに学ぶ
             衆議院議員・たちあがれ日本共同代表●平沼赳夫 198

 【検証】小泉政権下の危機―何が行われようとしていたのか
 THE SEIRON ARCHIVES 2006.05
 政府文書から見えた皇室典範改正の「裏」
             産経新聞政治部記者●阿比留瑠比 208

 THE SEIRON ARCHIVES 2006.02
 「皇室典範有識者会議」とフェミニズムの共振波動が日本を揺るがす
 改正報告書に仕組まれた〝罠〟とは何か。民主主義的手続きの中に皇室を位置づける危機を知れ
             元東京女子大学教授●林道義 216

 THE SEIRON ARCHIVES 2006.09
 皇室典範改正 議論すべき五つの論点
          ――天皇制廃止のもくろみをうち砕くために何をなすべきか
             大月短期大学教授●小山常実 228

   ◇   ◇

 昨日、ちょうど、<日本教育再生機構>の会報<教育再生 12月号>の、松浦光修先生の連載「日本の心 和歌の心」を読んでいました。

 有名な藤原定家に隠れてしまっている感のある、同時代に活躍した藤原家隆は、当時は定家と同じぐらいの名歌人だったそうだ。

 短い文章ではありますが、その定家の編纂した歌集には、当時の後鳥羽上皇や順徳上皇の歌が入っていない事実や、比して、家隆は、不遇であった後鳥羽上皇へ歌を送っている事実を示し、両者のどちらが「日本人としての生き方」に相応しいかを示している流れはとてもエキサイティングである。

     
ねざめして きかぬをききて わびしきは 荒磯浪の あかつきのこえ


 そして、この連載の表題の歌は、以下だ。

     
志賀の浦や 遠ざかりゆく 波間より 氷りて出る 有明の月


 ・・・どちらも、過酷な自然の描写の中、最終的に立ち現われた「光」について歌われています。

 頑張った者の苦難に、いつか光が差すのですね。

                                           (2011/01/07)