☆タイトル写真は、『TIME/タイム』に出てきた超S級美少女の<Shyloh Oostwald>嬢です(KLYさんがお教え下さった^^)。
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『TSY タイムスリップヤンキー』
物語は、戦うとなると、すぐにバタフライナイフを取り出すような主人公・将太が、家に帰宅しても、ヤクザにヘコヘコしつつ自分には厳しい親父に腹を立て、上の写真の如くナイフを振りかざす。
ナイフを取り上げようとする親父ともみ合いになる内に、母親を巻き込み、突き飛ばし、重い怪我を負わせ、救急車を呼ぶこととなる。
危篤状態の母親を心配しつつ、病院の待合室で、母親と父親の馴れ初めの写真を眺めていると、別の革ジャンヤンキーに、その写真を覗かれ、ケンカに至る。
そして、相手と「クロスカウンター」になった時、時空がスパークし、将太と革ジャンは、将太の両親が学生の時代にタイムスリップし、戸惑いまくる。
でも、何故か、彼女からのメールは携帯に届き、母親の死を知る。
ならば、この時代で、そもそも、将太の両親を結びつけなければ、現在で母親は死ななくて済むのじゃないか? と考えるも、そうすると自分の存在がなくなってしまう、と心配な将太。
その時代の親父・三郎はと言うと、硬派なヤンキーで、ヤクザの誘いも拒絶している。
後の母親となる可憐な女子高生・潤子と、微笑ましくもつかず離れずで交際している。
くだんの革ジャンは、当初、将太の持っていた母親・潤子の写真を見て驚いていた。
孤児院育ちの自分を温かく見舞ってくれていた先生だったからだ。
革ジャンは、その、慕っていた先生の女子高校生時代(平田薫)を間のあたりにする。
そんな時、自分になびかない三郎にごうを煮やしたヤクザは、潤子を連れ去り、三郎を呼び出し、自分の下につけと脅すのだった。
そこに、将太と革ジャンも合流し、ヤクザを相手に決闘がはじまる・・・。
上の写真を見てもらえば分かるように、将太は「昭和顔」である。
冒頭、彼女(福田沙紀:昭和顔)と下校する将太のシーンからはじまるのだが、
二人があまりにも昭和顔だったので、私は、物語の大筋は予告編などで知っていたので、この話は「昭和(過去)」のパートからはじまったのだと思っていた。
そしたら、この二人が「現代」のキャラだと分かり、ちょいと苦笑い^^
でも、画面も、「中学生日記」なみに暗いんだよなぁ。
その最初の印象の躓きは、その後の鑑賞をかなり左右した・・・。
また、脚本はかなり凝っていたが、それを効果的に見せる演出や編集が悪かった。
「今の展開で(画面情報から)、一番 伝えるべきことはなんなのか?」と言うことが分からないで、ただ、脚本をなぞって撮りました、って感じの箇所が多かった。
例えば、タイムスリップによって、母親を、幾ら死ななくさせる流れが出来たからと言って、母親の死の原因となった将太が、てんで悩まないで、彼女とイチャつきはじめる展開にはげんなりした、
・・・でも、過去の潤子(平田薫)があまりにも可愛かったので、私はそれを見るだけでも満足だった。
ヤンキー物が大好きな、私の姪っ子(12歳)は、この作品を楽しみつつも、
私たち大人が「そんなもんでしょ^^」となあなあで認識する、そのタイムスリップに伴うパラドックスを100%理解できないと気が済まないらしく、私に何度も聞いてきたので、私はちょっと説明が面倒になった・・・^^;
また、最後に、ピース又吉が1シーンだけ出演するのも、「なんで、ちょっとしか出てこないの? あの為だけに出てきたの? もったいないような気がする」としつこかった。
そんな姪に「友情出演」とか「特別出演」の説明を必死でしても、12歳では、そのニュアンスを掴むことは出来ないようだった。
おっと、それから、クライマックスでの「最後の過去への小規模タイムスリップ」は、作中での一風変わったタイムスリップ条件も充たしていたし、意外性においても、非常に面白かった^^
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(2012/02/21)
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『TSY タイムスリップヤンキー』
物語は、戦うとなると、すぐにバタフライナイフを取り出すような主人公・将太が、家に帰宅しても、ヤクザにヘコヘコしつつ自分には厳しい親父に腹を立て、上の写真の如くナイフを振りかざす。
ナイフを取り上げようとする親父ともみ合いになる内に、母親を巻き込み、突き飛ばし、重い怪我を負わせ、救急車を呼ぶこととなる。
危篤状態の母親を心配しつつ、病院の待合室で、母親と父親の馴れ初めの写真を眺めていると、別の革ジャンヤンキーに、その写真を覗かれ、ケンカに至る。
そして、相手と「クロスカウンター」になった時、時空がスパークし、将太と革ジャンは、将太の両親が学生の時代にタイムスリップし、戸惑いまくる。
でも、何故か、彼女からのメールは携帯に届き、母親の死を知る。
ならば、この時代で、そもそも、将太の両親を結びつけなければ、現在で母親は死ななくて済むのじゃないか? と考えるも、そうすると自分の存在がなくなってしまう、と心配な将太。
その時代の親父・三郎はと言うと、硬派なヤンキーで、ヤクザの誘いも拒絶している。
後の母親となる可憐な女子高生・潤子と、微笑ましくもつかず離れずで交際している。
くだんの革ジャンは、当初、将太の持っていた母親・潤子の写真を見て驚いていた。
孤児院育ちの自分を温かく見舞ってくれていた先生だったからだ。
革ジャンは、その、慕っていた先生の女子高校生時代(平田薫)を間のあたりにする。
そんな時、自分になびかない三郎にごうを煮やしたヤクザは、潤子を連れ去り、三郎を呼び出し、自分の下につけと脅すのだった。
そこに、将太と革ジャンも合流し、ヤクザを相手に決闘がはじまる・・・。
上の写真を見てもらえば分かるように、将太は「昭和顔」である。
冒頭、彼女(福田沙紀:昭和顔)と下校する将太のシーンからはじまるのだが、
二人があまりにも昭和顔だったので、私は、物語の大筋は予告編などで知っていたので、この話は「昭和(過去)」のパートからはじまったのだと思っていた。
そしたら、この二人が「現代」のキャラだと分かり、ちょいと苦笑い^^
でも、画面も、「中学生日記」なみに暗いんだよなぁ。
その最初の印象の躓きは、その後の鑑賞をかなり左右した・・・。
また、脚本はかなり凝っていたが、それを効果的に見せる演出や編集が悪かった。
「今の展開で(画面情報から)、一番 伝えるべきことはなんなのか?」と言うことが分からないで、ただ、脚本をなぞって撮りました、って感じの箇所が多かった。
例えば、タイムスリップによって、母親を、幾ら死ななくさせる流れが出来たからと言って、母親の死の原因となった将太が、てんで悩まないで、彼女とイチャつきはじめる展開にはげんなりした、
・・・でも、過去の潤子(平田薫)があまりにも可愛かったので、私はそれを見るだけでも満足だった。
平田薫1st写真集「薫風~君といた季節~」 | |
クリエーター情報なし | |
ワニブックス |
ヤンキー物が大好きな、私の姪っ子(12歳)は、この作品を楽しみつつも、
私たち大人が「そんなもんでしょ^^」となあなあで認識する、そのタイムスリップに伴うパラドックスを100%理解できないと気が済まないらしく、私に何度も聞いてきたので、私はちょっと説明が面倒になった・・・^^;
また、最後に、ピース又吉が1シーンだけ出演するのも、「なんで、ちょっとしか出てこないの? あの為だけに出てきたの? もったいないような気がする」としつこかった。
そんな姪に「友情出演」とか「特別出演」の説明を必死でしても、12歳では、そのニュアンスを掴むことは出来ないようだった。
おっと、それから、クライマックスでの「最後の過去への小規模タイムスリップ」は、作中での一風変わったタイムスリップ条件も充たしていたし、意外性においても、非常に面白かった^^
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(2012/02/21)