『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[映画『THE GREY 凍える太陽』を観た(短評)]

2012-08-28 23:59:39 | 物語の感想
☆時間がないので、寸評です。

 ただ、この話、あらすじは簡単だ。

 過去に傷を持つ主人公オットウェイ(リーアム・ニーソン)は、アラスカの石油採掘工場で、現場を脅かす野獣を狙撃する仕事を寡黙にこなしていた。

 そんな折、彼や同僚達を乗せた航空機が、極寒の雪原に墜落する。

 生き残ったのは、オットウェイを含んだ7人。

 広大な雪原で、救援の目途も立たず、マイナス20℃の寒さと、そして、狼の群れからの逃避行を開始するのだった。

 面白い作品だったが、何かが足りなかった。

 それは何だろうと考えるに、作品の主人公らが得る「安楽」がないからだろう。

 ひたすらに、寒さや狼の恐怖を描写しており、この作品は、もちろん、それが肝だった。

 私が言いたいのは、物語的には構わないが、作品的にも「安楽」がないように感じたのだ・・・。

   

 登場人物は、寒さも痛さも、その死に様さえも、リアルに演じてくれている。

 だが、見ていて、どうしても解せない安易な「安楽」はあった。

 ただひたすらの雪山の中で、焚き火だけは容易に用意されるのだった。

 また、一夜を過ごすにしては、薪の量が少ないし、

 メンバーたちは、火から遠ざかり過ぎだ。

 超近づかなきゃ、数時間で凍死だろうよ。

 殺した狼を焚き火で焼きあげるのも早いッッ!!!

 しかし、生き残りのフラグが、最終的には全く機能しないのは面白い。

 例えば、救援GPSなんて、最後の最後に至っても意味を為さない・・・。

 物語は、最後に、狼のリーダーとの「死合い」を覚悟したオットウェイの視線のアップで終わる。

 見終えてすぐに、一緒に見た方との話で、「オットウェイは死ぬのだろう」と結論がついた。

 しかし、今日、仕事をしながらずーっと思ったことは、

     オットウェイはそれでも生き残るんじゃないか?

 と言うことだ。

 自分の感じ方が、昨夜と今朝で、こんなにも変わってしまうのが、我ながら興味深かった^^

                                            (2012/08/28)
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[カオリン、泣く・・・。(「GOGOMONZ」公開生泣き)]◎

2012-08-28 22:15:59 | GOGOMONZ(ゴゴモンズ)

☆・・・(2013/02/23の追記):[続・カオリン、泣く。(私の「GOGOMONZ」投稿「ボツ墓場」!!!)]も出来てます、見てや^^(←クリック!)

   ◇

 え~と、上記のタイトルの投稿、いまだに(2012/12/19)、かなりの高アクセスで、

 そもそもは戯れに書いたものなのですが、なんか、それなりの影響力を及ぼし、

 大好きな「ゴゴモンズ」にマイナスの作用を引き起こしてしまうような気がするので、

 これより半年間、この投稿を封印します。

 ・・・その代わりに、ここには、毎日、「ボツ投稿」を載せていきます。

 つまり、私の「ゴゴモンズ」への投稿がボツになればなるほど、この「投稿墓場」(←「東京砂漠」(クリック!)みたいなもの)に墓標が増えていくわけです。

 関係ないけど、今年は、年末の特番はないのかしら^^

 なお、今、やっつけで書いているので、ここの文章も、後から手直しされまする^^

 では、「増えるバカメちゃん」! 行きます!!

   ◇

 ・・・日にち分からず、テーマも分からず(投稿し始めて初期の頃)。

 鬼丸師匠、カオリン、グッドアフタヌ~ン!

 子供の頃って、友達同士、お互いの家で「お泊り会」みたいなものをしましたよね。

 私が小3ぐらいの頃、サトウ君(仮名)の家に行きました。

 これがまた、名前が「サトウ」なだけに、飛んだ「恐怖・スイーツ家族」だったのです。

 夕食にオムライスが出ました。

 ・・・玉子が甘かったのです。

 甘い玉子焼きは、子供心に珍しくなかったのですが、オムライスの玉子が甘いのは、「ちょっと違う・・・」と思ったものです^^;

 食卓の中央には、佃煮でも入っているかのようなツボがありまして、サトウ君の家族が開けると、そこには、桃色が鮮やかな「桜でんぶ」がたっぷりと入っていました。

 そんなの、チラシ寿司や太巻きの具でしか見たことありません。

 甘いのです。

 でも、サトウ君ファミリーは、それをフリカケのようにして食べていました。

 基本、オヤツはともかく、私にとって食事は、辛かったりしょっぱかったりするものなので、サトウ君宅の「甘い食事」はかなりの衝撃でした。

 続いて、何やらお皿が回ってきました。

 中を覗くと、「味噌ピーナッツ」でした。

 知ってますか?

 簡単に言うと、「大学いも」のピーナッツ版です。

 もっと簡単に言うと、不定形のスニッカーズみたいなものです

 甘いのです。

 その皿は、家族の間を、あたかもアメリカの食卓の風景のように、一人一人が取り分けるようにして回っていました^^

 なんか、サトウ君ファミリーそれぞれが、自分の小皿に嬉しそうに「味噌ピーナッツ」をよそう姿は、30年ほど過ぎた今でも記憶に鮮明です。

 私は、子供ながらに、「この家の子じゃなくて良かった・・・」と思いました。

 とにかく「ステッカー」希望!!^^

   ◇

 ・・・日付は不明。これは、ファミマンズの時の「お弁当のベストプレイスは?」だと思います^^

 鬼丸師匠、カオリン、グッドアフタヌ~ン!

 私は仕事でフォークリフトに乗っているのですが、
 倉庫内で使用するフォークリフトは、立ち乗りの小型のものです。
 疲労の激しいときの昼休みは、その小型フォークリフトの、小さな運転席に座って弁当を食べたりします。
 本来は立って乗る場所なので、座ると、周囲は壁に囲まれていて、身体がスッポリと収まり、静かです。
 イメージとしては、屋久島の巨大な杉の木の幹の洞(うろ)で休息をとっているような気分になり、癒されます。
 殺伐とした倉庫内で、「もののけ姫」のような大自然にいだかれています。

 なお、私のよく行くコンビニは、ファミマです。
 以前は、「コブン・オヤブン」にも行っていたのですが、そこのバイト娘にメアドを渡しても音沙汰がなかったので、気まずくなって行けなくなりました、ガックシ・・・。
 だから、フォークリフトの運転席にスポッとはまって食べるお弁当はファミマ製です^^

   ◇

  ・・・日にち分からず、テーマも分からず(投稿し始めて初期の頃)。

 鬼丸師匠、カオリン、グッドアフタヌ~ン!

 弟の、別れた嫁さんの母親の、微妙な話です。

 いちお、私は「万年青年」で通しているつもりなのですが、それまで、その弟の義理のお母さんの私への呼称が「お兄さん」だったのが、弟に子供が生まれると同時に「おじさん」に変わり、まあ、それもしょうがないことだと思っていたのですが、

 どうにも、急に、その「おじさん」を連呼し始め、その「おじさん」の呼称に、微妙に小ばかにするような発音のニュアンスが混じり始めて、なんか気になり始めました。

 そして、私が、その姪を可愛がると、弟の義母は、「自分の子なら、もっと可愛いよ」とか「早く、おじちゃんも結婚すればいいでちゅよね~」「誰でも結婚するのがふちゅう(普通)なんでちゅけどね~」などと姪に呟き、私を間接的に苛みます^^;

 また、ちょっと話は変わりますが、私は宅建の資格を取ったのですが、それに対し、弟の義母は「記憶力がいいんだね」「記憶力がいいんだね」を繰り返しました。

 なんか、努力して取った資格ですが、「記憶力がいいんだね」を連呼されると、あたかも、「記憶力がいい」それだけで、別に頭がいいわけではなく合格したと言われている様で、なんか、いつも不愉快にさせられます^^;

   ◇

  ・・・日にち分からず、テーマも分からず(投稿し始めて初期の頃)。

 鬼丸師匠、カオリン、グッドアフタヌーン!

 私の「参った!重なっちゃった!トッピングな出来事」です。

 ズバリ、シリーズの多いマンガの、同じ巻を間違ってダブって買っちゃうことでしょう。

 特に、『ワンピース』や『ナルト』などのロングシリーズは、連載雑誌でも読んでいて、コミックスも「とりあえず持っておきたい」の気持ちで購入しているので、

 その内容をパラパラ見ても、一目では、持っていたかいないかが定かでなく、表紙の印象で購入し、家に同じのがあったりして後悔することが多いです。

 一冊一冊は安いですけど、その「無用の長物感」はボディブローのように効いてきて、損した気分を倍増します。

 また、吟味して借りてきたアダルトビデオが、以前に借りてきたものであったこともたびたびあります。

 そんな時は、「俺の趣味は一貫しているんだなぁ」と誇らしく思うのです。

 私も、鬼丸師匠と同じく「プレステージ」社、好きです(以前、言ってましたよね^^)。

   ◇

 ・・・日にち分からず、テーマは「軽~~く!根に持っていること」です(投稿し始めて初期の頃)。

 ・・・ちっちゃい話なので恐縮ですが、

 30年ほど前、私の家に来たお客さんが、まだ子供だった私に「俺は松本零士のマンガをたくさん持っているので、全部あげるよ」と言ってきました。

 当時、とにかくマンガを集め読むことに夢中だった私は、そのビッグネームの作品が手に入ることに狂喜乱舞しました。

 何度も、感謝の言葉を向けました。

 すると、そのおじさんは、「よく、あげるあげると言ってあげない人がいるけど、俺は、言ったことはちゃんと実行する男なので、今度、持ってきてあげるからね」と念を入れてきました。

 私は、「なんで、そんな疑ってもいないことを、いちいち言うのだろう」と心に引っかかりつつ、子供なので、その場は嬉しさいっぱいで笑顔を向けました。

 しかし、そのおじさんは、その後も何度もうちにきたのですが、松本零士のマンガを持ってきてくれることはありませんでした。

 私は、おじさんが来るたびに、瞬間、期待し、すぐに絶望させられることを続けました。

 すると、おじさんの最初の「よく、あげるあげると言ってあげない人がいるけど、俺は、言ったことはちゃんと実行する男なので、今度、持ってきてあげるからね」のセリフが思い出され、

 子供ながらに、「あのおじさんは、実行しない引け目があるので、あえて、あんな念押しのセリフを言ったんだなぁ」と理解したのでした。

 子供に、そんな難しい、ダメ大人の心の機微まで理解させたおじさんに、私は軽くというか、割と深く根に持っています・・・。

 てゆーか、まだ、松本零士のマンガ、いつまでも待っていますから!!!

   ◇

 ・・・2012/08/16かな? テーマも分からない。

 鬼丸師匠、カオリン、グッドアフタヌーン!!

 「虫が口に入る話」を二題です。

 30年以上前の、小学校一年生くらいの時のことです。
 家の居間で、ゴロゴロと、夏休みをのんびり楽しんでいました。
 ひんやりとした夏の板張りの床で、大の字になって天井を眺めていました。
 ・・・と、上からヒラヒラと何かが落ちてきました。
 それは、ちょうど、私の口の中にスポッと入り、私は、それをゴクッと飲み干してしまいました。
 天井を見ると、ハエ取り紙がぶら下がっていて、その破片が落ちてきたらしいのです。
「うぇーっ!」
 子供心では、ハエは汚いものの代表で、それを捕まえるハエ取り紙などは、更に汚らわしいものの頂点と思ってました。
 私は、「ウゲー!」と、母親のもとに走り、涙ながらに「俺、多分、死ぬ!」と訴えました。
 すると、いつもならば、そういったとき、更なる「追い込み」をかける母親でしたが、 私の必死さに打たれたらしく、
 その時ばかりは、「水をたくさん飲めば平気よ」と聖母の微笑を向けてくれたのでした^^

 続いて、小学校5年の頃です。
 私はボーイスカウトに入っており、とある夏のキャンプの時、外せない用事があり、キャンプ場に遅刻して行くことになりました。
 秋川グリーンキャンプ場は、住宅地から近いですが、それでも山の中で、
 遅刻していく午後8時ごろは真っ暗で、私は一人、「うわぁー! なんで、こんな恐ろしい思いをしなくちゃならないんだろう」と道を進んでいました。
 真っ暗で、周囲の暗闇全てが私を襲ってくるようでした。
 今でも、こんな恐怖は感じたことがないほどです。
 枝をバキッと踏もうものなら、「ギャア!」と猛ダッシュです。
 走れば、恐怖は更に深まると分かっていましたが、もう足は止まりません。
 遠くにキャンプの光が見えます。
 少しだけ安堵です。
 ・・・その時、口に何かが入りました。
 石みたいに固く感じました。
 すぐに分かりました。
 多分、カナブンです。
 のどの奥まで入り、私は「オゴーッ!」とエズいて、吐き出しました。
 噛んでしまうようなことはありませんでしたが、何となくカナブン味がしました。
 そして、泣きながら、楽しそうにキャンプファイヤーを囲って笑うボーイスカウトメンバーの中に飛び込みました。
 ここでも、私の必死の形相に、誰もバカにする者はいませんでした。
 ・・・が、カナブンの味は、私の心の「かすり傷」として、いまだに、生活の折々で舌の先によみがえるのでした・・・。

   以上!

   ◇

 ・・・2013/01/03

 鬼丸師匠、かおりん、あけおめことよろ~!

 私の「張りきり過ぎちゃって、残念だったあの人」です。

 高校のテニス部時代のキャプテンの鈴木君のことです。

 練習などで、スイング時、力んで「ボフッ!」と屁をこくのはたびたびのことで苦笑させられたものです。

 ある日、私が鈴木君と校舎をつるんで歩いていて、階段に差し掛かった時です。

 階段の踊り場には、女の子たちがたむろっていました。

 鈴木君は、何を思ったのか、それが本当に格好良いかは別として、彼自身は格好いいと信じ、踊り場に向かって、階段の7、8段あたりからジャンプしたのです。

 なかなか格好よく、鈴木君は着地しました。

 しかし、同時に、「ブリッ!」と異音を発しました。

 おならだけならば、笑いで済んだでしょう。

 でも、おそらく、実も出たサウンドです。

 状況は深刻です。

 女の子たちは、尋常ならざる事態に沈黙するしかなく、

 颯爽と登場した鈴木君は、やや内またになって、そそくさと退場するしかすべはなく・・・。

   残念!

   ◇

 テーマは不明、おそらく「叱られながら思うこと」てな感じかな?

 これ、なかなか面白いよ^^

   ・・・2012/07/17

 鬼丸師匠、カオリン、グッドアフタヌーン!

 昔、居酒屋でバイトしていた頃、年配のお客さん方に大変かわいがって貰ってまして、バイトを終えると、お客さんの「もう一軒!」に連れていかれたものです。

 で、飲みはじめた頃は和やかなのですが、いつしか、そのお客さんらの酔いが深まり、私のバイト振りへのダメ出しがはじまります。

 その内容はと言うと、

 いつも、他のお客さんとの仲の良さを叱るものでして、「田中建設(仮名)の所長が可愛がってくれるからと言って調子にのっちゃダメだろ」とか「他にも、もっと大事にすべき、世話になっている人はいっぱいいるだろ」とか、男同士の微妙なジェラシーに端を発するものでした。

 そんなときの私はいつも、「はい」「はい」と神妙に頷きつつも、料理への箸はとめず、心の中で「この刺身のハマチ、うんめぇ~」とか思ったり、

 お座敷の机の下で、自分の足のツボを押したりして、「この、足の甲の親指と人差し指の筋の間は、自分の指で押しても気持ちいいなぁ~」などと、外見は無表情で、心の中ではよがっていました。

         以上!

   ◇

 この頃は、文中にテーマを盛り込んでいませんね。

 ・・・2012・06

 スゴ六キャンペーンでひろしさんと共演しているカオリン、それにちょっとジェラシーを感じている鬼丸師匠、グッドアフタヌーン!

 私は、子供の頃、会社員のためのリーダー指南書などで、自分のタイプを戦国武将や大戦中の指揮官などに例える大人に「なんか身の程知らずで嫌だなぁ」などとシニカルな視線を向けていましたが、
 今や、私は、そんな大人になりました(笑)
 でも、信長やナポレオンなどは破天荒過ぎて、自分を重ね合わせられず、
 参謀クラスの石田光成や、日露戦争の秋山兄弟にあてはめてみもしますが、サブの方は、総じて自分の生活に厳しいストイックな方が多く、
 最終的に私は、「うちはうち!よそはよそ!俺は俺!」と、レンタル店にアダルトビデオを借りに行くのでした(笑)

   ◇

 このころ、投稿を始めたのかな?

   ・・・日付不明2012/03

 鬼丸師匠、カオリン、グッドアフタヌ~ン!
 携帯から失礼します!
 今日のテーマ「私をそこにハメこまないで!」についてです。
 数年前のことです。
 社員食堂で同僚(あまり親しくない男)と食事をしていたところ、私、突然にくしゃみがしたくなり、しかも、激しいくしゃみっぽかったので、慌てて、自分の口を上着で覆い、「ハクション!」と済ましました。
 我ながら、咄嗟においてはベストな対応でした。
 しかし、そばにいた同僚のカンに障ったようで、ちょっと声を荒げて言ってきました。
 曰く、
   一、「服でくしゃみを防ぐなんて汚い」
   ニ、「まず、そういうトコから直していこうよ!」
   三、「そんなんだから彼女が出来ない。」
 私は唖然としました。
「一」はいいとしても、「二」では、あたかも私が「ダメ人間」で、その同僚に日頃から教えを乞うているみたいじゃないすか!
 そして、「三」に至っては、私の私生活を勝手に決めつけています。
 全くけしからん独断と偏見の同僚です。
 ・・・いや、確かに、私、その当時は彼女いませんでしたけど。

   ◇

   ・・・2012/12/27

 鬼丸師匠、かおりん、グッドアフタヌ~ン!

 私の『グヘェ?私には理解できない、あの人のこだわり』です。

 昼下がりのラーメン屋チェーンは、お客が私以外にはいませんでした。

 私のオーダーを出した後、カウンターの中で、ベテランが新人に仕事を教えています。

「そのうち自分のやり方が出来てくると思うけど、最初は俺がやっている通りに頼みますね」

 なかなか良いことをいっているようでいて、こう言う前置きを語る人こそが、私の経験上 一番「グヘェ?」なヤツであることが多いです。

 すぐに、神経質な黄色い声が店内に響きました。

「キーッ! そこは俺、右から左に拭いたよね? 拭いたよね? なんで左から右に拭いたんですか!」

 どうも、そのベテランは、新人が新人である限りにおいて、全てを支配したいようでした。

「そこ! 俺は、椅子はテーブルからちょっと離すようにしています。いや、離しすぎ。ああ、いや、今度は入れすぎ」

「そのパンパンに入ってる割り箸はほどほどに抜いておいて! いや、抜きすぎ! そーう、そうそう」

「ダメ! それダメ! それは俺の美学に反します」

 全て、そのベテランの、意味のない不合理なこだわりに過ぎません。

 おそらく、他の時間帯のベテランとは異なるやり方でしょう。

 新人の表情は見えなかったですが、さぞや戸惑っていたことでしょう。

 私は、ただでさえ、チェーン店の規格の味気無いラーメンが、更に不味さ「増し増し」になりました。

 美学へのエゴなこだわりは趣味や芸術にとどめてくれーっ!

 以上!

            ・・・こりゃ、長過ぎるな^^;

   ◇

 ・・・2012/09/19

 鬼丸師匠、カオリン、グッドアフタヌ~ン!

 私の『人の行動を見て、ふと!気づくこと』です。

 今日70歳の誕生日を迎えた我が母親が、

 先ほど、私が朝食を食べる部屋の視界の片隅で、奇怪な動きをしだしました。

 女豹の様に、四つんばいの格好で背を反らしたり、壁にもたれて身体をクネクネしたりしていました。

「うわっ! けったいだなぁ。男を挑発してるみたいだなぁ。うへぇ~」と、私は見て見ぬ振りすることにしました。

 で、しばらくして、その、母親の気持ち悪い行動を、自分なりに解釈するに、

 母親は「身体の色んなとこが、歳相応の乾燥肌で痒かったのだろう」という答えしか導き出せず、それで納得することにしました。

 ・・・今、そのことについて母親に問うと、

「猫は身体が凝らないというから、猫と同じ動きをしたら、身体の凝りがなくなるかなぁと思って^^」とのことでした・・・。

 以上!

   ◇

   日付不明

 鬼丸師匠、かおりん、グッドアフタヌ~ン!

 私の『ギィ~っと、おじさんおばさんへの扉が開いた!と、思った瞬間』です。

 女の子を食事に誘うにあたって、10代では、それがなかなか言い出せなくて、

 20代では、女の子に色々と警戒されて、

 30代では、超警戒されて、

 今では、純粋に美味しいものが食べられると、女の子が安心して食事に応じてくれるようになってしまった40代です・・・。

 以上!

   ◇

 ・・・2012/12/18

 鬼丸師匠、カオリン、グッドアフタヌ~ン!

 私の『私はコレに過剰反応してしまうんです』です。

 ハゲ市アルシンド町在住の私は、近くで誰かの話す、とある単語に心が波立ちます。

 それは「ザビエル」と言う単語です。

 電車などで、テスト勉強でもしているのでしょうか、近くで、世界史の教科書を持ちながら話している女子高生などの会話に、この単語が出てくると、「俺か! 俺のことを噂しているのかっ! 符丁なのかあ!」と心中穏やかならざります。

 「ザビ」などと略されていると、私は、「ニックネームかよ!」と、更に気が気じゃなくなります。

 だから、電車などで、男子高生がガンダムの話などしようものなら、私のガラスの心は割れっぱなし。

「ザビ家の人の名前教えて!」

「デギン・ザビ」 バリーン!(聞いている私の心のガラスが割れる音)

「ギレン・ザビ」 バリーン!

「キシリア・ザビ」 バリーン!

「ドズル・ザビ」 バリーン!

「ガルマ・ザビ」 バリーン!

 おまけに、「ミドラン・ザビ」 バリバリーン!

 ・・・以上です!

   ◇

 ・・・2012/12/17

 鬼丸師匠、カオリン、グッドアフタヌ~ン!

 私の『おろ?間抜けだったあの人』です。

 私が中小企業で働いていた時のことです。

 その会社の社長は、やり手ではありましたが、感情の浮き沈みが激しく、私をはじめ社員は、いつもガミガミ言われて働いていました。

 ある日、会議に社長が遅れてきまして、い並ぶ社員の間を「遅れてスマン」の一言もなく、闊歩して登場!

 と、みると、社長が何かをズルズルと引きずっています。

 白い腸かと思い、最初は焦りました。

 目を凝らすと、なんと、それはトイレットペーパー!

 大きいほうをして、お尻を拭いたはいいけど、トイレットペーパーを断ち切らず、また、ちゃんとお尻からひっぺがしもしないまま、ズボンを引き上げてトイレから出てきたわけです。

 つまり、社長は、トイレットペーパーをヘソの緒として、便所と繋がっている
ようなイメージです。

 トイレでは、ペーパーロールがカラカラ回っていたことでしょう。

 それを見た、抑圧されし我々社員は、「なんたる間抜けなお人だ!」と、心をひとつにしたものです。

 以上!

   ◇

 ・・・2012/12/13

 鬼丸師匠、カオリン、グッドアフタヌ~ン!

 私の『外面は「ニッコリ」、内心ドロッとしているとき』です。

 私はビジネスライクな男です。

 辛いバイト作業を終えたら、一刻も早く職場を後にして、解放感を味わいたいタイプでございます。

 でも、毎回、あっさりと帰しては申し訳ないと考えているような社員さんに話し掛けられる。

「ねえねえ、ミドランさん、趣味はなぁに?」など、なんか合コンみたいなことや、
「AKBの誰が推しメン?」とか、しょーもないことを聞いてきたりする。

 私は、体の向きを、事務所の出口方向から、けしてそらさずに、でも、 顔にはフレンドリーな笑みを絶やさず、応対する。

 あまり話題が広がらないように、無難な返答を私がしても、
 ある一定の時間は、仕事で疲れた部下の心を、軽快なトークで解きほぐし癒してあげようと考えているらしい、その社員の話は続きます。

 私は、それが嫌で嫌で、いつも、笑顔とは裏腹に、心の中でこう思っています。
「あー、メンドくさい、はぁー、メンドくさい。結構です。そんなねぎらいは結構です。私ゃ、さっさと帰りたいのです。寒いなかでの作業でしたよ、内勤のあんたにゃわかるめぇ、風呂に入って、温まりたいのです。酒を飲みたいのです。テレビの前でゴロゴロしたいのです。ああ~、メンドくさい、♪はぁ~、どらり、どらりのドラえもん音頭~。 帰っていいか? もう、話終われ、帰っていいか、ええのんか、そんなに、ええか、ええのんか~!」

 もう、心の中は「ドロッ」のワンダーランドです!

 ・・・以上!

   ◇

   ・・・2012/12/12

 鬼丸師匠、カオリン、グッドアフタヌ~ン!

 私の『あの人を嫌いになったそもそもの切っ掛け!』です。

 あまり親しくない同僚(三十路前)とファミレスに行ったときのことです。

 私も彼も、ハンバーグセットを頼みました。

 それが、後に落語家として大成する、ソフトモヒカンの店員によって運ばれて来ました。

「いただきます!」

 私たちはそれぞれ、ナイフとフォークを握り、食べにかかります。

 しかし、視界の隅の彼が、なかなか、食べはじめません。

 何気なく見ると、彼は、おもむろに、ハンバーグをナイフとフォークで、十分割しはじめたのです。

 楕円形のハンバーグを横に1回、ガチョン!

 続いて、縦に4回、ガチョン! ガチョン! ガチョン! ガチョン!

 な、何してんだ、こいつ!

 彼は、ハンバーグを終えると、続いて、ライスの十分割です。ガチョン!×5

 つまり、彼は、ライスとハンバーグの配分を考え、それらをあらかじめ切り刻んでいた訳です。

 かなりのビジュアルショックです。

 幼い頃、母親が、ハンバーグをそんな風に、食べやすくしてくれた記憶がありますが、そんなものは、大人になったら、目分量で見当をつけて食べるものです。

 まあ、面倒臭がり屋が、最初にオカズを切ったりもしますが、皿上のライスをそうするヤツははじめて見た!

 こいつ、今まで、そのおかしさを指摘する友人に出会って来なかったのかよ!。

 私は一気に、なんか嫌になりました。

 ・・・以上!

   ◇

 ・・・2012/12/10

 鬼丸師匠、カオリン、グッドアフタヌーン!

 先々週の放送で、公開生放送に馳せ参じたリスナーが、ザキシマさんを、ゲストで来る予定の大野勢太郎さんと間違えた、という話がありましたね。

 実は、私、公開生放送に行ったとき、お二人の間をかいがいしく歩き回る人を、「随分、年配のADだなぁ。その位置に落ち着いちゃったんだな。ラジオのADって居心地いいのね」と勝手に推測してました。

 今 思えば、それが、現場の偉い人・ザキシマさんだったのですね。

 以上!

   ◇

 ・・・まだまだ続きます^^v

コメント (8)
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