完成度の高い作品だと、私はあまり語ることがないので、なんか、つれづれに記す。
似たタイプの良作『最高の人生の見つけ方』でも、私は感想を書くことに困ったんだよなぁ。
パラグライダー事故の後遺症の全身麻痺で、かろうじて首から上だけが動かせる状態の大金持ちのフィリップは、腫れ物に触るような周囲の対応に倦んでいた。
そこへ、ただ失業保険を貰う就職活動の証明書のためだけに採用テストを受けに来た黒人青年ドリスがいて、その飾らない態度に魅かれ採用するのだった。
ドリスもまた、フィリップの孤独な姿に、自分の価値を見出していくのだった。
・・・私のハンドルネームは、映画『ミッドナイト・ラン』から取られたのだが、その作品の監督 マーチン・ブレストは、この『最強のふたり』と似たテーマや構造の『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』の監督もしている。
『最強のふたり』がフランス映画であることを知らなかったので、最初は驚いたのだが、国を越えた『セント・オブ・ウーマン』のリスペクトと思えば合点もいく。
『セント・オブ・ウーマン』では、アル・パチーノが盲目の元軍人を演じていて(さすがにうまい!)、毒舌で、純朴な若者が振り回されていた。
『最強のふたり』については、きっちりとまとまっている作品なので、それぐらいしか語ることがないなぁ^^
おっと、フィリップの娘役が、小生意気で可愛かったぞ^^
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映画に関してのよもやま話を書いておく。
私は、<MOVIX昭島>のタダ券のポイントが二人分あったけど、使ってしまった。
<MOVIX昭島>では、映画予告の更に前に「ごはんかいじゅうバップ」が流されるのだが、あれはなんか、デザインなどのナゲヤリ感があって面白い^^。
で、それから、<ワーナーマイカル日の出>のポイントでの無料券が3枚ある。
<ワーナーマイカル日の出>では、映画の更に前に、イオングループの海外での教育ボランティアについての報告があり、カンボジア・ベトナム・カンボジアでの学校造りについて語られる。
今、その活動は、ミャンマーに移っているのだが、ミャンマーに学校が必要な理屈や、学校を作ってもらえた感謝の言葉を語るおじさんの顔が、役所広司にそっくりなので、皆、どうぞ見て楽しんでくれ!!!
あと、私、『宇宙戦艦ヤマト2199 第3章』を見逃してしまった、痛恨のミスだ。
特典のステッカーを、7章分、ヤマト型の台紙に貼っていくことになるのだが、3章のステッカーがないので、台紙の一部が、これにて欠けてしまうことになる・・・。
(2012/10/30)