『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[映画『図書館戦争』を観た(寸評)]

2013-05-07 17:17:36 | 物語の感想

☆予備知識がなく観ました。

 基本、私は、この、なんちゅうか、ライトノベルによく見られるような、例えば、生徒会や図書委員会、風紀委員みたいなのが一つの権力のように描かれるような作品が嫌いで、

 この作品も、その流れのものだと思っていた。

 そしたら、書籍にまつわる自由を守る図書館の防衛隊がクローズアップされてはいたが、一般社会の中での作品であった。

 そして、マジで戦争をはじめたのには驚いた。

 物語は、1アイディアで、「表現の自由が脅かされた世界で、その自由を守る限定された権限を持つ図書隊」の物語。

 その他は、普通のスポーツ熱血物と認識すればいい作品だ。

 が、原作者が有川浩で、私、この方には「阪急電車」でえらく感動させられたのだが、女性的なキメ細やかな情感を作品全体に施して、

 主人公である新人女性図書隊員の夢や恋が実に清々しかったし、演じる榮倉奈々が可愛かった。

 身長が高いのに、ロリ顔ですな^^

 また、そんな彼女を厳しくも見守り続ける上官役を、ちょっと歳を経た岡田准一が、実に味のある男として演じている。

 なーんか、この二人の関係が、「キャンディ・キャンディ」の、キャンディと、「丘の上の王子様」であるアンソニーみたいだなぁ^^

 あまりにも、表現の自由を過度に尊重しすぎたり、また、検閲勢力を悪に描き過ぎたりと、左翼チックなのだが、明らかに図書隊は、自衛隊の規律が重ねられるし、上司の台詞「正論は正しいが、正論を武器にしてはいけない」なんて、グッとする点もある。

 もうちょい、銃火器についての描写がマニアックであったら、面白かったかもなぁとは思った。

 アクションは、かなり激しく、臨場感があった。

 栗山千明は、う~ん、いつも「嶋田久作みたいだ」などと言ってすいませんでした、美しかったです。

 ちなみに、嶋田久作も出ていましたね^^;

                                           (2013/05/07)

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