何にも見たい番組がなかったので、先日お亡くなりになった三木たかしさんの追悼番組を見てしまいました。三木さんといえばテレサ・テンではありますが、他にもあらゆるジャンルの曲を書いてらっしゃるんだなぁと改めて思いました。「アンパンマンのマーチ」から「夜桜お七」まで。何気なく聴いていた曲の中に、実は結構三木さんが作られた曲が多いんですね。テレサ・テンに関して言えば「つぐない」「愛人」「時の流れに身を任せ」「別れの予感」と、今の若いOLさんでも結構カラオケで歌っている人は多いんじゃないでしょうか。カテゴリー分けすれば演歌になるんでしょうけど、あまり泥臭くないからそれほど抵抗なく歌っている人もいそうな気はします。曲としてはとても難しい「夜桜お七」もそうですよね。歌人の林あまりさんが作詞した印象しかなかったのですが、演歌初の16ビートの曲は三木さんによるものだったんですね。
演歌だけでなく、岩崎宏美や西城秀樹などなど当時のアイドルにも曲を提供していらしたわけです。思えば、ワタクシの世代が小~中学生の頃必ず見ていたと思われる「スター誕生!」の審査員でもありました。いわゆる歌謡曲とか正統派アイドルがいた頃の芸能界を牽引していた一人だということです。阿久悠さんや都倉俊一さんがいろんな曲を作り出していた時代です。1970年代ということになるんでしょうか。懐かしくも遠く過ぎ去ってしまった時代ではあります。ワタクシたちは「その頃はまだ生まれていませんでした」という人々と、今現在一緒に働く羽目になってしまっている。ジェネレーションギャップがないほうがおかしいわけですよね。
最近、その頃TVで見ていた人々、活躍されていた人々が鬼籍に入られたというニュースを耳にすることが多くなりました。個人的には、阿久悠さんが亡くなられた時に、歌謡曲の時代は終焉してしまったのかもしれないと思っております。残ったのは演歌なら演歌、ポップスならポップスというようにあまりにもカテゴライズされ過ぎてしまって、どの曲も見事に同じにしか聴こえなくなったという現実かなぁと思います。自分の音楽は自分で作る人々が増え、職業としての作詞家、作曲家がこれからどんどん減っていくんじゃないでしょうか。いくらワタクシが年を取ってしまったとはいえ、今の演歌を聴く気にはまったくならない。素晴らしい曲は後世に歌い継がれるとはいっても、テレサ・テンの歌った4曲みたいな歌を作れる人がいなくなってしまうのはちょっと寂しい気もします。
三木たかしさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
演歌だけでなく、岩崎宏美や西城秀樹などなど当時のアイドルにも曲を提供していらしたわけです。思えば、ワタクシの世代が小~中学生の頃必ず見ていたと思われる「スター誕生!」の審査員でもありました。いわゆる歌謡曲とか正統派アイドルがいた頃の芸能界を牽引していた一人だということです。阿久悠さんや都倉俊一さんがいろんな曲を作り出していた時代です。1970年代ということになるんでしょうか。懐かしくも遠く過ぎ去ってしまった時代ではあります。ワタクシたちは「その頃はまだ生まれていませんでした」という人々と、今現在一緒に働く羽目になってしまっている。ジェネレーションギャップがないほうがおかしいわけですよね。
最近、その頃TVで見ていた人々、活躍されていた人々が鬼籍に入られたというニュースを耳にすることが多くなりました。個人的には、阿久悠さんが亡くなられた時に、歌謡曲の時代は終焉してしまったのかもしれないと思っております。残ったのは演歌なら演歌、ポップスならポップスというようにあまりにもカテゴライズされ過ぎてしまって、どの曲も見事に同じにしか聴こえなくなったという現実かなぁと思います。自分の音楽は自分で作る人々が増え、職業としての作詞家、作曲家がこれからどんどん減っていくんじゃないでしょうか。いくらワタクシが年を取ってしまったとはいえ、今の演歌を聴く気にはまったくならない。素晴らしい曲は後世に歌い継がれるとはいっても、テレサ・テンの歌った4曲みたいな歌を作れる人がいなくなってしまうのはちょっと寂しい気もします。
三木たかしさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。