雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

売り切れ。

2009-05-20 20:23:54 | …and so on
本格的に東京の人々も新型インフルエンザの警戒態勢に入ったらしく、今日、帰宅途中にドラッグストアを2件覘いてみたのですが、両店舗とも使い捨てマスクが完全に売り切れていました。厚生労働省のWebサイトを見たのか何かのニュースで見たのかは忘れましたが、取り急ぎ2週間分のマスクを備蓄するようにといっていたので20枚は確保しましたが、やっぱりあと10枚は買っておけばよかったかなぁとちと後悔中です。そんなこんなでパニックに陥りかねないのだから、やっぱり群集心理は怖ろしいと思います。うがいや手洗いをして、人混みをなるべく避けていれば、そんなに怖いものではないと頭では理解はしているつもりですが、見えない敵(?)というのはやっぱり怖ろしいというか不気味だと感じてしまいます。

日本で流行が加速すれば、WHOもフェーズ6に引き上げることもあり得るとのこと。確かに、先週まではどことなく対岸の火事的な気持ちでいたのに、あっという間に今そこにある危機になってしまった感は否めないですからね。落ち着いて考えれば、大都市を抱える大阪や兵庫で200人強の罹患率なのだから、まだ、大流行とはいえないはずです。でも、数字というのは動かしがたい現実です。たとえ弱毒性のウィルスで、お薬だってきちんと効果があると理解していても、日を追うごとに数字が増えるというのは、やっぱりどこかで恐怖心を煽っている気もします。だからといって恣意的に情報を公開しなければ、それはそれでパニックに陥ると思うし。ここら辺は、情報を公開する行政側としてもかなり難しい判断をしているんでしょうね。

ワタクシのカイシャでも、もし罹患者が出たらどうするかメールが来ていました。保健所などから外出自粛要請が出たら、休暇を取らなくても欠勤扱いはしないとか、一人でも罹患者が出たら逐一本社に情報を上げろとか。先週ぐらいまでの通りいっぺんのうがい手洗いの励行メールなどと比べると、かなり具体的な指示が出てくるようになりました。現在は滋賀県ぐらいで止まっているようですが、ウィルスだって東へ西へ移動していくわけです。ウィルスが落ち着くまで大人しくしてろということで休校措置になっているお子さま方は、今日も繁華街をうろついていたんでしょうか。頼むから、マジで、働く大人の皆さまにこれ以上感染を拡大させないように、退屈なのはわかるけど家にじっとしていてくれと思う今日この頃ではあります