雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

着道楽。

2009-05-31 13:18:37 | …and so on
東京は昨日までの寒さは和らぎ、ちょっと蒸し暑くなってきました。気がつけば5月も今日で終わりです。6月というと梅雨入りの時期でもあるので、個人的にはあまりよいイメージがない。休日が1日もない悲しい月でもあります。8月も休日が1日もないけれど、8月は何といっても夏休みがありますからね。ところで、昨日出かけたときに傘をどこかに置き忘れてきたことが判明し、仕方がないので近所の雑貨屋さんで傘を購入しました。やっぱり昨日はあまりにも身体がだるくて、物事を忘れたり考えられなかったりしたみたいです。傘も、昔はブランド物の1本10,000円もする傘を購入していましたが、最近は、どうせ置き忘れたり壊したりするので、ブランドには全くこだわらなくなりました。1本10,000円でも500円でも、要するに顔が濡れなければいいわけですから。

ここのところデパートに近づかなくなったことにより、本当にブランド物からめっきり縁遠くなりました。やっぱりデパートに一旦足を踏み入れてしまうと欲しいものは山のようにあるわけです。あまりにも酷い扱いをしてぼろぼろにしてしまったCOACHのトートバッグとか、いい加減に買わないといけないと思いつつほったらかしている腕時計とか、23区とか自由区のお洋服とか。そうなるとデパートに行った途端に眼の色が変わってしまって、かなりの額のお金が全てバッグや洋服などに化けてしまう。君子危うきに近寄らずではないですが、最近はよっぽど必要に迫られたときでないと、池袋西武や新宿西口近辺のデパートにも近づかないようにしております。差し迫って必要なものでなくても、見てしまうと欲しくなるのが人間の常というものですよね。

ワタクシは基本的にあまりブランドに興味がないので(COACHのバッグ類だけは例外)デパートに行っても高級ブランドの店舗は素通りします。が、30代の頃は着ているものの8割方を買っていた23区と、そのお姉さんブランドに当たる自由区だけはどうしても素通りできない。30代の頃実家の母が遊びに来るたびに、23区に一体どれだけのお金をつぎ込んでるのかと呆れられたこともあります。年7~8十万は軽くつぎ込んでましたから。お酒も煙草も全く嗜まないワタクシの唯一の道楽だったといっても過言ではない。そこら辺だけは着道楽だった父方の祖母に似てしまったのかもしれません。体型が変わってしまわなければ、今でもそのまま23区や自由区ばかり着ていたのかも。ユニクロや無印良品の良さが分かるようになったのは、ある意味進歩ではありますよね。