雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

ぎっくり腰。

2009-05-29 21:05:58 | …and so on
今日も東京は1日中冷たい雨が降っていました。朝、カイシャの同僚からぎっくり腰で動けなくなったという電話があり、肩こりも大変だけどぎっくり腰はもっと大変だよなぁと思ってしまいました。ワタクシ自身は極度の肩こりから来ると思われる軽い腰痛はありますが、幸いなことにぎっくり腰になったことはありません。身近なところにも経験者は何人かいますが、瞬時にして激痛が走って動けなくなるみたいですね。ぎっくり腰になると這って回らなければならないといいますが、実際はもっと悲惨で、横になっても何をしても痛いのだとか。極度の肩こりの場合も確かに横になっても座っても立っても痛いですが、とりあえず歩くことはできるわけです。動けるか動けないかの違いはかなり大きいですよね。ぎっくり腰は仕事を休まざるを得ないですが、ワタクシの30年の肩こり歴をもってしても、肩の痛みに耐えかねて仕事を休んだという記憶はありません。

今日ぎっくり腰で仕事を休んだ同僚には小さいお子さんがいるので、仕方ないから自分のご両親にお子さんの面倒を見てもらっているらしい。小学生ぐらいになればパパやママが動けないということも理解できるでしょうが、就学前のお子さんだと確かに理解してくれないだろうし、食事その他子供をほったらかして寝てるわけにもいかないですしね。たまたま自分のご両親が近くに住んでいらっしゃったのは不幸中の幸いでした。ワタクシのように実家が九州とかだと、今日ぎっくり腰になったから今すぐSOSというわけにはいかないですから。そういう意味では、実家が遠いというのはうっとうしさがない反面、いざという時のHelpを期待できないので、不測の事態が起こったときは結構悲惨なのかもしれません。

ワタクシもぎっくり腰はないにせよ、インフルエンザで40度近い熱が出たなどというときだけは、おのれの実家の遠さが悲しかったりします。極端な話、突然心筋梗塞かなんかになって孤独死などということもあり得るわけです。東京でアパート暮らしをしている人間の常として、隣の人が何者かなどということは全く知らないので、近隣で良好なコミュニティを形成しているなどとはお世辞にも言えない。ある意味、東京人は本当に孤独なんだなぁと思います。それこそ小さい子供でもいて、幼稚園や小学校にママ友とかいるなら話は別かもしれませんが。自由気ままな生活を謳歌しているといえば聞こえはいいですけど、実際はそれほど楽しいことばかりあるわけでもないですし。とにかく、突然体を動かす時はくれぐれも腰に負担をかけないようにと肝に銘じた1日でした。