雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

ソフトランディング。

2009-05-19 21:16:03 | …and so on
今日まで虎ノ門で会議の予定だったので、いつもより早めに家を出て、東京メトロを3回乗り換えて8:30に虎ノ門の事務所に着きました。ところが、着いた途端にワタクシの事務所から電話がかかってきて、今日事務所で留守番予定だった同僚が、お子さんが熱を出してカイシャに来れなくなったので至急戻って来いと。本当に虎ノ門には5分もいないうちに、自分の事務所に戻る羽目になりました。会議を抜けられたのはめでたいことなれど、ワタクシは何のために地下鉄を3回も乗り換えたんだかと思うと、ちょっと哀しい気もしました。帰ってみると確かに人はいないし、メールボックスを開けると、1日留守にしただけなのに山のように調査もののお願い&督促メールは来てるしで、結果的には戻って正解ではあったんですけどね。

小さいお子さんが風邪を引いたとなると、時期が時期だけに親御さんとしては神経質にならざるを得ないんでしょうね。新型インフルエンザが東京に飛び火したという情報はまだ出ていませんが、遅かれ早かれ東京にも来ることは避けられないでしょうし。関西では、中学生や高校生がカラオケに繰り出したり繁華街をうろついているとニュースになっていました。何のために学校を閉鎖しているのか、根本的に理解していないみたいですが。それはそれとして、もっと年齢の低いお子さんたちのいる、特に共働きの人々は困るでしょうね。保育園や小学校が閉鎖されると親が休んで面倒を見ないといけないんでしょうが、おいそれと1週間も休めるカイシャなんてないですから。今のご時勢、下手したらそれでクビになるなんてことだってあり得ないとは言い切れない。

東京都の公式Webサイトをチラ見していたら、国(厚生労働省)に対し、もう少し柔軟な対応を求めたとか何とかいうPDFが載ってました。確かに、大阪や兵庫みたいに高校以下の学校、高齢者通所施設などを一律に閉鎖してしまうと、かなりパニックに近い雰囲気になってしまいそうですね。感染ルートを断つためには、大阪などが取った措置も緊急避難的に止むを得ないというのは分かりますが、肝心のお子さま方が街をうろついているのではあまり意味はない。ワタクシの同僚みたいに、理由はどうあれ、小さい子供を家に残して仕事にくるわけには行かない人々だって相当数いると思いますし。不幸中の幸いという表現が適当かどうかは分かりませんが、タミフルやリレンザもかなり効果があるとのこと。国や地方自治体には、その地域の実情にあった対策を打ち出していただきたいものです。