雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

ツワモノ。

2009-06-05 21:29:19 | works
昨日、今日と午後目一杯の会議でヨレヨレになっております。何で皆さんこんなに会議がお好きなんだろうとは思いますが、これも一応仕事だから仕方ない。ワタクシの部署が主催しているので、逃げ出すのもちょっと憚られます。が、正々堂々、平然と出ないおぢさんがいて、個人的にはアンビリーバブルです。あんたがいないでどうするの?という周囲の声も馬耳東風。見かねた上司が出席するように声をかけても、完全無視というツワモノです。ワタクシの部署が主催はしていますが、本来だったらそのおぢさんのほうで主催しなければならない会議です。ワタクシが今まで仕事をしてきたセクションでは、必ずそのおぢさんのポストにいる人が、司会進行その他もろもろを仕切っているのを見てきたので、今の事務所ではワタクシのセクションが仕切るというのを聞いて、最初はかなり違和感がありました。

属人的なことで仕事の仕切りを変えるのは、本当はあってはならないことだと思います。しかし、そのおぢさんはとにかくその会議は自分には関係ないと思っている人なので、仕方ないからワタクシのセクションで仕切ることになってしまいました。どういう観点で自分には関係ないと思っているのか甚だ謎だし、そもそもそんな人物をそこに貼り付けた人事も不思議ではある。周囲もわりと堂々とそのおぢさんに関しては非難も批判もしているんですが、本人は全く意に介していないらしい。かわいそうなのはそのおぢさんについてしまった部下の方々ですが、何ていうか、その部署は本来ならば結構重要であるにもかかわらず、今の事務所では全く機能していない状態なのです。今年の人事異動時も、そこの部下の方々を中心にしてかなり本格的な追い出し運動を実施したのだけど、引き取り先がないという非常に消極的な理由で残留してしまいました

ワタクシも個人的には無駄な会議は嫌いですが、それでも自分のセクションが主催する会議となれば資料作成その他もろもろやるわけです。心の中では無駄だなぁと思いつつも、根が小心者だし、とりあえずは権利を主張する前に義務を果たそうと思うし。昨日も今日も他にやりたいことはたくさんあっても、座ってなくちゃいけないなら黙って座ってる。全く分からない議論が飛び交っているなぁとは思うけど、それも仕事のうちだと思えば仕方ないと覚悟はするわけですよね。そーゆーことに頓着せず、わざわざ上司に出るように声をかけられてもきっぱり無視できる神経はある意味うらやましくもある。この人は、きっとストレスなんて全く感じてないだろうとミョーなところで感心します。周囲に無視されてもかまわないようなセクションではないので、今の事務所は、実はかなりの機能不全に陥っているのかもしれません。でも、クビにもならない不思議なおぢさんです。