雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

6代目。

2009-06-14 14:23:23 | tv&movie
昨夜、本当に何の気なしにCSのムービープラスにチャンネルを合わせたら「007カジノ・ロワイヤル」をやってました。6代目ジェームズ・ボンドがダニエル・クレイグに決まった時は、かなりのブーイングが起こっていたのは知っていましたが、実際見たわけではなかったので、劇場での評判その他も知らないままだったのです。で、昨夜初めて6代目ジェームス・ボンドを見たのですが、ダニエル・クレイグがカッコよくて思わず最後まで見入ってしまいました。5代目のピアース・ブロスナンは何度か劇場で見ていたのですが、いやぁ、何で決まった時にブーイングが起こったのか分からないぐらい、ダニエル・クレイグはカッコよかったです。6代目にはユアン・マクレガーという話もあったようですが、結果的にはダニエル・クレイグで大正解だったようですね。英国本国でも、大層評判が良かったらしい。

ワタクシは、もともとマッチョな人というのはいまいち苦手なのですが、あれだけきれいに筋肉がついていると、ある種の芸術品みたいな気もします。小説の007シリーズを読んだことはないので、彼が本当にジェームズ・ボンドのイメージにあっているのかどうかは良く分かりませんが、スタイリッシュとでも言えばいいのか、本当にこういうスパイがいるとも思えないけど、でもカッコいい。ワタクシなどは、ジェームズ・ボンド=ショーン・コネリーのイメージがあり、ピアース・ブロスナンもそうだったけど、英国スパイっていうのはかなり渋いんだなぁと勝手に思っていたのですが。女王陛下の007なんて、本当に渋そうじゃないですか。ものすごい武器は出てこない代わりに、PCやケータイで情報を処理する。いかにも今どきのスパイって感じでした。

007シリーズを見た男子は、アストン・マーチンを見て喜ぶんでしょうか。3,000万とかする車らしいですね。でも、あの車はカッコいい人が乗るからいいのであって、そういう意味では乗る人を選ぶ車のような気はします。あと、笑いそうになったのは製作したコロンビアがソニー傘下だからかもしれないけど、PCは全てVAIOでしたね。確かにいい宣伝になるなぁとは思います。世界中の人がVAIOを使うジェームズ・ボンドを見てるわけですから。今は、ハリウッドでも日本映画でもそうですが、タイアップした会社の製品がこれ見よがしに出てくる。その分、制作費も出しているということなのでしょうが。ともあれ、ワタクシの好きな俳優リストの中にダニエル・クレイグが入ったのは間違いない。デ・ニーロとかアル・パチーノとかの中に入ると彼が最年少(?)になります。「慰めの報酬」もDVDが出たら借りにいきます。