雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

上高地帝国ホテル。

2009-06-07 13:34:44 | …and so on
今日の東京は梅雨入り前の最後の晴れ間なのか、とてもいいお天気で夏のような暑さです。さっき買い物に出るときも半袖Tシャツ1枚だったのですが、かなり汗をかいて帰ってきました。最近は新陳代謝を少しでも良くしようと水を毎日1.5ℓぐらい飲むように心がけているので、ちょっと動くと滝のような汗が出てきます。後輩女子などの中には全く汗をかかない人もいるのですが、ワタクシは、とにかく身体の中から少しでも老廃物に出て行っていただきたいので、汗をかくのはいいことだと勝手に解釈しております。最近、またちょっと太ってきたのでカロリーゼロの水が一番いいのではないかと。水道水でもいいのかもしれませんが、ワタクシはほとんどボルヴィックを飲んでおります。いわゆるミネラルウォーターは、新しいものが出るたびに買ってはいますが、やっぱり個人的にはボルヴィックが一番飲みやすいと思います。

昨日、TVで上高地帝国ホテルの特集を見ておりました。長野県には全く縁がなく、したがって上高地近辺にも行ったことがないワタクシ。昔、やはりTVで冬の間は操業しないし、夏も予約が取れないホテルとして上高地帝国ホテルのことを知りました。以来20年近く、ずーっと憧れているホテルなのです。今でこそ、大阪にも帝国ホテルはあるし、東京・日比谷の帝国ホテルも格式は確かに高いけど、レディースプランなども充実しているので、むちゃくちゃに敷居が高いホテルだとは思わなくなりました。格式だけでは外資系のホテルと戦えないということだと思います。隠れホテルフリーク(?)のワタクシも、レディースプランなどでなら楽しめるようになってきたなぁと思うし。だけど、上高地帝国ホテルはやっぱり別格のような気がするのです。

昭和8年竣工というのだから、もう75年近く上高地に鎮座しているわけですよね。穂高連峰の湧き水がホテルの全室に引かれていて、当然、レストランで使う水もその湧き水なのだそうです。なので、メインダイニングでいただくフランス料理も一味違うということらしい。山岳リゾートの草分けという上高地帝国ホテルですが、そもそも標高1,500mのところに由緒正しいホテルがあるというのが素晴らしいと思います。山の中というと温泉旅館のイメージがあって、それはそれで風情もあるのですが。とにかく、この上高地帝国ホテルは、ワタクシ個人の死ぬまでには1回泊まってみたいホテルの結構上位にランキングされております。問題は予約を取るのが一苦労ということと、一人で行くのは侘しいだろうという危惧があること。誰か一緒に行ってくれる人を探すところから始めなければいけなくて、それはかなり険しい道程だったりするんですけどね。