雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

外資系。

2009-06-29 20:45:33 | …and so on
本日のワタクシは、これからやるべきことがたくさんあるのにげんなりして、心はすっかり現実逃避モードでした。マンダリン・オリエンタル、シャングリ・ラ、ペニンシュラと、ここのところ東京駅近辺にアジア系の超一流ホテルが立て続けに進出しているので、あー、どっか泊まりたいなぁなどと考えておりました。こーゆーホテルはお値段も超一流なので、そんなに簡単に泊まれるわけもないんですけどね。あと、これは欧米系だけどフォーシーズンズ東京丸の内。1つのホテルに1泊ずつしてざっと20万ですよ。どう考えてもおいそれとは泊まれないので、それぞれのWebサイトを見てはため息をついておりました。そんな暇があるんなら仕事しろ!という話ではありますが、何せ現実逃避モード全開の1日でしたから。ま、こんな日もあるということで。

アジア系のホテルのホスピタリティの方が何となく馴染めそうな気がするのはワタクシだけでしょうか。六本木や西新宿にある欧米系のホテルもいいなぁとは思うのですが、心なしかビジネスライクな気がします。西新宿では、ヒルトン東京やハイアットリージェンシーにも泊まったことはあります。昔からの憧れであるパークハイアットには足を踏み入れる勇気がないのですが。それぞれに悪くはないし、っていうか快適に過ごすことはできるのだけど、やっぱりアジア系のホテルに泊まってみたいと思う今日この頃。ただし、ホスピタリティ云々だけをいうのであれば、やっぱりオークラに勝るところはないとは思いますけどね。ワタクシ、アジア系のホテルに泊まったことがないのですよ。東京駅近辺にあれだけホテルがあると、ホテルがワタクシを呼んでいる気がして仕方ない。他人様が海外旅行などに出かける夏休みの時期に必死こいて働く予定のワタクシとしては、超過勤務を頑張って、皆さまが帰ってくる9月にマンダリン・オリエンタルに…とか目論んだりして。

問題は、マンダリン・オリエンタルにフツーに泊まるお金があれば、普段なら涙が出るぐらい高いと思う実家への飛行機代が出てしまうということです。何せ世界初の6つ星ホテルですからね。実家に不義理ばかりしているワタクシとしては、たまには顔を出さないとまずいかなぁとも思うわけです。マンダリン・オリエンタル1泊=実家に1週間。はぁー。外資系ホテルに共通して言えることですが、一体どこの誰が1泊6~7万もするところに泊まるんでしょう。庶民は不景気に喘ぎまくっているけれど、世の中にはお金持ちが確実に存在するようです。ここ何年かの外資系ホテル進出ラッシュを見ていると、庶民のあずかり知らぬところにお金はうなっているらしいと思います。ワタクシが東京駅近辺に行かなくなってしまっているうちに、丸の内も八重洲もビンボー人は相手にしないような街に変貌したらしい。現実逃避モードのボケーっとた頭でも、そのくらいのことは分かったのでした。