雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

アッシュブラウン。

2009-06-20 16:47:00 | …and so on
髪の毛が少しでも伸びると気になってしょうがないワタクシ。そこらへんの男子と比べても、まだ全然短いぐらいだったのですが、我慢できずに有楽町まで髪を切りに行ってきました。首や肩のためには、髪の毛をちょっとでも伸ばしてストール代わりになったほうがいいとは思うのですが、襟足が伸びてくるとうざっ!と思ってしまうのです。それにカラーリングしても伸びた分は白いわけで、あまり放っておくこともできません。白髪だけは確実に増殖しているので、いっそのこと真っ白になって007シリーズに出てくるM役の女優さん(ジュディ・デンチでしたっけ?)みたいになれると、それはそれでアレンジの仕方もあるのでしょうが。そこまでたどり着くにはあと20年ぐらいはかかりますねぇ…と、美容院のお姉さんと毎回同じ話をしております。

前回まではブルーブラックにカラーリングしてて、それはそれでとても気に入っていたのですが、ブルーは日本人が一番持っていない色素なので色落ちが早いのが難点でした。今回は、あんまり面白くはないけどと言いつつアッシュブラウンにしてもらいました。アッシュ系の色の方が、まだ伸びた白髪が目立たなくて済むらしいです。ワタクシの担当歴すでに7,8年にはなるお姉さんに、白髪は色がきれいに入るからいいんですよと慰めてもらいました。出不精のワタクシが、わざわざ有楽町まで遠征するのはそのお姉さんがいるからではあります。もっと近場の美容院を探そうかと思った時期もありますが、下手にカラーリングされると手が付けられなくなる白髪や、どうにもこうにも強力なつむじなどの説明を一からするのが面倒で、結局、すでに20年以上有楽町のその美容院に通い続けております。

椅子に座って「短く、楽に」というだけで、適宜カットからカラーリング、スタイリングまでやってもらえるのはありがたいことです。その間、ワタクシは普段読まない女性雑誌を読んだりシャンプー台でうとうとしたり。これもある意味至福の時ではあるわけです。美容院に行く前にお気に入りのカフェでランチしながら本を読み、終わったら有楽町駅前の無印良品をうろつくのもすでに習慣化しています。現在は、国際交流基金が企画した世界中の村上春樹作品の翻訳者によるシンポジウムを活字に起こした本が文庫になっていたので、それを読んでいる途中です。シンポジウムというと何となく難しいイメージがあるのですが、村上春樹という共通のテーマを世界中の人々が語り合っているのが面白い。それにしても、村上春樹は本当に世界中で読まれてるんですね。川端康成とか大江健三郎のようにノーベル文学賞を貰った作家ではなく、ワタクシがほぼリアルタイムで読んできた作家の本を世界中の人が読んでいる事実は、個人的にも結構うれしいものなのです。

とほほ。

2009-06-19 21:35:53 | …and so on
身体の後ろ半分がバラバラになりそうだったので、半ベソ状態でカイロプラクティックにいってきました。本当は家でPCなんかやっているから悪化の一途を辿っているわけで、自業自得ではあるのですが。骨を矯正する前に筋弛緩操作をやってもらうのですが、その時点ですでに痛いのです。筋弛緩操作というのは、文字どおり筋肉を緩めて骨を矯正し易くするための準備運動みたいなものです。やってもらっている方としてはマッサージと指圧を足して2で割ったような感じですが、先生がおっしゃるにはマッサージとは似て非なるものらしい。普段、さほど重症ではない時にこの筋弛緩操作をしてもらっている間は、気持ちよくて寝てしまいそうになります。ですが、ここのところ、ワタクシの後ろ半身(?)は超重症状態なので、筋弛緩操作でも場所によっては目から星が出そうになります。

最近は首と肩だけでなく腰もかなりひどい状態になっているので、先生に「強敵ですね」と唸られてしまいます。結局、どこかが痛いとそこを庇おうとしてヘンなところに力が入り、姿勢もおかしくなってぼろぼろ状態になってしまうわけです。あとは、ちょっとヒールのあるサンダルなんか履いちゃいかんということです。アシックスから出ているPedalaブランドの、歩いても疲れない(はずの)サンダルを履いているのですが、そもそもの姿勢が悪いのでちょっとでもヒールがあるとヘンな歩き方になってしまう。んで、よけいに後ろ半身がおかしくなってしまうみたいです。本当は、ニューヨーカーのようにスニーカー通勤をすればいいことは分かっているのですが、それも何だかなぁと思ってしまいます。ワタクシみたいに肩や首のこりが末期症状を呈していると、PCもケータイもお洒落な靴も駄目ということになってしまいます。もちろん冷房なんてもってのほかです。悲しいことに、今の時代にそういう生活をしようとすると、本当に山奥に籠もって隠遁生活でもするしかない。

カイロプラクティックに毎週5,000円もつぎ込む生活を、すでに3ヶ月以上続けているワタクシとしては、とにかく翌週の施術日までは痛みのない生活をしたいと思ってはいます。しかし、現実としては、先生と「とにかく5日間痛みが出ないことが目標ですね」という話をして帰ってきました。はぁー。金曜日の夜に施術していただいても、カイシャに冷房が入るようになってからというもの、翌週の火曜日には元の木阿弥状態になってしまうのです。冷房が入る前までは、1週間はどうにか痛みが出ない程度に回復していたのです。が、今のワタクシの状態だと、痛みが出始める間隔を1日ずつ伸ばしていくしかない。そうかといって、ワタクシのためにカイシャの冷房を止めてくれとはいえないし、それではワタクシ自身も暑くて仕事にならなくなる。カーディガンにストール、夜は湯船に必ず浸かる。頑張って自己防衛をしていくしかないですね。とほほ。

疲れたよぉ。

2009-06-18 20:39:28 | …and so on
昨日辺りから、何だか知らないけれど非常に疲れております。昨夜なんて、22:00には寝てしまう始末です。本当は1日ぐらい有給を取ってボケーっとしていたいのですが、子育て中の方々が子供のために休むといわれると、子供のいない人間は何となくカイシャにいなくてはいけなくなってしまいます。気にしない人(特におぢさん)は気にせずに休んでいるけれど、ワタクシはどうも自分が休みたいとは言い出しそびれております。タイミングの問題もあるんですけどね。疲れているから、明日は本当に休みたいなぁと思っていたのですが、子育て中の同僚が2人休むというので、電話番をしなくてはならない。泣く子と地頭には勝てませんし、一応KYではないという結果も出てしまったワタクシとしては、明日は電話番兼雑用係ということでカイシャに行く羽目になってしまいました。

何だかどっと疲れてしまったので、今日も早めに寝ようと思います。村上春樹のインタビューだけは読もうと思っているのですが、今ベッドに入ったら、すぐ爆睡できそうです。新聞は取っておけばいいだけの話ですし、それよりも疲れの方が勝ってしまいそうです。思えば、3月から全く有給を使っていないのでした。はぁー。来週こそどこかで休みたいなぁ。今週はあと1日なので、何とか頑張ります。それでは、おやすみなさい

ハードカバー。

2009-06-17 20:50:02 | books&magazine
昨日の雨はやはりゲリラ豪雨だったようですね。今日も降るかなぁと覚悟はしていたのですが、曇ってはいたものの雨は降りませんでした。夜のうちに降るのはまだ仕方ないとは思いますが、朝は曇りでもいいから、とにかく降らないで欲しいなぁと思います。一応、雨の日用にゴアテックスを使った靴があることはあるのですが、昨夜のようなゲリラ豪雨には全く役に立たず、ストッキングのつま先が濡れたままで仕事しなければなりません。当たり前のことですが、1日中気持ち悪くて、それでなくてもほとんどないに等しい勤労意欲がますます落ちてしまいます。ワタクシは基本的にはかなりずぼらな性格なのですが、ヘンなところでミョーに神経質だったりするのです。満員電車で濡れた傘が服に当たるのはしょうがないことではありますが、それで1日中ユーウツな気分になったりする。

さて、昨日の村上春樹のインタビューの続きは"中"ということで、やっぱり3日間小分けにして出すんだなぁと思いました。「1Q84」はハードカバーを買うかなぁとまだ迷ってはいるのですが。ワタクシは、仮に他人様から自分の人生に影響を与えた本を1冊選べといわれたら、間違いなく「ノルウェイの森」と答えると思うのだけど、その「ノルウェイの森」でさえハードカバーは持っていない。ただし(?)文庫本は上下2巻が実家にも2組ぐらいはあるし、今のアパートにも1組ある。5,6年に1度ぐらい必ず読み返したくなるので、そのたびに文庫本を買い、読み終わると実家に送るという繰り返しです。村上春樹でハードカバーを持っているのは「国境の南、太陽の西」と「スプートニクの恋人」だけ。あとはエッセイその他全部読んでいますが、みんな文庫本なのです。

何せ長い小説が多いので、ハードカバーだとあっという間に本棚を占拠してしまうということもありますが、持ち運びに不便なので何となく敬遠してしまいます。家で読む分にはいいけれど、通勤時とかカフェで読もうと思っても、ハードカバーを持ち運ぶ根性がない。ワタクシ、最近カフェで本を読むことが多いのですが、ハードカバーをわざわざ持っていって読もうとは思わないのです。ただ、文庫本になるのを待っているとタイムラグがかなりあるので、それは難点ではあります。他の作家のベストセラーにはあまり興味がないのですが、村上春樹だけは別格です。「海辺のカフカ」の時もハードカバーを買うかどうするか散々迷って、結局文庫本になるのを待ちました。でも、今回の新聞のインタビューを読んでいると、やっぱり待ちきれないかなぁとも思います。ワタクシ的にはかなり悩ましい問題なのです。

インタビュー。

2009-06-16 20:42:45 | books&magazine
東京は、現在ものすごい雨と雷でいわゆるゲリラ豪雨の真っ最中です。帰宅する時間帯も雨は降っていましたが、傘を差せば何とかなる程度だったので、早い時間帯に帰ってこられてよかったなぁと思います。今は、傘を差しても頭と顔を濡らさないで済む程度にしか役に立たないと思われるほど強い雨が降っています。梅雨に入ってから、雨が降るのは夜になってからというパターンが続いていて、通勤時に傘を差すのが憂鬱なワタクシとしてはうれしい限りではあります。10,000歩ぐらい譲って帰宅時に降るのは我慢できるかなと。…とか書いているうちに、少しずつ雨が上がってきた模様。どなたが命名されたのか分かりませんが、ゲリラ豪雨というのは言い得て妙ですね。確かに、一時的にある地域ではとんでもなく降るけれど、他の地域では全く降ってなかったりしますから。

さて、ワタクシは朝家を出る前に読売新聞をチラ見しているのですが、今朝の一面を見て驚いてしまいました。マスコミにほとんど姿を現さない村上春樹の写真がデーンと載っていたのです。読売新聞がインタビューに成功したとのことで、その記事を読んでいる暇はなかったので、帰宅してから読みました。「1Q84」がすでに100万部近く売れているらしいというのはネットで読んで知ってはいたのですが。村上春樹が大新聞のインタビューに答えたことなんてワタクシの記憶にはなかったし、いわゆる販売促進のためにマスコミに露出するような人ではないと思うので、本当にびっくりしました。インタビュー記事も1日では終わらないみたいで、今日は"上"ということになっていました。今日の記事では、村上春樹には一連のオウム事件を被害者と加害者の両方の側面からインタビューした本「約束された場所で」と「アンダーグラウンド」があるのですが、「1Q84」はそこが出発点になっているというようなことを語っています。

すでに100万部近く売れたという「1Q84」ですが、ワタクシは例によってハードカバーを買おうかどうしようか迷っております。でも、文庫本になるのを待っていると、あと2,3年は読めない。読売のインタビュー記事は、そういう意味ではワタクシがハードカバーを買うために背中を押してくれそうではあります。滅多にマスコミに露出しない作家が、あえて新聞というメディアのインタビューに答えているのです。やっぱり、これは今すぐ本屋に走ったほうが良いんだろうなぁと7割ぐらいは気持ちが傾いてしまいます。明日のインタビュー記事を読んだら、「1Q84」を読みたくなることは必至ではありますから。ちなみに、インタビュー記事自体はYOMIURI ONLINEではまだ読めません。ちゃんと紙媒体の新聞を勝って読めということなのでしょう。朝日の思想にいまいちついていけないという理由で読売にしているのですが、今回ばかりは読売でよかったなぁと思っております。


プロ意識。

2009-06-15 20:23:55 | works
今日の午後は、本社に出向いて中級者(?)のための接遇科研修でした。腰の低い、人当たりのいい方々ばかりではありましたが、研修自体は面白かったです。もっと、実際に即したロールプレイをやるのかと思っていたのですが、そもそも論としてのEQを使った自己分析から始まり、最後はクレーム対応のノウハウまで4時間みっちり研修を受けてきました。ワタクシは、予想通りモチベートとかソーシャル能力が低いみたいです。自分ではあまり気にしていなかったのですが、比較的ラポール能力が高いという結果が出ました。要するにKYではないということらしい。確かに、頼まれれば嫌とは言えない性格はKYの人ではないのかも。この研修に対するモチベーションはほとんどないに等しいし、選ばれし30人を5組に分け、グループ討議を交えての研修ではありましたが、激しく人見知りをするワタクシに社交性を求める方が無理なのです。

それでも、今さら接遇なんて…と斜に構えていたのですが、お客さまに接する時の意外な盲点などもあって、やっぱり研修を受けるのは悪いことではないですよね。個人的に面白かったのは、クレームとCS(顧客満足のほう)の関係です。クレームをつけるということは、その製品やサービスに対する期待感の表れだということ。クレームをうまく処理できれば、普通にものを買ったりサービスを受けたお客さまよりリピート率が高いというのは、何となく目からウロコのお話でした。たまにいるクレーマーは別にすると、受けたサービスなどに不満を抱いてもそれを言わずに、次からは黙って他のところにいくほうが手っ取り早いわけです。それを、わざわざ時間とお金をかけてクレームにしていただけるのはありがたいことだと。クレームを受けると、ワタクシたちもやっぱり人間だから面倒だなぁとか思ってしまいがちですが、内心はともあれ、そこでニッコリ笑って頑張れるのがプロだと。

たまたまその時にめちゃくちゃ忙しいとか体調が悪くて仏頂面をしたいときでも、お客さまにはこちらの事情が分かっていただけるわけではない。99回頑張っていたとしても、気分の悪い応対をしてしまった残りの1回に出くわしたお客さまにはその印象しか残らない。それが、例えばインターネットに書き込まれでもしたら、カイシャのイメージがとても悪いものになって、大袈裟に言えば世界中に流失してしまうわけです。そーゆー話を聞くと、今の社会で仕事をするのはとても神経や頭を使わなければいけないんだなぁと。内実がどうであれ、お客さまの前に立つときはプロに徹しなければならない。これは接遇の基本中の基本で、それこそ新人の頃から耳にタコができるぐらい言われてきたことではあります。でも、ワタクシ自身も時々忘れてしまっている時があります。プロに徹することを改めて確認できて、頼まれて嫌だと言えなかったといういきさつはあるにせよ、4時間研修を受けた価値はあったかなぁと思いました。

6代目。

2009-06-14 14:23:23 | tv&movie
昨夜、本当に何の気なしにCSのムービープラスにチャンネルを合わせたら「007カジノ・ロワイヤル」をやってました。6代目ジェームズ・ボンドがダニエル・クレイグに決まった時は、かなりのブーイングが起こっていたのは知っていましたが、実際見たわけではなかったので、劇場での評判その他も知らないままだったのです。で、昨夜初めて6代目ジェームス・ボンドを見たのですが、ダニエル・クレイグがカッコよくて思わず最後まで見入ってしまいました。5代目のピアース・ブロスナンは何度か劇場で見ていたのですが、いやぁ、何で決まった時にブーイングが起こったのか分からないぐらい、ダニエル・クレイグはカッコよかったです。6代目にはユアン・マクレガーという話もあったようですが、結果的にはダニエル・クレイグで大正解だったようですね。英国本国でも、大層評判が良かったらしい。

ワタクシは、もともとマッチョな人というのはいまいち苦手なのですが、あれだけきれいに筋肉がついていると、ある種の芸術品みたいな気もします。小説の007シリーズを読んだことはないので、彼が本当にジェームズ・ボンドのイメージにあっているのかどうかは良く分かりませんが、スタイリッシュとでも言えばいいのか、本当にこういうスパイがいるとも思えないけど、でもカッコいい。ワタクシなどは、ジェームズ・ボンド=ショーン・コネリーのイメージがあり、ピアース・ブロスナンもそうだったけど、英国スパイっていうのはかなり渋いんだなぁと勝手に思っていたのですが。女王陛下の007なんて、本当に渋そうじゃないですか。ものすごい武器は出てこない代わりに、PCやケータイで情報を処理する。いかにも今どきのスパイって感じでした。

007シリーズを見た男子は、アストン・マーチンを見て喜ぶんでしょうか。3,000万とかする車らしいですね。でも、あの車はカッコいい人が乗るからいいのであって、そういう意味では乗る人を選ぶ車のような気はします。あと、笑いそうになったのは製作したコロンビアがソニー傘下だからかもしれないけど、PCは全てVAIOでしたね。確かにいい宣伝になるなぁとは思います。世界中の人がVAIOを使うジェームズ・ボンドを見てるわけですから。今は、ハリウッドでも日本映画でもそうですが、タイアップした会社の製品がこれ見よがしに出てくる。その分、制作費も出しているということなのでしょうが。ともあれ、ワタクシの好きな俳優リストの中にダニエル・クレイグが入ったのは間違いない。デ・ニーロとかアル・パチーノとかの中に入ると彼が最年少(?)になります。「慰めの報酬」もDVDが出たら借りにいきます。

買っちゃいました。

2009-06-13 15:53:17 | …and so on
今日、ちょっと用があって午前中出かけていました。用を済ませて、カフェ飯して帰る電車に乗ったとき、突然、何が何でもケータイを買い換えたいというものすごい衝動に駆られてしまいまして。あと2週間待てばボーナスが入るし、それからでも…という理性の声をなぎ倒すほどの衝動で、家の最寄り駅に降りるとATMに直行、現金をおろしたそのままの勢いでDocomoショップになだれ込んでしまったのです。確かにケータイは今期こそ買い換えようと思っていたし、ソニー・エリクソンの機種が出ないことはネットで確かめてはいたので、いずれにしろPanasonicだなぁと目星はつけておいたのですが。4年半落ちのソニー・エリクソンは、ワンセグ機種が出回る直前に買ったのでTVが見れないのは事実ではあるけれど、別に通話とメールには何の支障もなかったのです。電池だってちゃんともっていたし。それなのに電車の中で、今、絶対に買い換えなければと思ってしまったのです。

ネットでチラ見ぐらいはしていたものの、ほとんど何の予備知識も持たずに、気がつくとDocomoショップのカウンターに座っておりました。Panasonicの出たばかりの夏モデルを買うことに決め、貯まっていたプレミアクラブポイントで5%ぐらいは安くなったのでまあいいかと。ワタクシは、基本的に買い物には迷わない人なのです。良くも悪くも即断即決。ケータイぐらいまではほとんど迷わずに買ってしまいます。その代わり白物家電などの大きい買い物はなかなかできないんですけどね。久々の超衝動買いです。何でなのか自分にも全く説明できないのですが、今日は本当に天啓みたいなものが閃いてしまいました。今、充電が終わったところなので、これからいろいろカスタマイズして遊ぼうと思います。基本的にはTVもカメラも使わないと思うのですが、案の定、実機を見てしまうと上位機種が欲しくなり、結局primeシリーズを買ってしまったので、使いこなさないと損ですしね。

前のソニー・エリクソンの時も知人から「宝の持ち腐れだ」とからかわれていたので、たぶん、今度も冷やかされることにはなるのですが。だからといってらくらくホンを使うのはあと20年ぐらい先でも良いかなぁとは思う。ワタクシの女性上司はかなりのケータイ依存の人で、勤務時間はさすがにデスクにしまっていますが、お昼休みとか残業時間にはかなりの頻度でケータイをにらんでいる。ワタクシは仕事中はケータイをロッカーに入れっぱなしでも全く平気なので、上司から不思議がられています。これ以上肩こりを悪化させたくないというのもあるし、どちらかというとPCの方が使い勝手もいいなぁと思う。移動時間とかまで情報をにらんでいる気がしないのかもしれません。そこまでして必要な情報って、実はあまりないような気もするし。やっぱりprimeシリーズは宝の持ち腐れになるのかなぁ。そうならないよう、一応の努力はしてみようと思います。

お坊ちゃま方。

2009-06-12 21:57:16 | …and so on
身内で喧嘩してる場合じゃないんじゃないの?と思ってしまいます。この間、草剛を「最低の人間」呼ばわりした某大臣が、監督する郵政会社社長の人事が気に入らないとか何とかかんとかで、すったもんだの挙げ句、結局大臣をお辞めになりましたね。上司の命令は、それが自分の意に染まないものであったとしても聞かなければならないというのは、組織人であれば、それこそ今年入ったばかりの新人でも知っているルールだと思うのですが。辞表を叩きつけても、別に議員としての身分まで剥奪されるわけではないところが、庶民とは違うわけです。要するに、食べていくのには全く困らないから、自分の気に入らないことがあれば大臣でも辞められる。政治家というのはそーゆーもので、だからこそ選挙前の1ヶ月やそこら土下座してまわっても痛くもかゆくもないということでしょうか

庶民は辞表を叩きつけたいような出来事があっても、仕事を辞めてしまうことで明日からの生活に困ると思えば、理不尽な上司の要求でも無理難題でも黙々とこなしていくしかない。東京・文京区の大御殿でお育ちになったお坊ちゃまとは違うわけです。そして、この一連のごたごたをを実のお兄様が率いる政党から批判されているのだから世話はない。これこそ茶番劇の見本みたいなものだと思うのですが、いかがでしょう。それでなくても高いとはいえない内閣支持率が、敵失とか外部要因でようやく上向いてきた最中の出来事です。さすがのお坊ちゃま総理も、なかなかに頭を痛めていらっしゃるんじゃないかと思います。身から出たサビではあるので、如何ともし難いと拝察はいたしますが。それにしても内閣がこんな状況では、不景気の中、歯を食いしばって働いている下々の声が届くとは到底思えない。

国内でもめている余裕など、この国の政治家センセイには全くないはずなんじゃないかと思う今日この頃。金さんちは、国連が自分たちに不利なことを言うようなら、またいつでもミサイルも打つし核実験もするもんねと恫喝に近いことを繰り返している。日本海を挟んだお隣にこんな物騒な集団がいるのです。弱毒性とはいえ、新型インフルエンザもいつの間にかフェーズ6に引き上げられ、国内でも感染地域が拡がっている。経済問題も含めて内憂外患なのです。お坊ちゃまの皆さまにはそれがお分かりにならないらしい。止めるといっていた議員の世襲は、前の総理の息子が出るからという理由でグズグズになっている。政治家って本当にオイシイ商売なんだろうなぁと思います。世襲議員が全て良くないのかどうかは分かりませんが、世間の白い目もお構いなしの内閣のグチャグチャさを見ていると、どーでもいいからちゃんと仕事しろ!と怒鳴りたくなりませんか?

一人大反省会。

2009-06-11 20:32:10 | works
ワタクシは根が小心者なので、基本的に他人様に頼まれごとをすると断れないという悲しい性格をしております。どんなに仕事であたふたしている時でも、お願い!といわれてしまうと何だかんだと引き受けてしまって、頼んだ本人が帰った後に残業していたりすることもあります。最近はそれでもかなり図太くなり、この人困ってるなぁ…と思っても、自分に余裕があるとき以外は見て見ぬふりをしているのですが、何となく後味が悪い。後になってあの時助けてあげればよかったかなぁなどと、頼まれてもいないことに対してまで、一人大反省会を開いたりするのです。自分には関係ないことにはとことん無関心なおぢさんの図太い神経を、ちょっとでいいから分けていただきたいと思うこともあります。一人大反省会などというのは、精神衛生上まことによろしくないわけで。

さて、昨日、ワタクシの上部セクションの人から、外部講師を招いて接遇研修を実施するのだけど、受講者がいまいち少ないので何とか人を出してもらえないかと頼まれておりました。接遇だから新人がよかろうと思って打診したところ、そこの部署の上司に「うちの新人は忙しいゆえ、そんな研修に出す暇はない」と直々に断られてしまいました。接遇というのは、ある程度の年齢になってしまうと、たとえ傍から見てて疑問符がつくような人であっても、研修でどうこうできるものではありません。打診したいおぢさんが何人もいることはいるのですが、あんたの接遇がなってないから研修でも受けて根性を叩き直せ、とも言いにくい。結局、頼まれて嫌とは言えない人間が負けてしまうわけで、嫌な予感どおり、ワタクシが出ることになりました。その日は別の打ち合わせがあったので、今回はお断りする正当な理由もあるからなぁと思っていたのですが、上司から「頼むから行ってきて」と言われてしまい。

社会人として仕事をはじめて20数年。何で今さら接遇研修なんか受けなければいけないのか、かなり真剣に自問自答してしまいました。打ち合わせは上司が何とかするから…ということになったのですが、いい加減に嫌なものは嫌だと言おうぜとまた一人大反省会。ところが、今日研修受講者名簿が来たのですが、それを見て思わず笑ってしまいました。どう見ても、あなたが接遇研修を受ける必要はないでしょうみたいな、普段から礼儀正しくとても腰が低い人々の名前がずらっと並んでいるのです。どこも事情は同じなんだなぁと思いつつ、ならば、この研修を実施する意味があるのか?と考えてしまいます。まあ、接遇中級者(?)を上級者にするための研修だと思えばいいかと。ワタクシ自身は、天秤座的八方美人的全方位外交はマジで卒業しないとなぁと思う今日この頃。一人大反省会の種は尽きないのです。