京都府の旧美山町や京北町には今でも茅葺民家が残る。
特徴は入母屋造りで雪が降るので勾配はきつく端正である。
棟に神社の千木や鰹木のような棟飾りが乗っている。
民家の場合はカラス脅しとか鞍と呼ばれている。
江戸時代には入母屋造りは、庶民には禁止していたところもある。兵庫、大阪北部や京都、岡山と鳥取の半分は入母屋。
千木の棟飾りは関西より東(東北まで)では見かけない。
10月、11月に行くとススキの穂は白くなる。冬になると風で飛んでなくなる。
茅葺の材料になるススキや葦、かりやす,荻の穂はすべて白くなり冬の風に乗り種が運ばれる。