懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

島根県安来市郊外

2012年01月20日 | 懐かしい物


茅葺き民家の撮影に出雲や斐川平野に行くときに安来郊外の農免道をよく走った。
茅葺き民家の撮影に高速道路は使わない、使うにも高速道路も無かった。
国道9号線が一番判りやすいが生活道路で市街地をはしるので渋滞で走らない。 
国道9号線から5キロほど南下したところに並行して出雲まで農免道が走っている。
この道は便利であった。信号は無いし交通量は少ない。
しかし、道は一直線ではなく県道、県道と併用しながらの道路である。
余り便利な道路にすると高速道が出来た時に利用者が増加しないおそれがある。
安来市伯太町の県道102号線から分かれ農免道になる。
このあたりの道路は白鳥道路と呼ばれている。
冬になるとシベリアから飛来して米子の水鳥公園をねぐらにしているコハクチョウが日中餌を求めて飛んでくる。水鳥公園から10km離れていて飛行訓練にもなっている。
30羽、50羽の群れが落ち穂を食べている。
ここの白鳥には人が一切餌をやらない。人が手助けをしないので数も増える事はなく1100羽くらいで均衡している。雪の少なく餌がある地域では自然のままがよい。
東北の最上川の河口の白鳥などどんどん数が増えいる。
栄養過多と過密で鳥インフルエンザーに罹り壊滅するのではと心配している。出水の鶴に付いてもいえる事である。
大型の鳥が飛来するためには送電線や鉄塔、高層建築が無い事である。
障害物が無いことも白鳥が飛来する条件であろう。

そんな安来市郊外の風景をお送りします。











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