寒波襲来で積雪量を言うのに、青森県酸ヶ湯温泉と山形県大蔵村の肘折温泉が引きに出される。
私が東北に行くのは5月だが雪は厚く残っている。
酸ヶ湯(すかゆ)は名の通り酸性が強く顔を洗うと目が痛い。
温泉に1円アルミ貨を入れると、何日かすると溶けるそうだ。
火山の温泉地では酸の強い所は沢山ある。
草津温泉、雲仙温泉、蔵王温泉、地獄谷のある所は酸性強い。
酸ヶ湯は八甲田山系にあり標高890メートル、現在は青森市に編入されている。隣は十和田で10キロくらいしか離れていない。同じ火山帯である。
十和田と八甲田の道は、両脇から木が迫り緑のトンネルだ。紅葉や新緑は綺麗だろう。
酸ヶ湯温泉は男女混浴の千人風呂が有名。風紀が乱れ隔壁を置いた時期がある。家内は女風呂に入った。
肘折温泉は山形県大蔵村にある。500メートルの標高か
山間集落の茅葺民家が残る。撮影の傍ら温泉に入る。
集落の最後に100戸くらいの肘折温泉街がある。
私は温泉に入れないので、家内に小さな容器に飲める温泉を汲んできてもらう。
家内の使ったタオルを匂う,少し硫黄泉の匂いがする。
温泉は五感で感じるものだと思う。
- 視覚 (濁り具合 白濁、酸化鉄 錆び色、泥色 透明、浮遊物 泡 )
- 味覚 (舌 これが一番分かり易い。酸味、塩分、不純物 )
- 臭覚 ( 匂い 硫黄臭 酸化鉄臭)
- 触覚 (肌ざわり ヌルヌル ツルツル ピリピリ )
- 聴覚 (気泡 、噴出音 滝落下音 )
温泉は熱源があること水がある事が必要だ。それに断層などの割れ目がないと湧き出ない。火山があっても難しい。富士山や浅間山の周囲には大した温泉はない。
火山灰や噴石が厚すぎるのだ。
別府のように500メートル位の山だが、どこからでも鉄管を打ち地込めば噴出するところもある。
NHKブラタモリは温泉地を巡り参考になる。
道後温泉は火山の熱でなく地底の温かい湯が割れ目から出ている。
有馬温泉はプレートと摩擦熱で温められた湯がでている。瀬戸内海の火山は昔の火山なので熱はないと説明があった。
箱根の大涌谷は熱はあるが水がない。池から水を引き人工的に熱源と接触させ温泉をつくっている。温泉製造装置
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