撮影場所 岡山県新見市
春、桜の咲く頃にミツマタの花が咲く。
茅葺民家、川と共に撮影する。
ミツマタ、楮(こうぞ)、ガンピが和紙の原料だそうだ。
紙幣の原料はミツマタである。何度折っても破れる事がない。
和紙は木の皮を使うが西洋の紙は木を粉砕した繊維、パルプから紙を作る。
ミツマタは沈丁花科で共に三又でよく似ている。違うのはミツマタは落葉性。沈丁花は常緑樹である。共に皮は剥きやすい独特の臭いがする。
沈丁花は移植を嫌う成長が早いので挿し木をした方が確実だ。寿命は15年くらいと短い。ミツマタも寿命は短いのか寿命になる前に刈り採り皮を剥くのであろう。
昔は農家の副業として植えていたが現在は9割がネパール中国からの輸入だそうだ。
紙幣に需要はあると思うが国産は岡山、島根、徳島で栽培されているだけだそうだ。
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