懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 その9 枚方市の民家

2012年10月29日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 大阪府枚方市

大阪府内の茅葺民家の情報は他府県に住む者にとっては得にくい。
やはりネット時代である。
ネットの情報を見逃さずひとつひとつ拾っていけば貴重な情報がえられる。
茅葺民家か茅葺民家画像で検索すれば一杯出てくる。いただけないのは自分が投稿したのが数多く残っている事である。

枚方市に茅葺民家があると聞いて門真I/Cで降りて一般道で目的まで走る。
大阪の街中を走るのは田舎者に取っては苦手である。
しかもカーナビは付けずに走っている。地図を見ながら苦労しながら走るのはイライラ、ハラハラしながらは老いた脳にはたどり着いたあとは心地よさよ。
歳をとると不便、苦労を楽しむ事も必要かと思っている。

枚方市の茅葺民家が残っているだけあって周囲の民家は昔ながらの日本家屋が多く落ち着いた町並みが残っている。日本瓦に板塀の家が多かったように思う。
目的の茅葺民家は大和棟で重厚感のある民家である。
土塀も味わいがある。大阪北部は入母屋造りだがこのあたりは奈良に近いので大和棟がみられる。
奥さんが華道の先生をされていて入りずらい玄関の構えだ、それでもここまで来た以上、話を聞きにお邪魔した。歳とともに厚かましさに磨きがかかる。
聞くは一時の恥とばかりに話をお聞きした。
もう一軒裏の方に大和棟の茅葺民家がありますよと教えてくれた。
同じ苗字なので親戚であろうとおもった。



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