懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 桜のある風景 その2

2012年04月19日 | 茅葺き民家
茅葺き民家と桜のある風景を投稿します。
茅葺き民家と桜を撮るにはそのシーズンに行かないと撮影できないので難しい。
桜の開花は年によって二週間くらいの幅があるのでタイミングを合わすのが難しい。
今年は弘前などではゴールデンウィークの人の一番多い時になりそうだ。
私は身体にハンディがあるので人の多い時、多い場所には行きたくない。

茅葺き民家に桜を入れて撮影する事は余り意識して撮ってこなかった。
私の知人で茅葺き民家を撮影している人のホームページには花と茅葺き民家の一杯でている。
カタクリの咲くところに茅葺き民家うらやましい限りである。
「秋田の茅葺き民家」で検索してください。

投稿した写真の撮影場所はすべて山形県











蒸気機関車  混合列車

2012年04月18日 | 蒸気機関車
撮影場所 肥薩線吉松駅(鹿児島県)

吉都線を走って吉松駅に到着した混合列車 
混合列車とは同じ機関車が客車と貨物を牽引する列車でローカル路線に見られた。
客車が一両か二両しかない時に貨物も一緒に連結して走った。
吉都線や肥薩線で運行されていた。

とくにこの地域は鹿児島県、宮崎県、熊本県が隣接していて峠もあり県を越えての乗客は少ない。

国鉄からJRになって貨物が分離され貨物便が衰退したのでみられなくなった。

C5534号は宮崎県で働いていた頃、蒸気機関車を撮影を始めた頃に宮崎駅で出会った機関車だけに思い出がある。
プレートに形式名が入っていてマニアには人気のあるプレートであろう。

NHKの番組で吉松駅に保存展示してある蒸気機関車を定期的に清掃するそうだ。
メンバーは元国鉄マンやマニアだそうだ。掃除の後は焼き肉をしてビールで親交を深めるそうだ。
国鉄の機関士をしていた人の話では仕事のあとに走行した蒸気機関車の石炭ガラを使いホルモン焼をするのが楽しみであったそうだ。





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茅葺き民家  小屋も茅葺き

2012年04月17日 | 茅葺き民家
撮影場所 岡山県加茂町(現在は津山市)

中国地方には小屋も茅葺きで隣接して建っている家を見かける。
二軒並ぶ家に出合うとやはりうれしい。

小屋は農作業の機械や資材を置いてある。作業場を兼ねたところもある。
小屋とは別に漆喰の土蔵を建てている家もある。土蔵は財産を火災などから守るため耐火構造にしている。
広島県には畑脇や山中にも資材用の茅葺き小屋を見かける。こんなのがかえって懐かしく感じられるものである。
東北などど寒い地域は曲がり屋や中門造りにして作業が室内でできるようにしている。
私も茅葺き民家は数多く撮影してきたが農作業をしていく上で小屋や蔵がどのような役割をはたしてきたのかを見ていない。茅葺き民家を撮ったと言っても外観だけ撮影して何もわかっていないのに気付いた。
各地方、地方の民家を類型的に並べてみて違いを見比べて見る事である。









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昭和の古い町並み写真展 その19 「運ぶ」 岡山県倉敷市玉島

2012年04月16日 | 昭和の古い町並み写真展
昭和の古い町並み写真展 その19 「運ぶ」 岡山県倉敷市玉島

この写真は今年一月に行いました昭和の古い町並み写真展に展示した65点のなかから順次投稿しています。
今回のテーマは運ぶに関する写真を掲載しています。

魚の行商の女性が手押し車に魚を乗せ行商している風景を本人に了解をもらい撮影させてもらった。
写真展をしている時に県庁に勤めて人が見に来て「この行商の女性を知っている」と話し始めた。
自分は10歳くらいだったが行商に来ている姿をよく見ていた。この女性の息子さんは70歳代で近所に住んでいて健在だと教えてくれた。
息子さんに電話してくれたそうだ。数日して息子さん夫婦が写真展を見に来てくれ感動してくれた。82歳まで行商をして88歳で亡くなったと話してくれた。

この時は自分の記録写真もたまには役に立つものだと感じた。

後ろの民家は岡山県南部の形をよ残している。
本瓦葺きに虫篭窓(むしこまど)漆喰壁、ナマコ壁
岡山の民家は漆喰で防火をしているのでウダツが発達しなかったのかと思われる。

鉄道 セーラー服の風景

2012年04月15日 | 鉄道
撮影場所 高徳線志度駅 香川県

駅から降りる学生の通学風景を撮影した。

海軍の水兵さんの襟付きの服を女学生の学生服にしたセーラー服

最近はめっきり減った。それでもスカートだけは変わらない。

何故女性だけスカートなのかと疑問におもう。

ズボンの方が活動的でスカートのめくれを気にすることないし冬は暖かいしいいと思うのだが

しかし、最近は看護師さんも女性でもスポンが多くなった。

男の立場からするとやっぱりスカートがよかったなとおもう。


高齢の女性とはなしていたら女学生の頃は勤労動員で工場で働くためモンペに作業服姿だった。

スカートの履ける入学式や卒業式で大変うれしかったと話していた。

スカートなら行動が制約されるので仕草が日本女性らしくなる。

五月に福島駅で新幹線を待つ間、スカートとスポンの数をチェックしたら39対108スポンが圧倒的に多

かった。

撮影した当時の駅は木造で板張りのまま駅前にきベンチがありダルマポストと公衆電話があった。

ダルマポストも公衆電話も姿を消して駅舎も新建材で味わいのない風景になってしまった。

地方の鉄道は斜陽化して学生の通学の足としての要素がつよい。






茅葺き民家  斜面に生きる

2012年04月14日 | 茅葺き民家
撮影場所 岡山県吉備中央町

全国の茅葺き民家を訪ね歩いている。
人々はいろいろな地形や環境の中で家を建てて暮らしている、
山間部は平野は限られている、分家の三男四男になると厳しい土地に家を建てざるを得ない。
故郷を離れるにしても家や親戚とのつながりをなかなか断ち切れない。
現金収入の少ないまま林業や土木作業の労働者として現金を得るしかない。
茅葺き民家を通して日本の山間地域の暮らしや生活、高齢化、過疎化の現実を見る機会になっている。








昭和の古い町並み写真展 その18 「運ぶ」 岡山県倉敷市玉島

2012年04月13日 | 昭和の古い町並み写真展
昭和の古い町並み写真展 その18 「運ぶ」 岡山県倉敷市玉島

倉敷市玉島の新町と呼ばれるところには古い町並みがそれなりに残っている。
地元では町おこしで売り込みをしている。ナマコ壁の倉庫は今は喫茶店に改造され音楽演奏もすると聞いた事がある。
モンペ姿で姉さん被りでリアカーを引く女性を撮影した。
モンペ姿で姉さん被りの女性も見掛けなくなった。
この格好は一昔前ならば極普通に見られたが今では服装自体が文化遺産の領域である。
今の60歳、70歳の人は田舎くさい恰好はしない。

リアカーも見掛けなくなった。
写真展をした時にリアカーを見かけなくなったと話しをしていたら家内の友達がうちはまだ現役で使っているとの事、軽トラの入れないところは藁などを乗せて使っているそうだ。
今度モンペに地下足袋に麦わら帽子姿でリアカーひいてもらたい写真撮影会をやりましょう、誰が一番似合うかコンテストしようと談笑した。

リアカーは後ろの荷物を引くのでリアーとカーの和製英語です。
日本には和製英語が沢山ある。新しい商品が出来ると日本人に分かりやすような言葉を作ってしまう。英語だと日本人には発音も記憶もしにくいものがあるので和製英語で取説やパンフレットを作る。パソコン用語にもホームページなどのように和製英語がある。

乗りものに関する和製英語をあげてみる。
ベビーカー、ダンプカー、オートバイ、ウインカー、クラクション、パンク、バックミラー、ルームミラー、ハンドル、ジェットコースター、スピートダウン、フロントガラス、オープンカー、ガソリンスタンド

蒸気機関車  石積み鉄橋

2012年04月12日 | 蒸気機関車
撮影場所  伯備線備中神代と布原信号所間

石灰列車の回送列車、新見から足立までの回送
足立にはターンテーブルがないので先頭で牽引するため逆向き運転
逆向き運転は時速45km/hに制限されているのでダイアの空いている時間帯に走行。

蒸気機関車時代には石積み鉄橋やレンガ積み鉄橋が残っていたようだ。
現在でも石積み、レンガ積み橋脚は残っているようだネットで検索するとマニアが沢山写真を投稿している。
川の流れが撮影できる場所が面白い。かなり上流の川となるが








茅葺き民家  桜のある風景

2012年04月11日 | 茅葺き民家
桜の開花はおくれていますが各地で満開を迎えている。

茅葺き民家と桜のある風景をお送りします。
民家には桜を植えるのを嫌う風習がある。
狭い土地ては大木になること強い剪定が出来ない事、毛虫が多い事、大木では日陰になる落ち葉が出る事が挙げられる。桜は華やかなため遊び人が出来ると嫌う家もある。

田舎の茅葺き民家は敷地も広く桜を植えてある家に出合う。
そんな中から西日本の民家を中心にお送りします。


兵庫県篠山市


島根県奥出雲


島根県奥出雲



三重県伊賀市

昭和の古い町並み写真展 その17 「運ぶ」 岡山県早島町

2012年04月10日 | 昭和の古い町並み写真展
昭和の古い町並み写真展 その17 「運ぶ」 岡山県早島町

昭和40年代は省力化の時代であった。
肉体労働の軽減と生産性の向上を目指して機械化、自動化がされた。
工場はもとより建設現場、輸送現場、重機作業、農作業、家庭でも省力化の機器が導入された。
建設現場もユンボやブルドーザー、レッカー車、農作業もコンバインや田植え機、軽トラックが普及した。
労働力の不足、労働賃金の上昇もありマテハン作業(マニュアル ハンドリングの略)の軽減が課題であった。

株価も省力化銘柄として重機メーカーの加藤製作所や多田野鉄工、小松製作所が買われた。

そんななかでも旧態以前の肉体労働の運搬作業が残っていた。「運ぶ」ではそんな光景を投稿します。

早島町で見かけた光景、大八車に段ボールを乗せ運搬している。
大八車の語源は大人八人分の荷物を運んだ等の諸説があるようだ。
昔のは木の車輪に鉄輪したものであった。これは車輪をタイヤに変更しているので振動もなく楽になっている。