今日、30日は日本記念協会が制定した今日の記念日を検索すると『初恋の日』になっていた。
初恋と言えば誰もが浮かぶのは、島崎藤村の詩『初恋』ではないだろうか。
この記念日は1896年(明治29年)の10月30日、島崎藤村が「文学界」46号に「こひ(恋)ぐさ」の
一編として初恋の詩を発表したことを記念する日、なのだそうである。
制定したのは藤村ゆかりの宿の長野県小諸市の中棚荘。
藤村と言えば暗記させられた詩・『小諸なる古城のほとり』 雲白く遊子悲しむ
緑なす繁は萌えず・・・
大好きだった。 それに田舎娘が、美しくも心が震えた詩・・『初恋』
(本物そっくりな林檎ってわからないでしょ? ウォッシュアウトをすれば・・・)
好きだった舟木一夫がこの詩を歌っていた(年代がばればれやん!)けれど、
純真無垢な田舎娘はその歌を聞くと、主人公になってしまいとろけてしまうのでした。初恋・・初めて人を恋する
恋・・ある異性にあこがれ、慕う気持ち
誰にもあるはず。 いつが? どれが初恋なのでしょう。 私? さぁ・・。
高校の時、文芸誌「潮音」に載せた詩。
初 恋
あなたの姿が遠くに見えただけで 頬は燃える
あなたの声がかすかに聞こえただけで 胸はときめく
あなたがそばにいると言うだけで 音が聞こえるほどに高鳴る胸
あなたの手が少し触れただけで 熱いものが身体を流れる
目を閉じれば あなたの顔が見え
風が吹けば あなたの声が聞こえ
それだけで なぜかしら頬に熱い涙が伝う
あ・・逢いたい・・
この胸の痛み 閉じ込めた想い
やさしく解きほどいて・・
今日はまた『香りの記念日』でもあるのです。 あなたの初恋は? どんな香り?
どんな味だったのでしょう・・
『初恋の日』なんだか素敵ですね。 内緒でそっと思い出すのもいいかも知れません。
この「初恋の日」の記念日のことを、兵庫県にお住まいのよーさんがとても詳しく書いておられます。
舟木一夫さんが歌われた「初恋」のMIDIも聞く事ができます。 是非どうぞ。
その他、色々な記念日書いておられますので必見です。 私もまた寄せて頂こうと思います。http://blog.goo.ne.jp/yousan02/e/47dfa3a29e043da818a57623446b5aa2