日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 初恋の日 *

2005年10月30日 | 詩・エッセイ・短歌・小説


今日、30日は日本記念協会が制定した今日の記念日を検索すると『初恋の日』になっていた。

初恋と言えば誰もが浮かぶのは、島崎藤村の詩『初恋』ではないだろうか。
この記念日は1896年(明治29年)の10月30日、島崎藤村が「文学界」46号に「こひ(恋)ぐさ」の
一編として初恋の詩を発表したことを記念する日、なのだそうである。
制定したのは藤村ゆかりの宿の長野県小諸市の中棚荘。

藤村と言えば暗記させられた詩・『小諸なる古城のほとり』  雲白く遊子悲しむ
緑なす繁は萌えず・・・
大好きだった。   それに田舎娘が、美しくも心が震えた詩・・『初恋




(本物そっくりな林檎ってわからないでしょ? ウォッシュアウトをすれば・・・)


好きだった舟木一夫がこの詩を歌っていた(年代がばればれやん!)けれど、
純真無垢な田舎娘はその歌を聞くと、主人公になってしまいとろけてしまうのでした。

初恋・・初めて人を恋する  恋・・ある異性にあこがれ、慕う気持ち

誰にもあるはず。 いつが? どれが初恋なのでしょう。 私? さぁ・・。
高校の時、文芸誌「潮音」に載せた詩。

          初 恋

  あなたの姿が遠くに見えただけで 頬は燃える
  あなたの声がかすかに聞こえただけで 胸はときめく
  あなたがそばにいると言うだけで 音が聞こえるほどに高鳴る胸                         
       あなたの手が少し触れただけで 熱いものが身体を流れる

     目を閉じれば あなたの顔が見え
     風が吹けば あなたの声が聞こえ
     それだけで なぜかしら頬に熱い涙が伝う

     あ・・逢いたい・・
     この胸の痛み 閉じ込めた想い
     やさしく解きほどいて・・
  

     

 

今日はまた『香りの記念日』でもあるのです。 あなたの初恋は? どんな香り? 
どんな味だったのでしょう・・

『初恋の日』なんだか素敵ですね。 内緒でそっと思い出すのもいいかも知れません。

 
この「初恋の日」の記念日のことを、兵庫県にお住まいのよーさんがとても詳しく書いておられます。
舟木一夫さんが歌われた「初恋」のMIDIも聞く事ができます。 是非どうぞ。
その他、色々な記念日書いておられますので必見です。 私もまた寄せて頂こうと思います。
http://blog.goo.ne.jp/yousan02/e/47dfa3a29e043da818a57623446b5aa2