早朝から友人と出かけた。 雨なのに気温は暖かいのがやはり春。
夫は友人や息子や娘達と大阪場所千秋楽の朝、鳴戸部屋の稽古を見に行く計画。
ひろとやなつめが元気に育つようにと、若の里関や稀勢の里関に抱っこしてもらうのである。
そんなみんなの楽し場面を恨めしく思いながら友人と四方山話。 降っていた雨も昼にはやんだ。
友人から、定年後仕事から離れ毎日家にいても無趣味な旦那さんの愚痴を聞かされる。
午前中は団地のおっちゃんたちでお茶しにファミリーレストランへ、午後は家でTV鑑賞だとか。
背景は赤い椿でも、一羽の鳥がなぜか侘し気に見え。
せっかくなので友人と別れて一人大阪城公園を少し歩いてみた。
雨があがったばかりで、空はどんより撮影にはいただけない、見苦しさはご容赦。
私には今の時期、桃はまだしも梅や桜、ことに杏や白梅の花とか区別がつかない。
こぶしの花はいい場所をみつけるのにひと苦労である。
子育ての若い時は自分の楽しみや、やりたいことは後回しにしていたので家を離れる頃は
これからは私よとばかりにやりたいこと、それまであれとこれと溜め込んでいたからわくわく。
TVを見ることしか無いと旦那さんの事を言彼女、実は似た者夫婦で黙ってTV見ていても、
それがお互いのくつろぎで苦痛でなければいいのではない? 私はそんなの駄目だけど。
夫はどれだけ趣味を持っているのだろうか、若い時からその勢力は衰えていない。
昔は午前さまも不足に思って友人にも(もう誘うのはやめてください)などと、思わず言ったことも。
歳をとってきた今は私が先に逝っても退屈はしないと思う。 (そんな話を時々する)
友人も沢山いるし・・むしろ今、友人には感謝である。
きっと幸せな人生だと思う。 きっとこんな感じかも。