夫の用事に便乗して、子守りのなつめを連れてちょこっとUSJへ。
なつめは入場すると「わ~、わ~USJ」と初めて来たかのように何度も叫びながら興奮する、いつも。
お目当てのポップコーンを入れ物いっぱいにしてもらうと、途端に静かになり黙々と食べ始めた。
涼しいショップの中や、屋根のある木陰へ移動しながら夫が来るのを待った。
暑い! けれどどんどん人が増えてくる。 炎天下を歩いている人たちすでにお疲れモード。
何を見るでもなく1時間半で帰った。
パートの次女をひろい買い物、3時から神戸の一人暮らしの婦人の好きな、塩鮭入りのお寿司や、
お惣菜あれこれ、(母さんの料理はこんなに手早いんだぞ)とばかりに、張り切り過ぎちょっと目まい。
夕刻5時半頃、次女夫婦を連れ神戸へ、夫の手術証明のボルト写真や快気の祝い料理持参で。
娘夫婦はHAT神戸のベビーザラスへ、私たちは婦人と母の日以来の対面である。
「何やのんその髭」夫の髭に即反応、「いやぁ、もうついでや。 それがみなええんちゃうと言うしやなあ」
(だから本人は気を良くしているわけ、いややって最初は言ったが、もう見慣れたけれど)
すぐさま「おかん、見て」傷跡を見せ、A4サイズのボルト写真、母の日に撮った写真を見せながら、
楽しくひと時を過ごす、神戸の母と。 暑いのに、足がふらつくのに、私たちの為に西瓜を買ってくれていた。
そう言えば今年初物、もとても甘くて美味しい西瓜。 初物食べて、みんな長生きしよう。
2ヶ月あまりの積もる話聞いてあげたり聞いてもらったり。 時の経過に表情が更に柔らかくなる。
頭がふわふわしたり手の痺れが始まったり、会う度に少しづつさまざまな症状が加わったりする。
かかりつけの病院が歩いていける距離だからいいが、一人暮らしはどんなに不安だろうかと心が痛い。
足が弱られたが少しづつでも歩けるからいいが、今の高齢者医療への不安も感じておられる。
打ち合わせ通り8時前に娘夫婦が迎えに来てくれ、婦人はなつめを膝に写真を撮った。
家庭を持つことがなかった婦人は、曾孫がいてもおかしくない年齢である、嬉しそうだ。
来た時には「おばちゃん、こんにちは」 帰りには「気をつけてね。 ありがとう、どういたしまして」
教えても無いのに、おじぎしながら話すなつめのしぐさにいっそう目を細めて笑顔になられた。
母の日に炊き込みご飯のおぎりを沢山冷凍にして持って来たが、あれが気に入られたようで、
「あれが大好き、あれはいいわ、後1つ大事に残してんの」 それはリクエストなのだと嬉しく察知。
「お盆は帰省しないので、沢山作って持ってきますね、そのときにはエアコンの掃除もしますから」
電話では届けられないものや心。 来て良かった・・外は蒸し暑いがとても心地良い帰路だった。
田舎の友人が今夜は来年の還暦の会の中間報告&飲み会(後が主?)だと言うので、
メールしたら、見覚えのある男性とツーショットの写真を送ってきた。
(わ~・・懐かしい・・1月2日には同級生の皆さんに会える・・40の厄年以来20年ぶりに・・)
最近、少しづつ頭の中で自分なりの還暦の祝いの様子をシュミレーションしながら心待ちしている。
もちろんみんなの顔は、20年前のまま年をとっていないが。