日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 結婚記念日・・幸せ編 *

2008年10月10日 | 雑感


                         セイ君より

   千葉の妹が「旦那さんがTVに出るかも・・」前日メールがあったものだから5時に台所へ降りた。
   サイドボードの上に! 夫と私の似顔絵の額とピンクと水色の封筒が並べておいてあった。
   ピンクは次女から、水色は展君からの手紙だった。

   次女からは、末っ子で甘えたで小さい時から家族のみんなに助けられて育ったけれど、
   なつめが生まれてからやっと自分に自信が持てたように思う、今も色々助けてもらっているけれど、
   その中でもっともっと妻らしく母らしく強くなれるようにがんばるから見といて欲しい。 
   いつかはお母さんのように・・。 40周年50周年と、みんながお祝いできるように元気でいて欲しい。
   もし二人がよぼよぼになっても、歩くことが出来なくなっても、家族みんなで支えて行くから安心して。
   お母さんが頑張って3人産んでくれたお陰で、力強い家族が沢山増えたから。
   最後は、これからもおやじとお母さんにいっぱい幸せが訪れますように・・と結んであった。

   水色の便箋には展君から
   ”父さんへ”いつも元気で、スポーツ好きな父さん、健康には十分気をつけて、特に腰は大切にしてください。 
   ”母さんへ”いつも美味しい料理となつめの面倒を見て下さりありがとうございます。
    体調に気をつけてあまり無理をしないで下さいね。  これからもずっと仲のいい夫婦でいて下さい。 
   これからもずっと孫たちの元気なじぃじ、やさしいばぁばでいて下さい。
   
   涙をふきながら読んだ。 
   私たち夫婦の似顔絵だって事前に頼んでいた訳、いつそんな企画をしていたんだろう・・。

   妹も今日が結婚記念日、お互いにおめでとうのメールを交わした。
   姉からもメールがあり、そして母からは電話が入った。 
   「幸せで迎えられたのも、お母さんのお陰よ」言うと、「何もしてやれなかったのに、母さんも幸せよ」
   お互いに褒めあって感謝しあって段々涙声になって行く・・最近の傾向。

   娘がパートに行っている間、なつめの子守をしながら、コトコトおでんを煮た。 みんなに食べさせたくて。
   夕方愛ちゃんとひろとを迎えに行き、セイ君宅へお邪魔する。
   何やらひろとが紙袋を持って長女に渡す、愛ちゃんもこそこそ・・。

   部屋に入るなり、またいつの間に・・35周年 おめでとう・・そんなボードで主賓席が出来ている。
   セイ君が有名なお店の中華料理を用意してくれていて、おでん色に大きな彩を添えてくれた。
   展君は仕事で遅れるし、息子はいつもの如く仕事で参加できないそんな状態の中お祝いが始まった。
   30周年は、私と夫、娘2人の4人で丹後の日浦温泉一泊、車で出かけた楽しい記念の旅だった。
   
   5年の間に、長男、次女、長女と子供たちが結婚、長男と次女のところに子供が出来てもう2歳。
   しかしこの5年間、喜びごとの間には、悲しく辛い事柄もあった、書けないような事がらがいくつも。
   けれど長女夫婦を筆頭にみんなして考え、みんなして対処し、なんとか乗り越えることが出来た。

   孫たちへの教育とは・・夫婦が、親子が、兄弟が・・家族みんなが仲良くすること、これが一番。
   そんな姿を見ながら育つ孫たちの、心の中にはよどみは生まれ無いと思うから、みんながんばろう。

   おなかいっぱいになった後には、お待ちかね愛ちゃんご自慢の手づくりケーキ。 
   今日が仕事のお休みだったのに、ひろとはお休みにせず保育所へあずけて作ってくれた。
   ひろと、せっかくのママとの楽しい1日をとってごめんね。


セイ君より

     孫たちの楽しみもあって、ろうそくをふー・・ 40周年も50周年もお祝いが出来ますように。 

    こんなお祝い事の度に、家族はパティシエ愛ちゃんのケーキ、どれだけ味わったことだろう。 


セイ君より

   ケーキを切り分けたところで、サプライズ! ひろとが花束と・・長女が丁重に包まれた風呂敷き、
   目録(もしや・・)「お母さんが想像しているようなものではありませんから!」セイ君が言うとみんな大笑い。
   記念にみんなで旅行でも・・なんて以前から話していたが一泊は息子は無理。
   だから(私たちに温泉でも・・)なんて思った訳。 
   中味を開いて・・絶句・・最後まで読めなかった。 泣けた、読んだ夫も男泣きした。
   息子が10年勤めている法善寺横丁のお店へ招待・・VIPカーでの送迎つき(セイ君の愛車Golf!)
   最後に子供、孫も参加させていただきますのでご了承下さい・・と、子供や孫の認印つき。
   こう言うことの堪能な長女作成である。 泣けた・・なんと言う私たちは幸せ者なのだろう。
   息子がお世話になり育てていただいて10年、お礼に伺わせていただくのが当たり前なのだろうが、
   敷居も何もかも高くて・・1泊するくらいは・・、親の心いっぱいにみんなで考えてくれて有難い・・。
   愛ちゃんのお父さんとの顔合わせで、家族みんなして始めて寄せていただいてから2度目になる。
   料理人、息子の働く姿も見ることが出来る訳で、私たちには最高のプレゼントである。

   母が広島県中ではおこがましいので、「生口島中で一番の幸せ者じゃ」と、ことあるごとに言うが、
   私はまねして「大阪市中で一番の幸せ者やわ」って言おう。 

   もう胸がいっぱいで幸せに包まれた夜。 子供たち・・生まれて来てくれてありがとう。
   いえ、母は物よりも何よりも、知らないところでみんながそれぞれにふさわしい事がらを持ち寄り、
   こそこそ考えて企画しているその、こそこそ・・が何よりも嬉しいのである。
   夫はあまりの嬉しさに、最初で最後と言いながら自分のブログに家族写真を載せた、よほどなんだろう。 
   気づくのが遅かったが、夜中一番下の妹からもおめでとうのメールが入っていた。
   みんなが誕生日や記念日に電話する、こんな習慣は母から継承された我が家の大切な宝物。
   35周年は珊瑚婚式だそうである。  ここまでくると、もう大丈夫かな・・。