今朝7時20分のリムジンバスで、長女は天保山から関空へ向かった。
4日夫とサプライズで帰国し、中6日・・あっと言う間の滞在だったが毎日意欲的に動いてくれた。
今日はお鏡開き、お鏡餅をさげてお餅を割りそれを焼いておぜんざい等に入れて食べるのだ。
今は三宝までついた簡易的なお鏡で、中にひとつづつパックされた小餅が入っている。
これが売り出されるまでは、昔ながらのお餅の二段重ね。 11日には硬くなってひび割れたりしたものだ。
当たり前だがそれがまたお正月から日が経ったと言う味でもあった。
今はひび割れる心配はないが、味気ない。
あずきを買っていたので朝からお鍋でことこと煮て、おぜんざいを作った。
残念ながら長女には食べさせることが出来なかった。
おぜんざい・・とは言ってなかったが、夕方次女一家が保育園のお迎えの帰りに寄った。 展君は用事でお休みをとっていた。
「お鏡開きやから、おぜんざい持って帰る?」 「自転車やから、よばれて帰るわ」
そうこなくっちゃ。 夫と2人ではね・・
夫には悪いが、みんなと一緒にお先にいただいた。
七草を珍しく逃した私は、これも欠かしたことは無いが「これはきっちりしないとね」と言おうとしたら・・なつめが・・
「ばぁば、七草出きひんかったから代わりにおぜんざいはちゃんとしたわけやね」
ギョギョ! 6才がこんなこと言うか!
「おばさんやわなっちゃん」と次女が言った。 ほんまにそうやわ、おばちゃんが言うなら分かるが。
ほんとおかしなこ。
人の耳をさわりたがる子供らしいクセがあるが、レモン好きでレモンは普通にかじる、酢の物好き、ゆず茶を飲む、それにお醤油フェチ。
そしてうちへ来ると必ず温かい飲み物をリクエスト、田舎から送ってくれる”ふるさとレモン”「温かいの作って」と言う、夏でも。
来たら必ずアイスを食べたりするのに、飲み物は温かいもの 身体を冷やさないからいい。
生まれた時は健康を案じたほどの子だったのに、次女に似て結構風邪にも強い、健康に育つだろうなぁといつも笑いながら見ている。
おばさんと言うのは、いいものである。 長女も子供の頃から良くすることが古くさいと言われていた。
その古臭い・・は貴重だ。
私が行事ごとを大切に思うのは、小さい頃からそれを大切にしてきた母を見てきたから。
当たり前のように身についていて、行いみんなで味わうのも、”家族の和”に繋がるからである。
なつめもきっとママになった時、お鏡開きにはおぜんざいを作って「無病息災やで」そう家族に、子供に言いながら味わうことだろう。
今朝、息子一家は遅いお正月休みで、愛ちゃんの妹さん一家のいる福岡へ行き、鹿児島のお姉さんも合流することになっている。
長崎のハウステンボスへの旅行に、新幹線で発った。
お鏡開き・・今年はたけないだろうから、帰ってきたらおぜんざいを持って行ってやろう。