日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 甦り・・ *

2006年06月25日 | 花や木


◆くちなし(梔子) 茜科  花言葉:洗練・清潔・優雅・喜びを運ぶ・とても幸せ

アメリカでは、男の子が初めてのダンスパーティーにガールフレンドを誘い出すとき、
胸飾りに贈る花。 
ロマンチックな香りが広がる恋の花。 

くちなしの花の香りが漂うとき、四年前の六月夫が入院した時の複雑な思いが甦る。
癌と言われ癌でなかった安堵の思いと、改めて健康を感謝する思いでもある。
また私がひとときでも複雑な思いをした、同じ六月に。

一日雨、屋上のプランターや鉢植えの植え替え、雨に濡れながら。
本当ならこんなこと、出来なかったかもと思いながら・・。

 ◇ クチナシの 強き匂ひの 一瞬に 鼻孔を穿ち 白き花見ゆ   
                                      髭彦さん
 

 
               * 紫陽花今日の一枚 *


* してやられた・・! *

2006年06月24日 | 花や木

私の公園散歩』と言うブログに出合った、花菖蒲を検索した時に。
堺市にある白鷺公園の花菖蒲、グレーのテンプレートに紫やうす紫の花がとても鮮やかだった。
密かに行って見たい・・とそんな気にさせてくれていた。

夫は半ドン、空きの午後や休日は家にじっとしておれない人。
類は類を持って集まる・・と言うが、展くんも全く同じなのだ。
どこかへ・・必ず言うから、ならば白鷺公園へ行ってよ。 気温はぐんぐん上昇、暑い!!
2ヘクタール200種類、10、000株、ちょっと・・と言う事で妊婦さんと展くんはダイアモンドシティへ。

迷いながらやっと駐車場へ、園内に入る。 日射病対策まで書いていてくれていたので帽子に日傘。
時期は遅いかと思ったけれど、名残りの花や池には蓮、犬も暑そう・・ハァハァ。



いつの間にか夫の姿は無く、(まぁいいや、こちらは勝手に・・)と花を物色。
30分もいただろうか、夫が「帰るで・・」 「え~、あっちにあづま屋あるのよ~あっちに行きたい」
「あいつらが待ってるて」 「そうなん・・え~・・まだどれほども撮ってないのに~」

菖蒲の向こうの白い蓮の蕾がいっぱい。 朝には、ぽんってみんな咲くのかな。
菖蒲の前の芝生には、ベンチがいくつも置いてある。
いっぱい咲いているときに、ベンチに座って眺めたらどんなにいいかな・・。





私不満、すごく不満。 沈黙で、次女夫婦のいるダイアモンドシティまで。 
「早かったやん・・」 「え? 電話したんじゃないの?」 「してへんよ」

やられた! 自分だけさっさと写真撮って、嘘ついたんや! 許せない!

夫は良く人に言う、「この人は人が一緒にいると言うことが、まったく頭に無い人やねん」
力を込めて言うのだ、いつも。

私の公園散歩』は昨年の10月から始まっていた。
カテゴリの白鷺公園を拝見したときに、歩いたあの道、まだ歩き足りていない道の、秋から春、
そして夏へとめくるめく自然の移り変わりを、まるで歩いているような気にしてくれた。
今度訪ねるときは、電車で・・一人で・・、多分。


                                  * 紫陽花今日の一枚 *


* 雨があがり・・・ *

2006年06月23日 | 花や木



◆アガパンサス 
 和名:紫君子欄 ユリ科 
 ギリシャ語の”アガペ”は愛、”アントス”は花の意味で学名は『愛の花』
 花言葉:恋の訪れ・知的な装い 

あちこちでアガパンサスの花が咲き始めている。
お昼を食べて次女と買い物、歩いて。 雨上がりの陽射しが容赦なく照りつける。

ブログを、gooに変えて間もなく撮った花である。 
一年の時の流れをしみじみと感じる。 ゆっくりでもあり、忙しくもあった過ぎし日々を。
デジカメをやっていたから名前を覚えていた訳で、こんなことがなぜかしか嬉しい。 

「ひろとのところまでは、ちょうど半分位やね」 「今日はメッチャ暑いし、行けないけど会いたいね」

四時半頃長女と愛ちゃんがやって来た、もちろん戦うヒーローも。
嬉しい以心伝心。 
金曜日の夜は夫が卓球、飲み会で夕食がいらない日、だから展くんの為にカレー。
エビ・カツカレー、お持ち帰り。

車で十分のほどよい距離が、生活時間の違うお互いには何よりうまくいく、幸せを実感している。

 
 葉むらより 無数の首の 伸びゆけば 日ならず咲かむ アガパンサスの
◇ あかあかと アガパンサスの 花群れは 光てをりき 我佇みぬ
◇ 葱花と 見まがふつぼみ 開きしど アガパンサスの けふも咲かざる
◇ つかの間の 陽ざしに腕を 伸ばすごと アガパンサスの つぼみ広がる


                             髭彦さんのサイトより


               * 紫陽花今日の一枚 *


* されど・・ブログ・・ *

2006年06月22日 | 雑感

《 昨日はMRI検査日 》

暑い、とにかく暑い。 何かあると言うと舞い上がる私のサポートにと、長女運転で病院へ。
何しろすっぴんなんだから。 九ヶ月に入った次女は婿殿から、院内入室禁止令を下され車で待機。

すっぽろぽんのつもりが、ラメ入りじゃないしパ○ティーは許された、スースーしないで安心。
ブルーの衣服に着替え、誘導されて検査室へ。 ふんふんネットで見たこれがうわさの磁場の機器か。
寝台に上がり横になるや否や、身体をベルトで締められる。 動かないでと言ってもらわなくても動けない。
狭い筒型の架台の中に入る。 ヘッドホンをつけられた。 流れてくるのは韓流のCDである。
こんな曲では騙されないぞ~。  でも機械音に集中しなくてすむ。
息を吸って・・ハイ止めて~、10秒だの15秒だの 次は20秒・・ 辛抱できるかな25秒・・、
息を止めて何度も心の中で数えた。 30秒だったら駄目だった。

ドーン、ドーン・・ドーン・・、ゴンゴン・・ババババ・・ 色々な種類の大きな音が連発、電磁波の戦闘攻撃やん!
ひろと助けて!
 


ひろと、助かったよ~。 最近不可解なパンチポーズ。 何に目覚めたの? アンパンマン?
途中目をあけたら圧迫感があるから、目をつむってと娘に言われたけれど、
いえ、初体験しっかり味わわないと・・。 目を開く、こんな狭いところ・・うん圧迫感。
検査には三十分くらいかかっただろうか。

ニ、三日どころか、昨日待つ時間はかかるものの、結果をいただけるのだ。
病院へ来てから、支払いをすませるまで二時間を要した。 
朝食以降は食べていないので、天保山で長女にお好み焼きを奢ってもらう、美味し~い。
(いや、本当は心配で喉を通らないほうが正解だろうと思うけれど、不思議に食欲だけはある

「明日はお父さんと結果聞きに行くわ、ついでにお父さんの血液検査してもらうね」 
「するするって何回も言ってても、全然しないからね」
「悪い所は採ったらいいんだし、どうってことないよ」 (けど結果は気になる・・)
長女に送り届けてもらう、お疲れさん、ありがとう。 昨日は診察休み、朝まで待てないよ~。
大きな写真が入った袋は、四箇所ホッチキスで止めてあった。次女とニヤリ・・目が合った。 
端っこの一つを取ると、中に封筒があった。 封印がしていないよ、見てくれといわんばかりに。
一枚はA4サイズで所見、絵を交えて英語が並べられた用紙。 他に小ぶりの用紙が一枚。
書かれてある事柄を、ネットで英和辞典や医学用語で調べた。  傷病名も調べた。

夫が帰ってきたのでこの話をしたら、「夕日を見に行こう」(もう動きたくないじょ・・)
着替えたばかり、気乗りしない次女も無理やり誘われてしまった。
大阪港から見る空は、今日から続くであろう雨の日を思わせるように、グレーである。
厚い雲がかかり、夕日はイマイチ。
 

 
刻々と沈む夕日に、夫の影が長く伸びた。
行こうと誘った夫の本心が見えたような気がした。
昨日は夏至、昼が一番長い日だった。 早く日が暮れたら、気分が落ちると言う夫には嬉しい一日。



 

                 * 紫陽花今日の一枚 *

 

 《 今日・MRIの結果 》


朝から雨である。 予報どおり。


「気になって寝られませんでした」(ほんとに? そうやホッチキス同じとところへ出来なかった。
感ずかれたらあかん、よし夫の精にしよう) 「先生、実は主人が心配だからと袋開けました。
でも中の封筒には封がしてあったので見られませんでしたが」 「やさしいご主人やなぁ」
(当然でしょう!) 調子に乗って「昨日、夕日見に行こうって主人が。 大阪港へ行ったんですよ」
「夕日? こんな時沈む夕日見てたら気持ち沈むんと違うか?」(それもそうや~墓穴掘ってしまった! 
「人間は、朝日を拝んだり、夕日に感謝したり、太陽が与える力ってすごいな」(先生は詩人)

「では結果を見ましょうか」 とおもむろに取り出したのはA4サイズの方の用紙。
「これこれ、かくかく、しかじか・・。 従って肝腫瘍の疑いはなし、疑いの箇所は脂肪沈着です。
他に有意なものは何も見当たりません、だって。 大丈夫良かった、何も気にするところはありません」 
「ありがとうございます!良かった~」(分っていたくせに・・)
緊張が解け、どっと疲れが出た。 
ブログにはやはり医者の言葉を再確認して書きたかったから、昨日はアップしなかった。

「肝炎はなおさないとな、はい注射しよう」 そう言って封筒をクシャ、屑籠にポイ。
(あ・・ 実は・・ もう一枚!! 傷病名書いている用紙が・・ 言えないわ今更・・カルテに・・書かないと、
いけないのだろうけど・・ ま・・いっか・・何もないんだし・・私の日記に書いておこう・・ これって罪?)

心配で眠れなかったと言いながら、来るなり待合室の階段の百合の花と影が素敵でカシャ・・。
ばればれだっかかしら・・(みくさん、何にも心配してないみたいね)



おいでいただくみなさま、ありがとうございました。
肝腫瘍・・じゃなくて 小さな肝嚢胞・・ 治療の必要なし (肝炎は治療継続)

ご心配や、お見舞いやら、励ましのお言葉の数々・・有難うございました。
お陰さまで、にぎやかなMRI初体験でしたが、家族共々安心致しました。
身内にも言わないでいるのに、見えないみなさまにご心配頂き沢山のメッセージ、幸せ者ですね。
たかが・・なんて言いません、されど・・ブログです。

雨脚の強まった帰り道、弾む心で撮りましたよ、ちゃんと。

            

                 * 紫陽花今日の一枚 *


* 静かな一日・・・ *

2006年06月20日 | 雑感


今日も暑かった。  三階の東向きの私の部屋も三十度ある、窓はふたつあるのに。
肝臓・・色々検索して見ていると恐くなるので、やめた。

ひろとの写真を見ていると心が安らぐ。 なんと言う可愛いボリューム。



                 * 紫陽花今日の一枚 *