＊ 風、心地良し・・ のち・・ド（ボン）本 ？＊

仕事の都合で３０分早く帰宅した夫に、「歩こうよ」　「今日は卓球や」　「行く前に歩いたらええやん、
夕焼け・・きれいなんと違う？」適当に言ったら、しぶしぶ（と夫はブログに書いていたが）用意をした。

日が長くなったのを感じる公園。　　だから、冬桜も「ほらここに咲いてるやろ」と教えた。
歩く格好など、お互いのくせを注意しながら歩く。　意外と素直に聞くお互い。
夫は恐らく私に合わせてはいないけれど、初めて２人で歩いたときほどはぁはぁ言っていない。
意外と早く慣れてくるなぁ、息子が「歩くのはまるで」と言ったがいずれ快感になるのと違うだろうか。

丘陵にあがる。　夫は気ままなコースで歩くが、不足を言うとやめるとなるので、素直について行く。
　

頂上はさすがに風がきついが、２人で歩けた嬉しさでそんなのもの～。
３６０度のパノラマ、まさにここは絶景。　いい気分だ。
左手は南港、右手方向は海遊館。　帰りは商店街を回って帰った５０分ほどのウォーキング。

夕食前に夫は有に１時間、お風呂で読書だった。　片付けもすんで、まねして私も本を読もうと思った。　
読み出してすぐにポトン、本が湯船に！　（危ない危ない！）　すぐだったので、２、３枚少々濡れただけ。　
よし、気合を入れて・・読んでいるつもりがいつの間にかふっと目があいたら(本がない！）　
撃沈！　いえ、私の方が先に撃沈していた。　

「本がお湯に浸かってしまったよ～、お父さんのまねは出来ないわ～」　「わしもこの間やったで」
そっか夫よあなたも・・（安心）　いつもお風呂読書、お風呂用の本を置く棚せっかくプレゼントしたのに。
本日は、カレンダーに青いシールも貼った。　お互いに同じ事をするのはいいことだ。
共通の話題に、心が喜んでいる。　

＊ 晴れのち 雨・・のち晴れ！ ＊

10時、「歩こうよ・・」と言ったら。　「あんた、歩いてき」とさらりと言いのけ、打ちっぱなしに行った夫。
公園まで自転車で行った。　午後はお天気が崩れると言っていたが、陽がさしている。
休日とあってか公園の周りや、丘陵を歩いている人が多いのである意味安心して歩けるのだが。　

丘陵へあがった。　その方が人も少ないかと。　夫婦連れに会うとなんかまぶしい気がする。
（仲がいいんだろうな）と嬉しくてほっとする。　熟年離婚も多いと言う中でそんな夫婦連れは実にいい。
やっぱり私も2人がいい。　まぁ1人でも自分のペースで楽しみながら歩ける余裕。
丘陵のぐるりにはこの季節、ボケの花が咲き出す。　（ほら！咲き始めている！）
（あ！ロウバイや！）　これは知らなかった。　1メートルにも満たない、小さな木である。
思わず寄ってパシャ！　歩いているおばちゃんが「何の花？」　「ロウバイです、大阪城梅林に咲いていますよ」
「私、毎日歩いているのに気がつかなかったわ」　私だって、ブログやっていなければ目に止まらなかったかも。

ガマズミの花が咲いているが、花が無ければ無いで春を待つ木々の花芽が気になる、色々な面白い形。
こんなことに興味を持つのも、植物記のブログを拝見するお陰である、と思いながら笑えてくる。
1時間のウォーキング。　汗をかいた、実に気持ちがいい。　午後はやはり雨になった。

夜は、セイ君宅で全員で鍋パーティー。　ブリ、タコしゃぶ。　賑やかな夜を過ごした。
雪写真をと、飛騨高山白川郷へ行っていたセイ君だが、セイ君の撮った雪景色ＰＣで見せてもらった。
「死ぬまでに一回行きたい！」そんなたいそうな・・「2月企画しましょうよ、日帰りで行けますから」とセイ君。
はぁ～、がんばろっと。　雨のち・・晴れ！？

＊ 私の成人式・・ ＊

12日の成人式の様子をＴＶで映し出されていたが、昔から成人式は１５日、と決まっていたので、
今は成人式と言っても、何かしらピンとこない。　
外へ出ないので、スーツや振袖姿の新成人に会うこともなかったので、その雰囲気は味わうことも無かった。

私は自分の成人式に参加していない。　
成人を迎える年、京都の病院へ住み込みで働いていた私は、お正月休暇で帰省した。
夜行列車だったろうか、京都へ戻るとき早朝５時頃目覚めたが、車内はみんな寝ていた。
通路をはさんだ向こう側の、背中合わせの席に青年、反対側に母親と娘さんが座っていた。
チラッと見たら青年が寝ている母娘のバッグをとろうとしているではない！（スリや！）と思うや否や、
もし見られたら怖いのでコートをすっぽりとかぶって、その隙間から目だけはガラス窓に映る青年の行動を
監察していた。　バッグをすっと盗ってお財布を抜いて、またバッグをもとの場所へ返していた。
（言わないと！）次は神戸駅だった。　停車するなり列車から降りて近くの係員に通報、一緒に車内に入り、
「この人がお財布を抜き取っていました」青年は否定していたが、持っていた紙袋からお財布が出てきた。
青年は駅員に取り押さえられた。　　あの時の光景は覚えている。　
母娘さんはお礼を言った。　列車が動き出すと私は怖くなって？　ぶるぶると体が震えてきてオーバーをかぶった。
病院へ着いて院長先生に話したら、早速駅へ電話し確認をとり私の話を信用してくれた。

で、京都会館の成人式で”青少年の勇気を称える会”より、おぼれた人を助けたと言う青年と一緒に、
新成人の前で表彰されたのだった。　表彰状と金一封をもらったと言う成人式だった。
これ位のことで表彰されていいのかと思ったが、給料2万の時だ、5千円は嬉しい臨時収入だった。
久しくて39年も前のこと、成人の日を思い出した。　　大阪のおばちゃんだ、今ならどうしただろうなあ。

そんなことを思い出しながら、昨年末の夫の会社のクリスマス会の写真を出席者にお渡しするので、
Ａ４にレイアウト、作成、印刷の一日だった。　　

＊ お弁当屋さん～♪ ＊

昔は成人式と言うと１５日だった。　かっての祝日が日曜に変わったりして、毎年日が違ったりして
成人式や体育の日とか言っても、ピントこないし重みがないような気がしてならない。
１０月１０日の体育の日、私たちの結婚記念日だが今は祝日でもなんでもない、普通の日だ。
せっかくの祝日、記念だったのに、今となればなんのことはない。　
まぁ母の日や父の日のように、日曜も定着してくるのかも知れないが昔人間にはなじめない。
時代の変化、祝日の変更こんなことはすぐに、いつの間にか決まっているのに、定額給付金、難航している。

息子は今日まで休みだが、愛ちゃんは仕事それも棚卸しなので、息子は保育園のひろとを迎えに行き、
我が家へご飯を食べに来る予定。　カツカレーの予告だったが、次女と何がいいかあれこれ迷った。
「愛ちゃんが疲れて帰って来るから、カレーをやめてちょこちょこおかず作ろうよ」と決まった。
彼女のは松花堂弁当風に・・、片付けやすいからみんなの分もお弁当にしようかと言う事になった。
長女も夕食をあてにしていたようで、６人分から８人分へ変更。　もうお弁当屋さん、私の好きなジャンル。
大した献立ではないが、夫の実家でもらった新キャベツや愛ちゃんの母さんがきれいに採ってくれている、
新鮮なほうれん草、まさに産地直送味が違う。　こんなの食べていたら健康で長生きするだろうなぁ。

夫が帰宅するのと同じ頃、長女が息子親子を乗せてきてくれて、鹿児島帰省へのビデオを見せてもらった。
妹さんのかずま君とお父さんの愛馬ポニーに餌をやったり乗せてもらったり、親も陶芸を楽しんだり、
みんなで温泉へ行ったり、ご両親やお姉さんや、みなさんのお顔、楽しそうな声を聞いて私たちも和んだ。　
ひろとは帰省すると、良く熱を出したりしていたので気になっていたが、もうぐんと成長していて、
いとこ同士元気に遊び回っていたので、嬉しかった。
我が子も私たち夫婦の実家田舎があることで、どんなにか楽しみながら育ったことだろう。
愛ちゃんが鹿児島のお陰で、帰省は度々叶わないにしても、ひろとは自然の中で休暇を楽しめる、
都会では味わえないこともいっぱいあって、本当に有難いお世話になりました。　　
我が子は実家と言っても大阪、それも近いのでしょっちゅう会うのでお正月らしさが違う。
星の降る田舎があることを、そして歓迎してくれる兄夫婦であることを、本当に有難いと思う。

長女夫婦、愛ちゃんのお弁当はそれぞれお持ち帰り、仕事から帰った愛ちゃんからは今からいただきますの電話、
セイ君からはごちそうさまメールがあった。　次女と良かったね～と喜び合った。
こんなことが、嬉しくて幸せな・・我が家である。

さぁ、松飾もとれていよいよ心新たに！　２００９年を彩っていこう、５０代最後の年を昨年よりはスキルアップで。

＊ 勢ぞろい・・ ＊

９日に（ああ・・もう５年になるんや・・）ひっそりとそう思っていた。
６年前社長から「明日から事務に！」と命じられ、やむなく生まれて初めてさわったパソコン。
翌朝から５時起きで入力の練習、生涯無縁と思っていたのに、ちょっとかじったらはまってしまった。
何らかの形にしてみたいと思っていた詩やエッセイ、慣れない操作ながら念願のＨＰを強行で立ち上げた。
楽しんで作っていたのに、ブログをするようになって更新はブログや掲示板くらいになってしまった。
方向が・・と思うけれど、写真だけじゃなく思いを重ねるブログなのでまいっか・・と自分に妥協している。
ＨＰ記念の時買った鉢植えの白梅が、暖冬ゆえに２輪祝うように咲いてくれていたのが嬉しい。　

カウンターを置いていないので、ＨＰを見てる人っているのかなと思っているが、ＨＰから何人かの方が、
足跡を残して下さり、今に繋がっている方もいて、私の稚拙なＨＰも日本中、いやオマーンに出張中の
夫の弟もみんなのブログ見てくれているそうだから、世界中に飛んでいるんだと嬉しい実感である。　
ＨＰの模様替えもしたいけれど、余裕が無い。　でもブログだけは閉鎖しないでおこうと思っている。
大切な心の架け橋なのだから。　１人で５周年のＨＰに乾杯！

夕方長女夫婦と次女が、息子夫婦が愛ちゃんのふるさと鹿児島から帰ってくるのを迎えに行ってくれた。
男の子３人の孫、お姉さん妹さんとご実家は賑やかだったことだろう。　楽しい思い出が出来たようだ。
６時半我が家へ到着、ひろとはいっそう声が大きくほっぺも真っ赤、元気に帰って来た。
簡単に食べやすいようにと牛丼を用意、いつもよりいっそう美味しく作りたい・・ネットで検索、検索！
限りなく吉野家に近い・・牛丼、　赤ワインが決め！　それにスープの素やだしの素、これは不思議、絶妙な味。
それに先日の三田牛なんだもの。　「あ、吉野家の味や」　吉野家ファンの展君が気がついてくれた。　　
「食べたらさぁお帰り～愛ちゃんは明日仕事やもんね」１０人でごっちゃの我が家、狭いながらも・・の我が家。

お土産の中にスィーツ、先日ＴＶの”ダウンタウンＤＸDX”で国生さゆりさんが紹介していたそうだ。
唐芋レアケーキ,フェスティバロラブリー。　鹿児島空港でも、１２年間売り上げＮＯ・１だそうである。
早速お土産売り場に書いていたそうだ。　ＴＶに出たらまた人気上昇だろう、メッチャ美味しい～！

一瞬の１０人の賑やかさから、いつもの５人にもどった。　でもなつめがいるので賑やかにではあるのだが。
　(歩かなきゃ・・)夫はずっとお風呂で読書していたので、玄関のしめ飾りはずして神社へ持って行きがてら、
ずっと遠回り、歩数稼ぎで歩いた。　長女が「公表せなあかん」と言って意味が分かる。
カレンダーに貼るシール、誰も見てはいないが歩かないでは貼れない、心が咎めると言うもの。

みんなを見送る時、息子に「父さんと歩き初めてん」　と言ったら、「それって結構みんなはまるらしいで」
嬉しいこと言ってくれるじゃん。　はまる・・そう、はまらないとね。