日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* つるとんたん *

2013年02月13日 | 料理・その他食

次女と買い物に行った。
まだ足りてないバレンタインの。
いつも難波のデパートなので、今日は梅田へ場所を変えた。 
花壇にはチューリップやストックが咲いていて、ここだけは早い春を感じさせた。



大阪ステイションシティ・・大丸梅田
男性3人にとりあえず、チョコの代わりにマダムシンコのマダムブリュレ 大行列ではないが、12、3人の行列。
バレンタインの前夜だ、どの階でも大賑わい。  あっと言う間に、両手に荷物。

「お昼は・・何食べよ」 「つるとんたん」
次女が前から気になっていた人気のお店らしい、地下にあるおうどんのお店”つるとんたん”
ここも行列。  カウンター席が多い、白が基調のきれいなお店。 

案内されたのは4人がけのテーブル席だった。  コートや荷物が置けるし、カウンターより離れているし、ゆっくり食べられる。
「ここはお母さんが年いってるから、普通の椅子席にしてくれたんやで、荷物も多いし良かったなぁ」 小声で次女が言った。
「そうやね、そう言えばカウンターの椅子は高めだし、母さんには高すぎて落ちたらね・・、良かった・・」
年寄り・・でもなんでもこの際、怪我でもされたらね、支配人らしき方、心得ていらっしゃる。  

創作おうどん。 メニューが様々。 明太子クリーム、明太子あんかけ卵とじなど、パスタ風おうどんもある。
次女はイべりコブタの水菜のはりはり和風うどん、私は名前は忘れたがカルボナーラ風なおうどん。 1280円。

大きな真っ白の器がおしゃれ、形が変わっている。 
おうどんが中心部にどんと入っているので量が多く、食べても食べても減らないって感じ。
麺は1つでも1・5でも値段は同じと言うので、先日夫と食べたおうどんが1・5だったから、思わず「じゃぁ、1・5で」
失敗! 多かった。  偉そうに1・5と言った手前、私は残さず食べたが、次女はギブアップ!申し訳ないかな残した。 
細麺の創作うどん、美味しかった。  色々と食べてみたい、また行きたいお店である。

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【海遊館の生き物たち】 

「僕が眠っていたら誰か、えー! あれ生き物だったの? うっそー石かと思ったわって言ってたね」
「撮影者は、僕みたいなこんなん苦手だ・・って顔してるよ」


 


* あいさんの詩集より ~おかあさん~ *

2013年02月12日 | 詩・エッセイ・短歌・小説

 
 ~ おかあさん ~   (音声)     あいさんの詩集より


誰の心の中にもある

愛しい 愛しい おかあさん

幾つになっても 忘れられない

あたたかな ぬくもり

この世の母を知らない人でも

わたし達は

宇宙と言う母の温もりの中に
 
永遠に包まれているのです

                                            

13日はあいさんの二度目の月命日である、ゆっくり作れなかったので今日は一日。
何度も読みながら、できればあいさんの詩の行間を守りたいけれど紙面の都合上そうもいかず、詩を出来るだけ両面において
読み易く
内容を掴見易いように・・と、試行錯誤。
あいさんは私の写真、私が覚えてないような過去写真まで使ってくれて、驚く事が良くあった。
私のブログwのページを全てくまなく見てくれていることを思い、敬意を表する思いだった。
何度も読み返すとき、心の純粋なあいさんが伝えたいメッセージを、改めて感じている。 それは私自身に向けてみたいに。
「まるで私自身の事を書いてくれて見透かされているようで」と言うと、「自分自身に言い聞かせながら書いているのよ」と言っていた。  

書きながら自分自身を見つめていると彼女は言っていたけれど、ご家族にとっては私たちには、感じられないメッセージもあるかなぁと。

写真が入っているところは載せて、ないところは詩に見合うようにイラストを入れたりしている。
Wordでページを作りながら、初めの頃分からなかった写真と文字入れの重なりの部分が、スムーズに出来るようになった。
使ったことのなかったツールも、つつきながら(出来た!)と、喜びも感じさせてもらっている。 少しはスキルアップしたかな。

5時過ぎ、近所の郵便局の最終の集収時間にあった。  帰宅して(あ! 手紙を入れ忘れた!) 
小雨である。  夫が帰宅して、娘と愛ちゃんに生協さんの商品を届けた帰り区の本局のポストに。  
ここは最終の集収が6時半だった。  明日に間にあう。

「みくさんありがとう! 詩集感激です!」 
生前のあいさんが喜んで電話をくれたやさしく澄んだ美声が、まだ耳に残っている。




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【海遊館の生き物たち】

「あなた、ちゃんと自分でえさもらいなさいね、落とさないように」 「おかあさんからもらうんじゃないの? そうなの?」


* 聞くべきことを聞いた、伯母との再会 *

2013年02月11日 | 雑感

「お昼は高いうどん食べさせたるわ」
午後、夫のお姉さんのお誘いで府下に住む夫たちの叔母さんの家に行くことになっていた。
姉の家に行く時はいつも、お店の横を通る。
「ここのうどんは高いけど、美味しいで」その都度、夫に聞かされていた。

カウンター席が狭いスペースに12、3はあっただろうか。 
車道へ車を止めた夫が「モニターがあるんやで」 その通りで、店内のモニターがお店の前の車道を捉えていて、
駐禁の緑のおっちゃんが来たら分かるようになっている。  
それに食べる人の回転が速いから、止めて置いていてもモニター見ながらいける。
12時、半分のお客さんだったのに、見る見るうちにいっぱいになり、外では椅子で待っている人たちが出来た。

大きなどんぶりに並々と入っている。 おうどん玉は1・5でも2つでも値段は同じで、11時半から何時までだったか、
ご飯1杯は無料のようだ。  お客さんはほとんどがリピーターさんみたいだ。 
夫は海老天うどん、私は牛天とじうどん。  夫のペースに合わせながら、寒い中外で待っている親と幼児が見えると、
食べるのを急いで味わう間も無くてせわしい、1280円もするのに。
しかし・・おうどんのこしと言い、満足させるものだった。  
「麺、出汁、具すべて厳選素材使用の、ここだけでしか味わえない世界にひとつの自家製うどん・・」書いてある通り。
最近近くに、あちこちで人気の丸亀製麺が出来たらしい。 しかし、ここは多分客足は減らないだろうな。

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姉を迎えに行って叔母の家へ行った。  何年振りだろうか。
結婚当初は、おじいちゃんもいて良く行っていたし泊まったこともある。  おじいちゃんが亡くなって以来遠のいていた。
姉にすれば、年1、2度帰って会う実の母よりも、良く電話もしてくれた叔母の存在の方が大きいと言っていた。
最近、会いたいと電話をかけてくるようで、久しぶりに3人で会いに来たのだ。

田舎の義母の7つ下の妹。
おばはせきをきったように昔話をした。  何処何処の息子だの、年はいくつ、名前は・・等、すごい記憶力である。  
2時間はゆうに話しただろうか。  記憶のしっかりした叔母が羨ましく思えた。
中でも私が感激したのは、義母が苦労しながら一代で築き上げた家、女兄弟は6人、中でも義母のやさしさ、姉として
称えていた過去からの苦労話や微笑ましい兄弟への義母の事。  

田舎で義母をみてくれている兄夫婦の有り難さ、よくよく感謝しなければいけないことを、私たちに諭した。
両親亡き後、兄弟が裁判で財産争いをしている話も聞いた。  旅もしなさいよ、お金はそんな風に使うんやで、とも。 
鮮明な記憶で話の尽きない叔母、その半分でも少しでも義母にあったらね・・
田舎で手厚く見ておられる義兄さえ分からないせつなさ、叔母が羨ましく思えた。
同居の娘さん夫婦、何度もお茶やお菓子を運んでくれた。 
会ったとき顔色がすぐれないと思っていたが、「母には言ってないけれど、体調が良くないんです」と、こそっと話してくれた。
娘さんと言えども、足元が悪いのに高齢で口達者な親を看るのは、ご苦労だと思う、365日なのだから。

姉を送って行った後、赤く焼けた空を見ながら夫と話した。
「叔母さんの色んな話を聞いていて思ったね。  人間って、究極は人の和やね、親子、兄弟、夫婦、隣人、人々はみな。
思いやって支えあって仲良くする事、それが人として一番大切な役目やね、つくづく思ったね」
夫は「うん」と静かに言ったまま、寡黙になっていた。  夫もきっと叔母の話から、感じた事は同じだったかも知れない。

叔母との再会は、私たちがこれから生きる為の大切な心、それを改めて気づかせてもらった、そんな気がする。
お世話する人の大変さも改めて思いながら、いずれ私たちも通る道、お世話になる親は子供の言うようにする、可愛くなる事が
大切だなぁと、そんなことを感じた。 

聞くべきことを聞いたような、叔母との再会は必要だったような気がしている。


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【海遊館の生き物たち】

「誰が号令をかけて、こんなにまとまっているんだろうね」


* 永沢寺・花しょうぶ園は雪景色 (その2) *

2013年02月10日 | 料理・その他食

そば打ちよりも、私には雪景色をもっと眺めていたいような気分であった。

この場所が、五月には花しょうぶで鮮やかな紫色に変わる。

1時からそば打ち体験。
何度か来ている男性が2人、若いカップル1組、そして私たち一行7人、計11名が指導を受けた。
我々4名までは10,000、3名7、500、計17、500円なり。 
そば粉8割、中力粉2割。  今や日本では順国産は20%、あとは80%が中国から輸入しているそうだ。
おそば屋さんと言えども、どれだけ純なのか中国産を食べているか分からない気がした。

そば打ちの細かい手順は・・「おっちゃんの道草」で。

先生が、「初めての人の方がうまくできる、素直に聞くから。  ちょっと知っている人は返ってうまく出来ないんですよ」
もちろん我々は、初体験である。   
私たちの3人組、夫が以前から望んでいたのでかなり積極的なので2人で交替でやって、私は見ながら写真係。 

最後の切る段階で初めて、「あんたが切り」 慣れない大きな包丁で、2ミリの細さに切って行く。
なかなかうまくはいかないが、「こんなもんや」夫がそう言ったので、ほっとした。

そば道場、園内の水無月亭で、自分たちが茹でたそばを湯がいてくれて頂ける。  観光客はおそばを食べに来ている。
打ったそばは7人で20人前が出来たが、食べる分以外は分けてお持ち帰りに。

大根おろし、ネギ、ノリ、カツオ、打ち立てのおそばの風味、美味しさに加え、おだしが美味しい。  
自分たちが打ったと思うと、その味わいは格別「である。 

満足した帰り道、心は軽い。  茶畑も雪をかぶっている。
稲の刈田から立ち上がる煙は好きな風景、ゆっくりと時間が流れるようなそんな郷愁にかられる、心地よき時。

みんなと別れた後、夫とおマルセでお肉を調達、大阪へ帰り息子や娘のところにも届けた。
思いがけない雪景色、そば打ち体験、お肉も買えたし、大満足の充実の一日であった。
この裏には、神戸のミントさんがわざわざ花しょうぶ園で道路状況を聞いて知らせて下さった、そんな温かい心あればこそ。

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【海遊館の生き物たち】

「共生、大事なことだね」


* 永沢寺・花しょうぶ園は雪景色 (その1) *

2013年02月09日 | 風景・お出かけ

 

朝、ミントさんが電話を下さった。 昨夜花しょうぶ園のそば道場へ電話を入れて下さったそうで、今日は降って居なくて、
道路は凍結も大丈夫とのこと。 ミントさんのところも雪が溶けているそうだ。
「良かったですね、しっかり楽しんで来て下さいね」  有り難いご当地情報、感謝感謝。
それを聞いていたので、さっさと用意した。

夫からも「大丈夫、11時半新三田で。 10時に出れば間にあうやろう」 
方向音痴でどんくさい私は、9時半に家を出て、バスで大阪駅へ。 新しくなった大阪駅で、電車を利用するのは初めてである。
こう言う時には、駅員さんを探して聞くに限る。  こちらが早く着くとか、ここでこう乗り換えるとか、聞く。

11時半三田の駅に着いたとき、夫の電話が鳴った。 
「今三田の駅に着いた所よ」 「今三田の車駐車場におるで」 「じゃあここで降りていいんやね、ほんまにいいの降りるよ」
降りたら間もなくドアが閉まった。 1分遅かったら、待ち合わせの新三田に降りていた。  グッドタイミング。

先に走っている社長さん夫妻や息子さんたちとは、パスカル三田で合流した。
夜の食材を買って、帰りは神戸の自宅で、親子4人で麻雀、あと三田牛のすき焼きを食べるそうだ。

得意先の人をふくめ7名、2台の車で永沢寺にある”花しょうぶ園”へ向かう。
水車のあるそば茶屋付近には雪はなかったが、山道へ入ると傾斜部分に雪が少し積もっている。
「雪やわ~!」 大阪人には嬉しい風景。

30分ほどで、到着。  期待していた花しょうぶ園は雪景色! 
そば道場でのそば打ち体験は1時からなので、まだ40分あるとのことで散策。
藁をかぶった寒牡丹が見られた。  私は(絵手紙にいい被写体やわぁ) と、頭の中に墨で図柄を描いていた。

何度か来ているが、花しょうぶや芝桜の季節、牡丹は4月下旬で2度目だが寒牡丹雪景色は初めてである。



HPで見ていたので、電車ででも来たかいがあったと言う、私の望みが叶った幸せ。
誰も歩いていない園内、雪化粧した藁をかぶった冬牡丹がいっそう鮮やかに咲き誇っている。
2月下旬まで楽しめるそうだ。

大阪では見ることのない雪景色、感激。 
置内では盆栽風の椿。

 冬牡丹の盆栽が、目を楽しませてくれた。

あ~、良かった、来て。  そば打ちもいいが、私はこっちの方が嬉しいかも。
そば打ち体験が始まろうと言う1時近くには、雪が吹雪いてきた。  いいね、いいね~。

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【海遊館の生き物たち】

「雪と言えば、やっぱり僕らでしょう」