毎年7月恒例の国際Dシネマ映画祭が今年もスキップシティで始まりました。
世界88の国と地域から各部門(長編、短編、アニメーション)にエントリーされた作品を
厳正な審査の結果選ばれたものを上映する催しです。
この映画祭の目的は次代を担う映像クリエイターを育てることです。
私は毎年長編映画を2~3本観ることにしています。
この映画祭の楽しみは終映後に映画製作に携わった方達と観客がQ&Aを行うことです。
そして最終日には我々観客が投票した作品の中から各部門のグランプリが発表されます。
私は今年は2本の作品を観ました。最初はオーストラリアの作品「タンナ」です。
この日は久しぶりに飲み友さんを誘って一緒に観ました。
映画のあらすじは南太平洋バヌアツで起こった悲しい実話をもとに描かれた秘境の
恋物語です。タンナ島で暮らす少女と青年が部族のしきたりと愛情の狭間に
たたされ、最後は二人で死を選ぶ・・・。この事件以後、タンナ島は恋愛結婚が
許されるように法律が変わったそうです。
映画の後はこの映画のプロデューサとのQ&Aが行われ撮影に至るまでの裏話や
俳優さん選びの話しを聴く事ができました。
映画の後は友と赤羽に行きお酒(ビール、日本酒、焼酎等)をハシゴ?して
楽しみました。久しぶりに呑んだ大吟醸(冷酒)の美味しかったこと!!
2本目の映画は雨の中、1人で観に行きました。
今度の作品は日本のもので「園田という種目」という変わった題名の映画でした。
ちょっと変わった映画の手法で若者たちの会話劇でした。ストーリーの進行が
珍しくて面白かったです。
園田という人物(映画には1度も出てきません)を色んなシチュエーションで
彼のことを論じ合うのです。
最後のQ&Aは監督さんと5人の出演者たちが質問に応えたり一言感想を
述べて和やかな雰囲気でした。
映画祭の最終日(7/24)に作品賞や監督賞などが決まりますが自分の観た
映画が受賞すると嬉しいのですが・・・どうでしょうか?(赤い文字はクリックしてね)