Cults - Cults

洋楽レビュー/感想。
ノスタルジックな雰囲気満載ながら
モダンでスタイリッシュなドリームポップ作品。


◆Cults - Cults

50'S～60'Sの雰囲気満載ながら、
アレンジセンスや音作りが実に巧みで洗練されていて、
モダンでスタイリッシュに聞こえますし、
Cyndi Lauperを髣髴とさせる声とポップセンスと、
甘くて気だるいメロディーや、
どこかノスタルジックで切ない感じと、
南国気分の心地良い雰囲気が合わさって、
ドリーミーでポップで聞いてて実に心地良い＆カッコイイ！

メロディーがミニマルですし、目新しさは無いので、
聴いてて飽きてくる感も無きにしも非ずですが、
アレンジ…特に音の響き方が実に凝っていて、
シンプルのように見えて割と奥深く、
音数も少なくて基本シンプルなのに、
ここまでモダンでスタイリッシュに響くとか、
センス以外の何物でもないし、
「The XX」までとは言わないまでも、
少ない音数を圧倒的なセンスで聞かせられると感服してしまう。

夏にのんびり聴くには持って来いですし、
南国リゾート気分を少しでも味わいたい人は勿論、
Cyndi Lauperが好きな人にもお勧めですよー。



PS
夏に合うと言えば、Kissesは凄く合うし内容も実に素晴らしかったー

去年中に買っておけばベストアルバムの20位以内には入れてたと思う。お勧め。


PSのPS
次も夏に合う作品のレビュー書きます。