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櫻坂46『承認欲求』のMVと曲のレビュー/感想

2023-10-01 10:46:46 | 坂道シリーズ関連の話
再び選抜制に戻って
初めて3期生から4人がメンバー入りして
(しかも「谷口愛季」と「山下瞳月」はフロントメンバー!)
表題曲としては1st&2nd振りに「森田ひかる」(るんちゃん)がセンターを務める
2023年10月18日に発売の櫻坂46の7thシングル「承認欲求」のMVと曲の感想/レビュー。

MVの監督は櫻坂46楽曲だと「なぜ恋」「BAN」「Dead end」「Start over!」を手掛けている「加藤ヒデジン」さん。
振り付けを担当しているのはお馴染みの「TAKAHIRO」先生です。




※他の坂道シリーズ関連の記事はこちら。




◆櫻坂46『承認欲求』のMVと曲の感想
楽曲は現代社会に生きる人々が感じることを表現&櫻坂46らしいメッセージが込められた
ドラスティックでドラマティックな展開をするダークでモダンなダンスチューンで、
MVは“承認欲求”の果てに自分が何者になったのか、
現代を生きる人々の葛藤を「櫻坂46」が表現していて、
「るんちゃん」の久しぶりの表題曲センター曲であり、
選抜制に戻って3期生が初めてメンバー入りして、
しかも「愛李ちゃん」と「しーちゃん(山下瞳月)」はフロントメンバーという、
いろんな話題性があるんですが、
とにかく色々とインパクトに溢れていて実に素晴らしい!

お祈りをしてる「眼鏡るんちゃん」が
何かを決意したような表情で眼鏡を外して
今までの自分から決別するかのように
床に落とした眼鏡を踏みつけてスタートするのですが、
最初からダンスがキレキレ且つシンクロしていて実にクールでカッコイイですし、
とにかく表情がみんな雰囲気ありまくりで最高過ぎる!
アップ時は勿論ダンス時の感情入ってる表情なんかも実に魅力的!!
センターらしい堂々とした演技を見せる「るんちゃん」は超クールだし、
初選抜の「愛李ちゃん」と「しーちゃん」も実に良い表情してるわ~!GJ!
サビのキレキレでパワフルでダイナミックで気高さもあるダンスは
フロンメンバー中心に髪の動きまでもシンクロしてますし、
いつも通り歌詞を意識した振り(特に「?」マークを表現したもの)が入ってるのも印象的ですし、
爆発力や解放感があって実に見ていて気持ち良い&カッコイイ!
アップ時の「るんちゃん」のドヤ顔も超カッコイイ!
2番(2A)最初の「天ちゃん」の表情も超クールで美し過ぎる!!
少し半開きの口がまた良い感じに色気出てるし、
「五月雨よ」のジャケを更に進化させたような「美」を感じるわ~
天ちゃん妖艶だよ天ちゃん!GJ!
その天ちゃんとコンビを組んでいる「夏鈴ちゃん」も、
実に雰囲気ある表情していてクールで最高!!
そして2番は上記の2人だけでは無くて
二列目メンバーの存在感が凄い!
センター経験者ばかりという事もあり、
表情の作り方とか演技力がマジぱないわ~!GJ!
特に「ほのす」の圧倒的な美女感!
あれは傅きたくなるわ~wwGJ!
2サビの回廊でのダンスシーンは、
「3期→新2期→2期→1期」と並んでいる中を、
るんちゃんだけが移動しながら、
各々の場所で他のメンバーと一緒にダンスをしていく構成で、
発想といい見せ方といい最高ですし、
みんなダンスが感情的でエネルギッシュな感じで、
メンバー毎で個性と魅力が垣間見られてよいよい!
金髪からピンク(さくら色)になった「みいちゃん」は髪色超似合ってるし、
画的にも良いアクセントになっていてよいよい!
髪の色的には悪目立ちしてもおかしくないのに、
ダンスや動きが洗練されていて気品があるんで、
(「2:27~」のターンの美しさよ!!)
集団の中で土生ちゃんと並んで軸になってるよね~!
みいちゃん凄いよみいちゃん!GJ!
間奏部分の2サビと同じように
「3期→新2期→2期→1期」と並んでる踊るダンスは見応えばっちりだし、
最後に「るんちゃんが」1期の方から4期ちゃんの方に向けて走っていく…
…過去から未来へ駆け出していく所も熱くてエモい!
ラスサビ前の「るんちゃん」の大ジャンプも最高にカッコイイし、
ダンスはキレキレでカッコイイし表情も最高だし
細かくて速いカメラワーク&編集の見せ方も堪らないわ~!最高!
曲終了時の「るんちゃん」の何とも言えない達観したような表情もよき!
所々で出て来るワイヤーを使ったり風を使ったりしてる部分は、
撮影方法含めて印象的&カッコイイし、
最後は想像オチみたいな感じで終わって、
るんちゃんが白い大きな布に包まって寝ているので、
気付いた時にはもう手遅れになってしまう感や
どれだけ望んでも承認欲求からは逃れられない感が出ていて、
良い意味でダークで深読み出来る感じがあるし、
他にも一種の強迫観念のようにすぐにスマホを取り出して
何でも撮影する風潮を揶揄するようなシーンなどもあったりしますし、
明暗の使い方…特に「光と影」と「白と黒」の使い方なんかも絶妙ですし、
撮影場所である「ウェスレアン・ホーリネス淀橋教会」が
見事なまでに曲の雰囲気にマッチしているように、
この場所を選んだことも実に素晴らしいし、
内容も撮影の仕方や構成なんかも実にお見事!監督さんGJ!


しかし「るんちゃん」凄い!!
自ら「初めてのセンターではないからこそ、もっと期待されるというか、もっと求められるものが、ハードルが上がっているのかなと勝手に思っている」
「皆さんの期待を裏切らないっていう部分は、意識してやっていきたいなと思いました」と意気込みを語ってましたが、
見事に期待を裏切ることなく高く設定したハードルを越えていますし、
終始「るんちゃん」からセンター経験者ならではの「余裕&貫禄」が見えるように、
演技含めてパフォーマンス時の「るんちゃん」は
凄くオーラがあって大きく見えるしカッコイイし最高やわ~!GJ!!




★楽曲の感想
今までの櫻坂46楽曲には無かったような、
アメリカのメインストリームのダンス音楽(K-POP含む)に通じる要素が強めでありながら、
日本人受けする様なキャッチーさも備えた感じの、
ドラスティックでドラマティックな展開をするダークでモダンでダンスチューンで、
最初のゴシックメタル風味もあるイントロから緊張感あってカッコイイですし、
クールな感じ強めのAメロ&Bメロから
炸裂感と開放感があるキャッチーなサビになるというコントラストの付け方や、
終盤の間奏部分ではダブステ要素もあるバキバキのEDMになったり、
途中でラップ挟んだりスクラッチ音があったりとフックも沢山あるように、
聞いていて普通に面白いし普通にカッコイイ!

櫻坂46らしいドラマティックさやドラスティックな要素もあるし、
るんちゃんの歌も以前よりクールな感じ&雰囲気あってよいよい!
みいちゃんの髪がピンクになっている事もあり
アメリカで売れてる「K-POP」要素も感じますが、
そういう物より良くも悪くも古い感じありますし、
「J-POP」にしっかり染まってると思う。


歌詞は
SNSの「フォロワー数」や「いいね数」から
人としての価値が決められる現代の社会病理をテーマにしていて、
承認欲求の果てにあるものは一体何なのかや、
誰かと比べて自分を卑下してばかりいる人に向けて、
他人と自分は違っていて当然だし、
自分に自信が無くて質問を繰り返したり、
必要以上&具体的に承認を求めなくても、
君は君なんだから数字なんかに捕らわれずに
自分らしく生きればいいんだよ的なものを伝えつつ、
孤独感に苛まれて自分を偽ってでも承認される事を求めたり、
過剰な要求にも応えてしまうような「承認欲求」が強過ぎる人を、
傍から見てると「まるでホラー」みたいと揶揄したりもしているように、
現代の「SNS」の世界では「承認欲求」目当てで、
崖の先端で写真を撮ろうとして落ちて死んだ人も居れば、
周囲に迷惑を掛けたり犯罪行為をして警察に捕まる人などなど、
「承認欲求」目当てで取り返しの付かない事になる人も居るように、
誰もが多かれ少なかれ認められたい&褒められたいという気持ちはあるものですが、
それを求め過ぎて自分を見失ってしまったら元も子も無いんで、
「SNS」が生活の中心になっている若者中心に多くの人に響くものがあると思う。

あと韻の踏み方や同じ言葉を繰り返す所など筆頭に、
遊び心があるのも良いですし、
曲の雰囲気にも見事に合っているので、
中々に良いと思う。GJ!


なお序盤の歌詞の「デジタルサイネージ」からの「聖徳太子」例えは賛否両論あるようですが、
クールかクールじゃないかは置いといて、
一回聞いたら耳に残るように印象的ではあるんで
個人的には有りな気がしなくもないですww














PS
ちなみに、
しっかり見れば一目瞭然ですし
踊ってみればすぐに分かるように、
韓国の女性アイドルグループの多くが
敢えて難易度がそこまで高くない真似しやすいダンスを
機械のようにビッタビタに完璧に揃えて踊るのに比べ、
櫻坂46は真似するには難易度高めの
細かい振り多めで大きい動きも多いダンスを
感情を剥き出しにしてエネルギッシュにダンスするため、
MVではビタビタに揃ってる所もあれば、
ビタビタには揃って無い所も見受けられますので
人によっては評価が別れるようですが、
個人的にはそこに人間らしさというか
個性や感情が見られるので良いと思うんだよね~
今回は曲のテーマ的にもそっちの方が合ってますし。
あと韓国のアイドルはMVの時点で完成度がほぼ100点なので、
ライブを観てもMV以上のパフォーマンスが見られることが少ないのに比べ
(MVと遜色ないパフォーマンスを見せられるのは凄い事ですしプロって感じでカッコイイけど)
櫻坂46はMVの時点ではパフォーマンスの完成度は満点では無いように、
(それでも多くの日本のアイドルに比べればかなり完成度高いですが…)
テレビ披露やライブを通じてどんどんダンスやパフォーマンスの練度が増していきますし、
ライブで見て初めてパフォーマンスの全貌が見られるような所があるので、
後からも楽しめる要素が多いですし、
ライブを通してパフォーマンスや楽曲がどんどん進化していくように、
韓国のアイドルグループとは、
セールスポイントや目指している方向性が違うんだよね~
一般的に見たら「アイドル」という同じカテゴリーかもですが、
同じ野球でも「高校野球」と「社会人野球」が存在理由や目的なんかが全く違うように、
日本のアイドルと韓国のアイドルではかなり違うので、
その辺を理解した上で見るとまた違って&興味深く見られると思う。
なお個人的にはどっちにもどっちの良さがあるので、
比べるようなものでは無いと思うし、
「別にどっちも好きで良くない?」とか思うw

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