2012秋アニメの感想9。
最終回まで見た作品の感想。その2。
◆ヨルムンガンド PERFECT ORDER
「人間の性は悪」とか「世界は実は美しくない」と日々思ってる自分的にはw、
凄く波長のあう作品で、
ココとヨナを中心に部隊の人間模様を軸にしながら、
世界への皮肉や警鐘も多分に入れた作品で、
その両方とも上手く描かれてましたし、
水を確保するような動きは世界中で見られてるように、
(※日本の水源がある土地を中国人が買ってたりします)
水を奪い合う戦争の話など筆頭に、
現実とリンクする話も多くあり、
最後までストーリーや構成が素晴らしい作品で、
シリアスとコミカルやダークとライトなどのコントラストの付け方も見事で、
発動後の世界を描かなかったラストといい実に良い作品だった!
ヨナがココの所に帰ってきた時の展開はベタで見てて恥ずかしかったけどw
絵が荒れてた事が多かった気もするけど(原作も綺麗ではないみたいですが…)、
声優陣の芝居は実に見事でしたし、
各キャラ個性的でアイデンティティーがあり、
各キャラの考えがストーリーに細かく反映されていたのも良かったし、
良い意味で1から10まで全てを描ききらずに、
過去のシーンから推測出来るくらいだけの最低限のシーンだけを描いて、
見てる側に補完させる様なやり方も、
最近少ないのもあり見てて面白かった。
あと根っからの武器商人で「現実主義」のキャスパーに
根っこは武器商人じゃない「理想主義」のココの対比や、
元々は何色にも染まってなかった中立のヨナが、
ココの色に染まっていく過程なんかは実に秀逸だった。
ヨナがキャスパーと居た間にどれだけの素敵な現実見たんだろうなw
キャスパーさんとチェキータさんは完全に現実主義&切れてるから、
きっと文字にも出来ないようなもの沢山見たんだろうなww
そこを描かなかったのも秀逸だと思うし、
今期の作品でストーリーの重厚度は断トツでトップですね。良作!!
◆ひだまりスケッチ×ハニカム
いつも通り基本的には原作を忠実に丁寧に描きながら、
時には原作を掘り下げたり拡げたりと、
アニメーションならではの+aを加え、
原作好きから原作知らない人まで満足出来る
バランスが取れた丁寧でセンス溢れる演出が冴え渡る巧い作り方で、
今までの「ひだまり」が好きなら不満なんてある訳が無い。
毎回暖かい気持ちでまったり楽しくこそばゆく見れました。
ひだまり最高ー!!
あと、ゆの役のアスミスをちゃんと知ったのはこの作品なんですが、
一期の時と比べると作中の、ゆの同様に成長が感じられて、
アスミスは別人に聞こえるくらいに声色を変えられないとはいえ、
細かい表現力も増してきて芝居も上手くなったなーとか生意気ながらも思ったw
◆となりの怪物くん
まぁ原作未完なら、こういう終わり方だよねーw
今期のアニメで一番楽しく最後まで見れた作品で、
キャラは魅力的だし、声優さんは素晴らしいし、
コミカル部分とシリアス部分のバランス感や、
緩急のつけ方やフックの付け方に構成の仕方に、、
作画に演出に声優さんの演技に嵌り具合などなど、
全てにおいて過不足が無い感じで、
悪人らしい悪人が居ないのもあり、
心地良い世界観や雰囲気でしたし、
最後までwktkしながら楽しんで見れた。
小野さんの鶏の芝居マジぱない!w
人が演じてるように思えないもんwww
続編期待してるぞー!
◆めだかボックス アブノーマル
西尾先生原作なだけに、
王道のジャンプ路線を意識しつつも、
邪道的な要素も多く含んでいて、
タイトル通りアブノーマルキャラばかりで、
原作未読なのもありストーリー自体も素直に楽しめましたし、
個性的で魅力的で素直に面白かった。
こちらも続編期待してる。
◆BTOOM
ぶっちゃけ、メイン二人の声優さんの芝居は所々微妙でしたが、
作画や演出や構成なんかは見事でしたし、
平さん筆頭にサブキャラの声優さんは素晴らしく、
ストーリー自体は続きが気になる感じで普通に面白かった。
ただこちらも原作未完という事で中途半端な終わり方だったので、
続編に期待ですね。
◆To loveる ダークネス
愛生のさんエロ芝居良かったw
規制が無ければ最高でしたが、
作画は綺麗だし、原作通りの内容で普通に楽しめた。
◆神様はじめました
大地丙太郎監督で原作がベタな少女漫画という事で、
どうしても古臭さは感じましたが、
予想通り安定感に溢れていて、
話自体も素晴らしく普通に良かった。
こういう作品が一期に一本あってもいいと思う。
「はじめました」繋がりのAMEMIYAさんとのコラボCMも良かった。
◆おにあい
初回見た感じは原作未読の人はガン無視な感じで、
細かい設定とかキャラの紹介も無しに、
いきなりハーレム状態という酷いスタートでしたがw
基本的に会話自体がテンポが良くて、
ちょっとした芸人のコントより面白いレベルで、
秋子のお兄ちゃん造語やファッションセンスも面白かったし、
最後にちゃんと掘り下げもあったし、
原作好きなら、まぁ普通に楽しめたかなと。
秋子可愛いよ秋子!
そしてその秋子役の木戸ちゃんが本当にはまり役で、
芝居も良い意味で荒削りで初々しくて印象的で興味深かったので、
期待を込めて名前を覚えておこうと思う。
◆SAO
A-1 Picturesらしく作画は綺麗で構成や演出などは基本に忠実で、
とにかく丁寧で無難で印象を受ける作品で、
客観的に見たら良い作品だとは思いますが、
25話やった割には話の内容は多かったけど、
「伝えたい内容」自体は薄かったですし、
一人暮らしの人は救われたのかとか、
死んだ人やゲームに対する悪い面などの、
設定からくる暗黒面や社会的な話なんか入れたら、
もっと深い話に出来た気がするんだけどな…
原作からそうなのかもしれませので仕方ないかもですし、
メインターゲットが中高生の作品なんで、
難解過ぎても意味分からないでしょうし、
スポンサー的にゲーム批判はまずいでしょうからww
仕事としてやマーケティングとしては実に正しいし、
売れてるようなんでこれで良かったんでしょうけどw
ただ上記のように不満もありますが、
声優さんの芝居は特筆物で、
キリト役の松岡君も実に熱くて実に素晴らしい熱演でしたし、
アスナ役のとまっちゃんも丁寧な芝居で実に素晴らしかった。
その中でも特に子安さんの芝居が素晴らしく、
聞いてて実に憎たらしくて楽しそうな最高の芝居でした!
この作品で一番印象に残ってるのは子安さんの芝居と言っても過言ではないもん。
子安さんスゲー!


ちなみにアスナより直葉派ですし、子安さんの登場もあり、
前半より後半の方面白かったです。
★総括★
「中二病」と「怪物くん」は特に毎回楽しく見れたし、
「ヨルムンガンド」は途中で中だるみもあったけど、
後半の話の濃厚度は特筆物で終わってみたら実に素晴らしい作品でしたし、
他の作品は上記の作品には及ばないとはいえ、毎回楽しく見れた印象で、
思いのほか楽しく見れた作品が多くて良かったと思う。
ただ、原作未完の作品が多いのもあり不完全燃焼感も多く、
満足度は少なかったかもですし、
かなり多くの作品を見てたのもあり、消費するのに苦労しましたw
最終回まで見た作品の感想。その2。
◆ヨルムンガンド PERFECT ORDER
「人間の性は悪」とか「世界は実は美しくない」と日々思ってる自分的にはw、
凄く波長のあう作品で、
ココとヨナを中心に部隊の人間模様を軸にしながら、
世界への皮肉や警鐘も多分に入れた作品で、
その両方とも上手く描かれてましたし、
水を確保するような動きは世界中で見られてるように、
(※日本の水源がある土地を中国人が買ってたりします)
水を奪い合う戦争の話など筆頭に、
現実とリンクする話も多くあり、
最後までストーリーや構成が素晴らしい作品で、
シリアスとコミカルやダークとライトなどのコントラストの付け方も見事で、
発動後の世界を描かなかったラストといい実に良い作品だった!

ヨナがココの所に帰ってきた時の展開はベタで見てて恥ずかしかったけどw

絵が荒れてた事が多かった気もするけど(原作も綺麗ではないみたいですが…)、
声優陣の芝居は実に見事でしたし、
各キャラ個性的でアイデンティティーがあり、
各キャラの考えがストーリーに細かく反映されていたのも良かったし、
良い意味で1から10まで全てを描ききらずに、
過去のシーンから推測出来るくらいだけの最低限のシーンだけを描いて、
見てる側に補完させる様なやり方も、
最近少ないのもあり見てて面白かった。
あと根っからの武器商人で「現実主義」のキャスパーに
根っこは武器商人じゃない「理想主義」のココの対比や、
元々は何色にも染まってなかった中立のヨナが、
ココの色に染まっていく過程なんかは実に秀逸だった。
ヨナがキャスパーと居た間にどれだけの素敵な現実見たんだろうなw
キャスパーさんとチェキータさんは完全に現実主義&切れてるから、
きっと文字にも出来ないようなもの沢山見たんだろうなww
そこを描かなかったのも秀逸だと思うし、
今期の作品でストーリーの重厚度は断トツでトップですね。良作!!

◆ひだまりスケッチ×ハニカム
いつも通り基本的には原作を忠実に丁寧に描きながら、
時には原作を掘り下げたり拡げたりと、
アニメーションならではの+aを加え、
原作好きから原作知らない人まで満足出来る
バランスが取れた丁寧でセンス溢れる演出が冴え渡る巧い作り方で、
今までの「ひだまり」が好きなら不満なんてある訳が無い。
毎回暖かい気持ちでまったり楽しくこそばゆく見れました。
ひだまり最高ー!!

あと、ゆの役のアスミスをちゃんと知ったのはこの作品なんですが、
一期の時と比べると作中の、ゆの同様に成長が感じられて、
アスミスは別人に聞こえるくらいに声色を変えられないとはいえ、
細かい表現力も増してきて芝居も上手くなったなーとか生意気ながらも思ったw
◆となりの怪物くん
まぁ原作未完なら、こういう終わり方だよねーw
今期のアニメで一番楽しく最後まで見れた作品で、
キャラは魅力的だし、声優さんは素晴らしいし、
コミカル部分とシリアス部分のバランス感や、
緩急のつけ方やフックの付け方に構成の仕方に、、
作画に演出に声優さんの演技に嵌り具合などなど、
全てにおいて過不足が無い感じで、
悪人らしい悪人が居ないのもあり、
心地良い世界観や雰囲気でしたし、
最後までwktkしながら楽しんで見れた。
小野さんの鶏の芝居マジぱない!w
人が演じてるように思えないもんwww
続編期待してるぞー!

◆めだかボックス アブノーマル
西尾先生原作なだけに、
王道のジャンプ路線を意識しつつも、
邪道的な要素も多く含んでいて、
タイトル通りアブノーマルキャラばかりで、
原作未読なのもありストーリー自体も素直に楽しめましたし、
個性的で魅力的で素直に面白かった。
こちらも続編期待してる。
◆BTOOM
ぶっちゃけ、メイン二人の声優さんの芝居は所々微妙でしたが、
作画や演出や構成なんかは見事でしたし、
平さん筆頭にサブキャラの声優さんは素晴らしく、
ストーリー自体は続きが気になる感じで普通に面白かった。
ただこちらも原作未完という事で中途半端な終わり方だったので、
続編に期待ですね。
◆To loveる ダークネス
愛生のさんエロ芝居良かったw
規制が無ければ最高でしたが、
作画は綺麗だし、原作通りの内容で普通に楽しめた。
◆神様はじめました
大地丙太郎監督で原作がベタな少女漫画という事で、
どうしても古臭さは感じましたが、
予想通り安定感に溢れていて、
話自体も素晴らしく普通に良かった。
こういう作品が一期に一本あってもいいと思う。
「はじめました」繋がりのAMEMIYAさんとのコラボCMも良かった。
◆おにあい
初回見た感じは原作未読の人はガン無視な感じで、
細かい設定とかキャラの紹介も無しに、
いきなりハーレム状態という酷いスタートでしたがw
基本的に会話自体がテンポが良くて、
ちょっとした芸人のコントより面白いレベルで、
秋子のお兄ちゃん造語やファッションセンスも面白かったし、
最後にちゃんと掘り下げもあったし、
原作好きなら、まぁ普通に楽しめたかなと。
秋子可愛いよ秋子!
そしてその秋子役の木戸ちゃんが本当にはまり役で、
芝居も良い意味で荒削りで初々しくて印象的で興味深かったので、
期待を込めて名前を覚えておこうと思う。
◆SAO
A-1 Picturesらしく作画は綺麗で構成や演出などは基本に忠実で、
とにかく丁寧で無難で印象を受ける作品で、
客観的に見たら良い作品だとは思いますが、
25話やった割には話の内容は多かったけど、
「伝えたい内容」自体は薄かったですし、
一人暮らしの人は救われたのかとか、
死んだ人やゲームに対する悪い面などの、
設定からくる暗黒面や社会的な話なんか入れたら、
もっと深い話に出来た気がするんだけどな…
原作からそうなのかもしれませので仕方ないかもですし、
メインターゲットが中高生の作品なんで、
難解過ぎても意味分からないでしょうし、
スポンサー的にゲーム批判はまずいでしょうからww
仕事としてやマーケティングとしては実に正しいし、
売れてるようなんでこれで良かったんでしょうけどw

ただ上記のように不満もありますが、
声優さんの芝居は特筆物で、
キリト役の松岡君も実に熱くて実に素晴らしい熱演でしたし、
アスナ役のとまっちゃんも丁寧な芝居で実に素晴らしかった。
その中でも特に子安さんの芝居が素晴らしく、
聞いてて実に憎たらしくて楽しそうな最高の芝居でした!

この作品で一番印象に残ってるのは子安さんの芝居と言っても過言ではないもん。
子安さんスゲー!



ちなみにアスナより直葉派ですし、子安さんの登場もあり、
前半より後半の方面白かったです。
★総括★
「中二病」と「怪物くん」は特に毎回楽しく見れたし、
「ヨルムンガンド」は途中で中だるみもあったけど、
後半の話の濃厚度は特筆物で終わってみたら実に素晴らしい作品でしたし、
他の作品は上記の作品には及ばないとはいえ、毎回楽しく見れた印象で、
思いのほか楽しく見れた作品が多くて良かったと思う。
ただ、原作未完の作品が多いのもあり不完全燃焼感も多く、
満足度は少なかったかもですし、
かなり多くの作品を見てたのもあり、消費するのに苦労しましたw