好きな洋楽の日本語訳(和訳)付き曲解説。
※他の日本語訳(和訳)付き曲解説記事はこちら。
今回紹介するのは、
平穏な暮らしや心の平和は、
結局探してもどこにも無いんだと達観してるような歌詞の、
アコギ主体のシンプルな曲構成の、
美しくも儚げで寂しげで物悲しい曲である、
「Anberlin」のボーカルの「Stephen Christian」のソロプロジェクトである
「Anchor & Braille」の「Find Me」です。
◆Anchor & Braille - Find Me [LYRIC VIDEO]
平穏な生活を探し求めていただけなのに、
探して見つかるのは偽りの平和の裏にある、
不安と心配や人の心の闇など問題ばかりだ。
いつまで経っても世界の情勢も国の治安も安定しない。
いくら国が発展して経済的に豊かになっても人の心は貧しいままであり、
不安と心配だらけの現状を見れば「心の平和」は訪れることはないだろう。
立ち止まってる時間は無いし動き続けなければいけない。
でももう手遅れであり探しても見つかる事はないのかも…
名前通り敬虔なクリスチャンである、
「Stephen Christian」は、
「Anberlin」時代から哲学的で宗教的な感じもある歌詞を
いくつか書いていたんですが、
この曲はその極みとも言える様な歌詞で、
世界の現状を見れば見るほど、
本当の意味で平穏な生活や心の平和というものは
探しても決して見つからないんだと、
自虐的に寂しげに理解して達観してるような感じに聞こえますが、
一応「立ち止まってる時間なんて僕達には無い」
「動き(進み)続けなければならない」とも言ってるように、
動き出せば変わるかもしれないという「一縷の望み」は残しているので、
ただの暗い&物悲しい曲では終わってないし、
寂しげで悲しげだけど優しい雰囲気もあるんだよね…深くて重い…
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって1年経ちましたが、
まだ戦争は終わってないですし、
北朝鮮や中国も危険な動きをしているように、
今は世界的にかなりの緊張状態であり、
いつ第三次世界大戦という名の
「大惨事世界大戦」が起こってもおかしくないですし、
日本国内でも犯罪が20年ぶりに増加に転じて、
利己的で悪質&凶悪な犯罪も増えているように感じますし、
お年寄りのアクセルとブレーキの踏み間違い事故も多くあるように、
普通に生活していて安全な場所なんてどこにも無い訳ですし、
本当の意味で「平穏な生活」も「心の平和」というものは無いのかも知れません…
…残念ながら世界はもう引き返せない&変える事が出来ない状況の所に来ているのかも知れませんが、
何とか世界が少しでも平和な方向に進んで欲しいものです。
多くの人がただ平穏な生活が出来れば良いと思ってるだけに。
PS
しかしクリスチャンの人は、
「Underoath」「Copeland」や「P.O.D.」などなどダークで重い歌詞書く人多いなw
それだけ物事をシリアスに捉えて考えているとも言えるんでしょうが、
多くの日本人は鬱になるようなレベルの歌詞も多いよね…
その中でも特にダークで深いと言えば「Underoath」ですが、
奇しくもロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まった事によって、
ますます歌詞に深みが増したっていう…皮肉なもんだ…
※上記の「Hallelujah」の日本語訳付き曲解説はこちら
※Underoathの「Voyeurist(2022)」のレビュー記事はこちら
※他の日本語訳(和訳)付き曲解説記事はこちら。
今回紹介するのは、
平穏な暮らしや心の平和は、
結局探してもどこにも無いんだと達観してるような歌詞の、
アコギ主体のシンプルな曲構成の、
美しくも儚げで寂しげで物悲しい曲である、
「Anberlin」のボーカルの「Stephen Christian」のソロプロジェクトである
「Anchor & Braille」の「Find Me」です。
◆Anchor & Braille - Find Me [LYRIC VIDEO]
I'm still looking for the quiet life
(僕は平穏な暮らしをずっと探し求めてる)
But in those shadows it's trouble I find
(でも見つかるのはその影の中にある問題だ)
I've been waiting for all my life
(僕は長い間ずっと待ち焦がれていたんだ)
For a drug called peace of mind
(心の平和という呼ばれる薬を)
And oh …I feel
(だけどああ…僕は感じるんだ)
It's never gonna find me or catch me fallin'
(それは決して見つける事が出来ないし捕まえる事も出来ない)
And I feel, I feel,
(そして感じる,感じるんだ)
It'll never find me here
(ここではそれは決して見つけられないだろう)
I've gotta keep movin' on
(動き続けなければならない)
Waitin' for a moment
(この瞬間を待っていたんだ)
Cause I feel, I feel
(だって感じる.感じるんだ)
It's never gonna find me
(それは決して見つける事が出来ない)
It's never gonna find me here
(それはここでは決して見つける事は出来ないんだ)
How poor life is if full of care
(心配だらけの人生はなんて貧しいんだ)
We have no time to stand and stare
(立ち止まってる時間なんて僕達には無い)
And oh …I feel
(だけどああ…僕は感じるんだ)
It's never gonna find me or catch me fallin'
(それは決して見つける事が出来ないし捕まえる事も出来ない)
And I feel, I feel,
(そして感じる,感じるんだ)
It'll never find me here
(ここではそれは決して見つけられないだろう)
I've gotta keep movin' on
(進み続けなければならない)
Waitin' for a moment
(この瞬間を待っていたんだ)
Cause I feel, I feel
(だって感じる.感じるんだ)
It's never gonna find me
(それは決して見つける事が出来ない)
It's never gonna find me here
(ここでは決して見つける事は出来ないんだ)
(僕は平穏な暮らしをずっと探し求めてる)
But in those shadows it's trouble I find
(でも見つかるのはその影の中にある問題だ)
I've been waiting for all my life
(僕は長い間ずっと待ち焦がれていたんだ)
For a drug called peace of mind
(心の平和という呼ばれる薬を)
And oh …I feel
(だけどああ…僕は感じるんだ)
It's never gonna find me or catch me fallin'
(それは決して見つける事が出来ないし捕まえる事も出来ない)
And I feel, I feel,
(そして感じる,感じるんだ)
It'll never find me here
(ここではそれは決して見つけられないだろう)
I've gotta keep movin' on
(動き続けなければならない)
Waitin' for a moment
(この瞬間を待っていたんだ)
Cause I feel, I feel
(だって感じる.感じるんだ)
It's never gonna find me
(それは決して見つける事が出来ない)
It's never gonna find me here
(それはここでは決して見つける事は出来ないんだ)
How poor life is if full of care
(心配だらけの人生はなんて貧しいんだ)
We have no time to stand and stare
(立ち止まってる時間なんて僕達には無い)
And oh …I feel
(だけどああ…僕は感じるんだ)
It's never gonna find me or catch me fallin'
(それは決して見つける事が出来ないし捕まえる事も出来ない)
And I feel, I feel,
(そして感じる,感じるんだ)
It'll never find me here
(ここではそれは決して見つけられないだろう)
I've gotta keep movin' on
(進み続けなければならない)
Waitin' for a moment
(この瞬間を待っていたんだ)
Cause I feel, I feel
(だって感じる.感じるんだ)
It's never gonna find me
(それは決して見つける事が出来ない)
It's never gonna find me here
(ここでは決して見つける事は出来ないんだ)
平穏な生活を探し求めていただけなのに、
探して見つかるのは偽りの平和の裏にある、
不安と心配や人の心の闇など問題ばかりだ。
いつまで経っても世界の情勢も国の治安も安定しない。
いくら国が発展して経済的に豊かになっても人の心は貧しいままであり、
不安と心配だらけの現状を見れば「心の平和」は訪れることはないだろう。
立ち止まってる時間は無いし動き続けなければいけない。
でももう手遅れであり探しても見つかる事はないのかも…
名前通り敬虔なクリスチャンである、
「Stephen Christian」は、
「Anberlin」時代から哲学的で宗教的な感じもある歌詞を
いくつか書いていたんですが、
この曲はその極みとも言える様な歌詞で、
世界の現状を見れば見るほど、
本当の意味で平穏な生活や心の平和というものは
探しても決して見つからないんだと、
自虐的に寂しげに理解して達観してるような感じに聞こえますが、
一応「立ち止まってる時間なんて僕達には無い」
「動き(進み)続けなければならない」とも言ってるように、
動き出せば変わるかもしれないという「一縷の望み」は残しているので、
ただの暗い&物悲しい曲では終わってないし、
寂しげで悲しげだけど優しい雰囲気もあるんだよね…深くて重い…
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって1年経ちましたが、
まだ戦争は終わってないですし、
北朝鮮や中国も危険な動きをしているように、
今は世界的にかなりの緊張状態であり、
いつ第三次世界大戦という名の
「大惨事世界大戦」が起こってもおかしくないですし、
日本国内でも犯罪が20年ぶりに増加に転じて、
利己的で悪質&凶悪な犯罪も増えているように感じますし、
お年寄りのアクセルとブレーキの踏み間違い事故も多くあるように、
普通に生活していて安全な場所なんてどこにも無い訳ですし、
本当の意味で「平穏な生活」も「心の平和」というものは無いのかも知れません…
…残念ながら世界はもう引き返せない&変える事が出来ない状況の所に来ているのかも知れませんが、
何とか世界が少しでも平和な方向に進んで欲しいものです。
多くの人がただ平穏な生活が出来れば良いと思ってるだけに。
PS
しかしクリスチャンの人は、
「Underoath」「Copeland」や「P.O.D.」などなどダークで重い歌詞書く人多いなw
それだけ物事をシリアスに捉えて考えているとも言えるんでしょうが、
多くの日本人は鬱になるようなレベルの歌詞も多いよね…
その中でも特にダークで深いと言えば「Underoath」ですが、
奇しくもロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まった事によって、
ますます歌詞に深みが増したっていう…皮肉なもんだ…
Cut the lights
(明かりを消して)
Face yourself
(自分自身と向き合う)
We're not dreaming
(僕達は夢を見てる訳ではない)
This is hell
(これは地獄だ)
(明かりを消して)
Face yourself
(自分自身と向き合う)
We're not dreaming
(僕達は夢を見てる訳ではない)
This is hell
(これは地獄だ)
※上記の「Hallelujah」の日本語訳付き曲解説はこちら
※Underoathの「Voyeurist(2022)」のレビュー記事はこちら
なるほど。
人口の大部分が死に絶えるような文字通りの「地獄」のようなカタストロフは歴史的にあまり無い日本に比べると、
海外は地続きで国が繋がってるのもあり疫病や戦争も多くあるように地獄のような経験を多くしてますもんね。
そりゃ警戒もするし深く考えたりもしますよね。納得。
日本の危機感の無さは外交や他国への対策なんかにも現れてる気がしますし、
前も少し書きましたが音楽筆頭に日本のエンタメは政治的だったり社会的なものは人気出ない&嫌う傾向ありますし本当にどうにかならないもんですかね…
他力本願になりますが誰かスターが発信してくれるだけでも変わると思うので誰か出て来て欲しいもんです
コメントありがとうございました。
疫病や戦争などによって人口の大部分が死に絶えるようなカタストロフを、歴史の中で繰り返し経験してきた西欧の人と、幸運にもそういう経験をほとんどしていない日本の人では、精神の基盤が違いますよね。天明の飢饉でさえ「おらが死んだらおらを喰らえ」というような地獄を見たのは東北の農民だけですから。
これからまたカタストロフが近づいている、という時代ですが、経験のない日本人にはその闇から目を逸らして、無視する以外の対応は難しいんだと思います。