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Cut Copy - Haiku from Zero

2017-11-22 19:45:52 | 洋楽レビュー/感想 2017
洋楽レビュー/感想。

不思議な心地良さと浮遊感がある、
オシャレでダンサブルでポップでキャッチーでドリーミーな、
エレクトロニック/ポストパンク/シンセポップ作品


◆Cut Copy - Haiku from Zero
前作のエレクトロニック/ディスコ/ダンス要素を、
オシャレでモダンな感じに深化させつつ、
同時に2ndの頃のポストパンク要素も巧みに組み込んでおり、
昔のようにギターがフューチャーされてる曲も多いですし、
更に3rdの頃のワールドミュージック的要素や、
スケールの大きい雰囲気があるので、
今までを総括してる感じがあるのですが、
同時に明確に今までの作品とは違う色があり、
使ってる音の種類は過去最高に多種多様で、
ミニマルな反復のパートが多くなりましたし、
チルウェイヴ的な要素も多く見られるので、
結果的に不思議な心地良さと浮遊感がある、
オシャレでダンサブルでポップでキャッチーでドリーミーな、
エレクトロニック/ポストパンク/シンセポップ作品に仕上がってますね。


相変わらずメロディーはキャッチーで、
アレンジはフックに溢れていて中弛みが無く、
途中でガラッと雰囲気が変わる曲も幾つかありますし、
チルウェイヴ的なリラックス出来る雰囲気から来る心地良さと、
ミニマルな反復から来る二つの心地良さは抜群で、
不思議な浮遊感やまどろみさえ感じますし、
音数のバランスに音の選び方に空間の使い方や音響は、
過去最高に凝ってて素晴らしく、
知的で詩的な歌詞も魅力的ですし、
どこからどう切ってもCut Copyでありつつ、
今までのどの作品とも違う雰囲気があるという、
個性を残しつつ新しい事にも挑戦してる、
バンドの成長や進化を感じる作品で、
ずば抜けた凄みや良さはないかもですが、
個人的には大きな不満が無い、
隙の無い良く出来た作品だと思う。力作で良作!


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