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EMA - Past Life Martyred Saints

2011-08-19 21:37:21 | 洋楽レビュー/感想 2011
洋楽レビュー/感想。
USの90'sの要素満載のダークでアンビエントなフォーク/ロック作品。


◆EMA - Past Life Martyred Saints
ドローン・フォーク・バンドのGOWNSのシンガー/ギタリストErika M. Andersonの、
ソロプロジェクトのデビューアルバムなんですが、
90年代のUSのロックの主流な音楽…
…グランジ/オルタナ/インダストリアル/シューゲイザーなどを髣髴とさせる要素が多々ある、
ダークでアンビエントなフォーク/ロックという感じで、
(最近で言うならFever Rayがグランジ色強くした感じにも聞こえます)
基本的には重くて暗いのですが、
そこに独特の神秘的で個性ある歌声が入ることで、
退廃的でありながら浮遊感があるという独特の雰囲気が出てますし、
曲の雰囲気だけに留まらず歌詞も、
90年代的な攻撃的だったり内面見つめたりしたものですし、
最近聞かない感じの暗くて重くて狂ってる作品で実に興味深い。

アルバム聞き終えた後は失望感にも似た暗い気持ち…、
NirvanaやKornを初めて聴いた時のよう聴後感が残るので、
明らかに聞き手を選ぶ音楽ですが、インパクトはありますし、
暗い中でも独特の美しさ…暗い中にも一筋の光が見える感じがあり、
ゴシックとは違う独特の退廃美に溢れてますし、
曲聴いて反応するものがあれば、この独特の世界観は一聴の価値はあるかと。
これからどう化けるか楽しみ。




PS
EMA好きな人は↓のSleep Party Peopleも覚えておいて損ないですよー。

個人的にはEMAより好きな感じですし期待してます。

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