ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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Diablo Swing Orchestra - Pandora's Pinata

2012-06-14 22:40:38 | 洋楽レビュー/感想 2012
洋楽レビュー/感想。
基本的にはいつも通りの邪悪で妖しくてシアトリカルなスウィングジャズオペラちっくメタルながら、
曲のバリエーションが増した意欲的な作品。


◆Diablo Swing Orchestra - Pandora's Pinata
今作もバンド名通りの悪魔のスウィングオーケストラな感じの、
基本は邪悪で妖しくてシアトリカルなスウィングジャズオペラメタルなんですが、
独特の個性や妖しさを残しつつも前作ほど変態じゃなく、曲のバリエーションも増し、
良くも悪くも一番洗練されていて聞きやすくなってます。

歌唱力も演奏力も高いですし、アレンジも素晴らしく、
これぞDiablo Swing Orchestra的な曲から、
Apocalyptica的なクラシック要素が強い曲に、
モロにオペラな曲にスカメタル的なコミカル調な曲に、
SepulturaやSoulfly的なトライバルでエスニックな曲から、
最後にはダブステップアレンジまであるように、
今まで以上にバラエティ豊かなんで、
意欲的で興味深い内容になってますし、
それでいて個性も無くなってなく
全体のクオリティー自体も普通に高く、
今までの作品が好きな人なら、まず間違いない作品だと思います。

ただ作品出す毎にインパクトが薄れてるのも事実なんですよね…
でも彼らの変わりになるようなバンドは居ませんし、
非常に個性的で興味深いバンドであるのは間違いなく、
今作もクオリティー自体は余裕で合格点は超えてるだけに、
こういう風に確実に少しずつ進歩していくのも良いと思うし、
確かな進歩を感じる充実の三作目だと思う。良作。


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