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The XX - Coexist

2012-10-26 22:15:25 | 洋楽レビュー/感想 2012
洋楽レビュー/感想。
音数がとにかく少なくて洗練されている、
メランコリックエレクトロポップ/ロック。


◆The XX - Coexist
基本的には前作と同じ路線で、
相変わらずアンニュイでメランコリックでロマンティックで、
音数が極端に少ないスタイリッシュな雰囲気さえあるエレクトロポップなんですが、
「Coexist」=「共存」というタイトルなのもあり、
前より、どこか暖かみというか前向きさみたいなのも感じますし、
より音を厳選して少なくしていながら、
ダンス色というかクラブミュージック要素が増してるように、
アレンジが多彩になっており、曲の幅も拡がり、
前作から年をとった分だけ、
シリアスな要素が増した感じもあり、
全体的にレイドバックしたと言うか、
スローでメロウになっていて、
アーバンに洗練した感じになってますね。

ぶっちゃけ、前作ほどのインパクトはありませんし、
第一印象は地味になった印象を受けましたが、
全体の完成度は増してますし、
メロディーのフックは薄れたかもですが、
相変らずポップでキャッチーで甘く、
曲の中にフックが増え、曲構成も見事ですし、
ロマンティックで詩的な歌詞も素晴らしく、
前作を好きな人を裏切ることは決して無いような、
確かな進歩が感じられる良作だと思う。

ただ↑のギターとボーカルだけのVer聞くと、
個人的にアルバムVerが無駄に音多く感じますし、
もっと突き詰めれた気がしますし、
変な風に迷走するよりは、
こういう確かな進歩の方が全然良いとは思いますが、
どうしても前作と比べるとインパクトや緊張感には欠けるかな…
まぁ、これ以上音数無くすと売れなくなるんだろうし、
バランス感はこれくらいが丁度良いのかもですけど。
アンプラグド盤とか、
極限まで音数減らしたリミックス盤とか出ると面白いかも。

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