ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

コアでマニアックな洋楽に坂道シリーズにアニメと声優が好きな
マイノリティによるブログタイトル通りのカオスなブログですw

Anberlin - Vital

2012-10-29 21:14:36 | 洋楽レビュー/感想 2012
洋楽レビュー/感想。
メタリックでいてエモ要素もあってどこか陰のあるオルタナロック。


◆Anberlin - Vital
いつものようにパワフルなドラムや、
HR/HM寄りのクールでへヴィなギターなどの、
過不足が感じられない安定感がある素晴らしい演奏に、
Stephenのハイトーンで時に力強くて時に儚くも美しい優しい歌声の、
キャッチーでフックのある美しいメロディーが絡み合うという、
「これぞAnberlin!」な要素が炸裂しつつ、
トライバルな雰囲気のドラムパートがあったり、
ポストロック的な要素があったり、
シンセポップ的に大胆にシンセが使われてたりと、
新しい要素も巧みに取り入れてるのですが、
Anberlinの個性は全く失われていない所か、
ますますパワーアップしてる感じで、
序盤はここ数作には無かった炸裂感みたいなものがあったりするように、
今まで以上にエネルギッシュで力強くて熱さがあって、
アルバムタイトル通り、
活力に満ちてると言うか生命力みたいなものを感じたりしますし、
アレンジもフック満載で優れていて(特にギターアレンジは凝ってます)、
曲のバリエーションも豊富で、
歌詞はシンプルでいながら、ますます深みが増し、
これは意欲作で快作で良作ですよ!素晴らしい!

長く活動してるロックバンドのほとんどがピークを過ぎ、
「過去の遺産」で生きていたりするもんですが、
Anberlinは軸がぶれることもなく着実に進化/深化していて、
今を生きている現役のロックバンドである事を強く感じさせますね。

今作は今まで以上にライブ映えしそうな曲も多いですし、
もう一度日本でライブ見れると良いな…
ここ数作はちょっと…と思った初期の彼らが好きな人も気に入ると思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Grizzly Bear - Shields | トップ | Anaal Nathrakh - Vanitas »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

洋楽レビュー/感想 2012」カテゴリの最新記事