ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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Anberlin - Lowborn

2014-08-24 10:39:45 | 洋楽レビュー/感想 2014
洋楽レビュー/感想。
へヴィでメタリックな要素を持ちつつも、
どこか陰があって儚く切なくもあるメランコリックなオルタナ/ロック作品。


◆Anberlin - Lowborn
解散を発表してから作られた最後の作品という事もあり、
グルーヴィーでR&B風味の曲や声を荒げる曲があったり、
ポストロック色が増していたりと目新しさはあるものの、
全体的に見ると今までの集大成と言える内容で、
過去最高に美しさと深みがあり、
いろいろ感慨深いですね…

丁寧で過不足の無い演奏にアレンジ、
いつも以上にクリスチャンらしさ溢れる奥深い歌詞は素晴らしく、
正直Anberlinの作品は途中でダレる作品が多かったけど、
この作品は曲がバラエティに富んでおり、
各曲フックに溢れていてクオリティーも高く、
曲の流れが凄く良いので、
最後までダレることなく聞けますし、
全体的にスローで派手さが無く、
悪く言えば地味とも言えるかもですが、
今までで一番優しくて暖かく「愛」溢れる作品で、
最後の作品ということで過去を振り返ってるような雰囲気もあるものの、
しっかり「未来」も見つめてますし、
最後の曲の歌詞読めば分かりますが、
Anberlinという存在を覚えてる限り、
永遠にAnberlinは思い出の中で生き続けていく訳で、
寂しさよりも不思議な気持ち良さや満足感があるんだよね…

最初に書いたように、
このアルバムでAnberlinは解散します。
個人的に凄く思い入れのあるバンドなんで解散は残念ですが、
多くのバンドが納得せず中途半端な形で解散していくように、
結果的にあの作品が最後になってたみたいな物が圧倒的に多い中、
(たまにラストとして出したら好評でバンド続ける事になったなんてのも居ますがw)
ここまで「有終の美」という言葉に相応しい、
納得/充実の最終作を作るバンドなんて極一部しか居ないですし、
常に自分達の個性を保ちつつ新しい事にも挑み、
ファンの期待を裏切ることなく、
常に一定のクオリティーの作品を出し続けた事は「凄い」の一言しかなく、
初期から応援してきたファンなら特にですが、
Anberlinを好きで良かった&凄いなと思える素敵な最終作だと思う。良作!


最後におまけでAnberlinで一番好きな曲を貼り。

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