ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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Copeland - Ixora

2014-12-17 20:55:38 | 洋楽レビュー/感想 2014
洋楽レビュー/感想。
少しエレクトロニック要素が増した、
孤高の美しさがあるビューティフルエモ/ピアノエモ作品。


◆Copeland - Ixora
Copeland再結成後の最初のアルバムなんですが、
「Lavender」のように、
RadioheadやEfterklangに通じるような、
新アプローチの曲があるとはいえ、
基本的にはCopeland以外の何物でもない音になっており、
「これぞCopeland!」な美しいメロディーや雰囲気が随所にあり、
純粋で真っ直ぐな胸を打つ歌詞も相まって、
基本暗くて冷たい感じながら、
聞いてると暖炉のようにじわじわと暖かくなって来るような雰囲気の、
エモーショナルで美しいピアノエモ作品になっていて、
過去作と比べて遜色ないですし、
良く言えば集大成的な雰囲気もあるとはいえ、
聞いた事あるような(焼き直し的な)メロディー&雰囲気の曲が多く、
新しいアプローチは完全に自分達の物に出来てなく、
実験的にちょっと使いましたって感じで中途半端感があるので、
カムバック作品としては及第点とはいえ、
個人的には「改めて再結成してやりたかったのがこれか…」っていう、
ガッカリ感もあるかな…

日本は閉ざされた島国という事もあり極端な変化を嫌う傾向あるので、
日本のファンや初期が一番好きという人はこういう作風を歓迎するかもですが、
個人的にはもっと電子音強めに吹っ切れた方が面白かったかも。
決して悪い作品では無いのですが個人的には物足りないわ…



PS
前にも書いたけど
再結成はビジネス的に多くの人が得する事ばかりなので、
批判意見をメディアはあまり載せませんが、
(日本のメディアはほぼ皆無です)
再結成して復活作出したバンドで、
納得出来るような復活作出したのって1割にも満たないですし、
ほとんどが年老いて見た目も悪くなり、
全盛期の半分の魅力も出せないライブしか出来ないバンドばかりなのに、
こうも再結成が美化される傾向は、
いずれ音楽界全体に大きな損失を招くと思う。
若い魅力的なバンドより、
年老いて魅力が薄れたバンドが歓迎されるのは、
日本に帰ってきたメジャーであまり活躍して無い選手(NさんやMさん)を、
ちやほやして高い年俸出すくらい歪な事に思える。

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