ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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Panopticon - Roads To The North

2014-12-13 15:50:00 | 洋楽レビュー/感想 2014
洋楽レビュー/感想。
メロデスとフォークに加えカントリー/ブルーグラス要素まである、
狂おしくも美しくて壮絶で大自然の息吹すら感じる壮大さがあってドラマティックで劇的な、
メロディックブラック/アトモスフェリック/ポストブラックメタル作品。


◆Panopticon - Roads To The North
叫んだり吼えたりと激情的なハードコアなボーカルに、
グラヴィティブラストもかます、
馬鹿っ早くて手数足数多いドラムに、
ブラックメタル的なトレモロリフも使いつつ、
モロにイエテボリのメロデススタイルも入れて、
華麗にスウィープも駆使するテクニカルでメロディアスで叙情的な熱いギターに、
時折メロディアスなフレーズ入れたりするベースに、
フォーク/カントリー的なアプローチの、
優雅さがあるヴァイオリンまで入ってるという、
狂おしくも美しくて壮絶で壮大でドラマティックで劇的な構成の、
メロディックブラックメタル/ポストブラックを軸にしつつも、
スライドギターの入ったブルージーでカントリーな曲や、
カントリー/ブルーグラスなインスト曲まであったりするように、
田舎/牧歌的で大自然の息吹を感じるので、
部分部分取り上げると凄いブルータルとはいえ、
全体的には音のイメージほどへヴィに感じないですし、
なんか曲によっては聴いてると不思議と癒されたりもするという…
…なんだこの不思議な聴後感!w

前述のように演奏が素晴らしいのは勿論、
アレンジ、緩急の使い方も素晴らしく、
特にブルータルなパートとカントリーパートのコントラストの付け方が絶妙で、
ブラックメタルが持つ凶悪さと、
カントリーが持つ田舎/牧歌的な要素という、
一見相容れない二つが、
良い意味で荒削りながらも調和してますし、
曲の長さを感じさせない曲構成も見事!

自分は恥ずかしながらDecibelの年間ベストでこのバンド知ったんですが、
いや~実にユニークで良いバンドですね!
調べたらこれが5枚目か6枚目のLPだとか…
…自分の音楽アンテナの低さを嘆かずには居られないわorz

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