↑ 2011/04/27 撮影…花
2011/10/12 撮影…実
[ ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木 ]
日本では、
北海道~九州にかけて、
山地の雑木林に自生します。
高さは、2~5m。
若枝は丸く緑色、
葉は、柄を持ち、卵形または倒卵状楕円形で長さ5~8㎝、幅3~4㎝、
先がとがり、基部はくさび形、縁に細かい鋸歯があって、対生します。
花期は、5~6月。
葉腋から出た集散花序は長く垂れ下がり、
径6~8㎜位の緑色または淡白紫色の小花を付けます。
花弁は5個で、卵円形をしていて平開します。
雄しべは5本で小さく、雌しべは1本です。
萼片は小さくて5個あり、縁が歯状になっています。
果実は、朔果で長い柄を持ち、径9~12㎜の球形、9~10月ごろ暗赤色に熟すと5裂し、
中から朱赤色の仮種皮に包まれた種子が現れます。
近縁種として広葉吊り花・黒吊り花・大吊り花などがあります。
材は細工物用とし、また庭木や鉢植えとして使われます。
名は、実の吊り下がる姿から付けられたそうです。
花は地味で目立ちませんが、
秋には紅葉し、
朱紅色の実が風に揺れるさまは
独特の風情があります。
2011/04/10 撮影
2011/04/19 撮影
2011/04/27 撮影…開花
2011/06/19 撮影…青い実
2011/07/27 撮影
2011/08/14 撮影…色付き始めた葉
2011/08/26 撮影
2011/09/01 撮影
2011/09/07 撮影
2011/09/25 撮影
2011/09/26 撮影…1番早く割れた実
2011/10/10 撮影…仮種皮に包まれた種子
2011/10/11 撮影
2011/10/12 撮影
2011/10/14 撮影
2011/10/18 撮影
2011/10/20 撮影
2011/10/20 撮影…紅葉した葉
2011/10/28 撮影…終わりの実
2011/11/13 撮影…紅葉
< 2010 年 >
2010/05/17 撮影…花