↑ 2012/08/27 撮影 2012/08/27 撮影
2021/08/21 撮影…ヤクシマススキとナンバンギセル
[ ハマウツボ科ナンバンギセル属の1年生の寄生植物 ]
東アジアの熱帯~温帯に10種ほどあり、
日本には2種が分布します。
イネ科やカヤツリグサ科などの根に寄生する、
葉緑素を持たない寄生植物です。
日本では、
北海道~沖縄にかけて、
草地のススキ・ミョウガ・サトウキビなどの根に寄生します。
草丈は、15~20cm。
茎は赤褐色でごく短くほとんど地上には出ません。
葉は、狭三角形の鱗片状で数枚互生します。
花期は、7~9月。
直立した花柄を数本伸ばし、先に淡紫色の花を1個横向きに付けます。
花冠は3~3.5㎝の筒形で、先は浅く5裂して唇形となり、縁は全縁です。
雄しべは4本です。
がくは舟形で下側は深く裂け、先が尖り淡紅紫色の条があります。
果実は蒴果で長さ1~1.5㎝の卵球形です。
名は、長い花柄の先に付く花の様子が南蛮煙管に似ていることから付いたそうです。
もの思いに沈んだように横向きに花を付けるので思草の名で万葉集にも詠まれています。
古名 : オモイグサ(思草)
残暑の厳しい中、
ちょつと園芸店に立ち寄りました。
目に止まった「南蛮煙管」は
棚の下の方にあり、
暑さのせいか水が足りないのか、
色も悪く元気がありませんでした。
開花の前に水切れをおこすと花色が薄くなったり、
花柄の伸びが悪くなってしまうそうです。
元気になってくれればと思いながら、
午前中の日が当たる茗荷のところに植えました。 2012/08/26 撮影
2012/08/27 撮影
2012/08/28 撮影
〃
2012/08/29 撮影…朝
〃…午後
2012/08/30 撮影
2012/08/31 撮影
2012/09/02 撮影
〃
2012/09/03 撮影
2012/09/07 撮影
2012/09/10 撮影
< 2020 年 > 2020/11/12 撮影