しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

スズムシソウ ( 鈴虫草 )

2015-05-04 |  4月 の花たち

                                                                  ↑ 2015/04/21 撮影…スズムシソウ

2015/04/25 撮影…スズムシソウ

 2016/04/29 撮影…フジスズムシソウ

[ ラン科クモキリソウ属の多年草 ]

日本では、
北海道~九州にかけて、
山地のやや薄暗い林内に自生します。
草丈は、10~20cm。
前年の偽鱗茎(バルブ)の脇から新芽を出し、
葉が半開きのころに新根が出て、
その後に新芽の基部が肥大し、
卵球形の新偽鱗茎を形づくります。
秋には根も葉も旧偽鱗茎も枯れ、
新しい偽鱗茎だけを地上に残して冬を越します。
葉は、2枚の広楕円形で長さ5~10cm、幅3~5cm前後、
やや光沢があり対生します。
花期は、4~6月。
葉の間から花茎を出して総状花序となり、
淡暗紫色・半透明の花を10個ほど付けます。
唇弁は長さ約1.5cm、中央に1本の溝があり、
側花弁は線形です。
名は、花の形が鈴虫の羽に似ていることから付いたそうです。
別名 : スズムシラン(鈴虫蘭)

山野草展などで見かけ、
渋く面白い形の花を一度手がけたいと
思っていました。
園芸店で出会ったので早速求めました。
栽培は難しいということですが、
来年には元気な新芽が出ますように…。

スズムシソウ (鈴虫草)
 2016/04/08 撮影…芽生え

 2016/04/18 撮影

 2016/04/19 撮影 〃

 2016/04/20 撮影

 2016/04/21 撮影 〃

 2016/04/24

2016/04/25

  2016/04/27

 2016/04/30

 2016/05/02 撮影

 2016/05/05 撮影


フジスズムシソウ (富士鈴虫草) 
富士山周辺に特産するスズムシソウで、全体的に大きめです。
 2016/04/29 撮影

 2016/04/30 撮影

 2016/05/02 撮影

2016/05/03 撮影

 2016/05/05 撮影

 2016/05/10 撮影

 2016/05/12 撮影

 2016/05/13 撮影

 2016/05/16 撮影

 2016/05/18 撮影


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スズムシソウ 
2015/04/23 撮影


2015/04/24 撮影


2015/04/26 撮影

2015/04/28 撮影

2015/04/29 撮影


2015/04/30 撮影


2015/05/01 撮影



2015/05/02 撮影


2015/05/03 撮影


2015/05/04 撮影

2015/05/06 撮影

2015/05/07 撮影

2015/05/09 撮影

2015/05/11 撮影

2015/05/15 撮影

2015/08/30 撮影…偽鱗茎(ぎりんけい)

 


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