↑ 2015/04/24 撮影 〃
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[ キジカクシ科アマドコロ属の多年草 ]
旧分類ではスズラン科でしたが、分類によってはキジカクシ科へと変更されています。
北海道~九州にかけて、
山野の草地などに自生します。
草丈は、30~60cm。
根茎は太い円柱状で節間が長く、
横に伸びて細いひげ根を出します。
茎には6本ほどの稜(りょう)があり、上半分はやや弓状に曲がります。
葉は、長楕円形~狭長楕円形で、長さ5~10㎝、幅2~5㎝、柄が無く、
裏面はふつう粉白色をおび、
茎の左右に数個の葉をほぼ2列に互生します。
花期は、4~5月。
花は、葉腋に1~2個ずつ付き、
長さ1.5~2㎝の筒状、鐘形の白色で先が緑色を帯び、
柄は下垂します。
花被片は6枚、合着して筒状となり先は離れて開いています。
雄しべは6個です。
果実は、液果で径1㎝の球形、秋に黒紫色に熟し白粉をかぶります。
鑑賞用に栽培される斑入りの品種は、
流通名で鳴子蘭(なるこらん)と呼ばれています。
根茎を水洗いしてひげ根を除き、日干ししたものを
生薬の萎蕤(いずい)または玉竹(ぎょくちく)として、
滋養強壮・疲労回復・健康維持に用います。
山菜として用いるのは、
春先に出る若芽の葉が開く直前までのものを
3月から4月にかけて収穫し、
さっと茹でてすぐに冷水に放ち、
和え物・おひたし・炒めもの、
またそのまま天ぷらなどに用います。
地中に伸びている根茎部分を秋に収穫し、
天ぷら・甘煮などにします。
ただし、果実は有毒なので注意を要します。
白覆輪斑は「斑入りアマドコロ」「ナルコラン」の名前で流通しています
名は、ヤマノイモ科の野老(トコロ)に似た地下茎を持ち、
甘味があって食べられるのでアマドコロと付いたそうです。。
流通名:ナルコラン(鳴子蘭)・フイリアマドコロ(斑入り甘野老)
漢名 : イズイ(萎蕤)
いつの頃からか、
毎年モチの木の根元に芽を出し、
可愛い清楚な花を縦に並べて
吊り下げています。 2015/04/15 撮影
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2015/04/16 撮影
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2015/04/19 撮影
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2015/04/24 撮影
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2015/04/25 撮影
2015/04/27 撮影
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2015/04/28 撮影
2015/04/30 撮影
2015/05/01 撮影
2015/05/02 撮影
2015/05/03 撮影
2015/05/04 撮影
< 2010 年 > 2010/05/10 撮影
2010/05/16 撮影
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ー アマドコロとナルコユリの見分け方 ー
アマドコロ
茎に稜(りょう)があり角張っている。
ナルコユリ
茎に稜(りょう)が無くつるつるしている。
アマドコロ
[ キジカクシ科アマドコロ属の多年草 ]
( 旧分類ではスズラン科でしたが、分類によってはキジカクシ科へと変更されています。)
育て方
・耐寒性: 強。
・耐暑性: 強。
・日照: 明るい日陰。
・植え付け適期: 10~11月、3月(発芽前)。
・用土: 赤玉土(小粒)4・軽石砂(小粒)4・腐葉土2の混合土。
・肥料: 追肥…置き肥…油カスなどの固形肥料(花後と秋、年2回)。
・鉢: 浅鉢。中深鉢。深鉢。
・植え替え頻度: 2~3年毎。
・増殖: 株分け。実生。
・病害虫: ほとんど被害はない。
・潅水: 表土が乾いたら水たっぷり与える。
・耐寒性: 強。
・耐暑性: 強。
・日照: 明るい日陰。
・植え付け適期: 10~11月、3月(発芽前)。
・用土: 赤玉土(小粒)4・軽石砂(小粒)4・腐葉土2の混合土。
・肥料: 追肥…置き肥…油カスなどの固形肥料(花後と秋、年2回)。
・鉢: 浅鉢。中深鉢。深鉢。
・植え替え頻度: 2~3年毎。
・増殖: 株分け。実生。
・病害虫: ほとんど被害はない。
・潅水: 表土が乾いたら水たっぷり与える。
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・水はけの良い土。
・風通しの良い場所。
・夏は葉灼けに注意する。
・丈夫なので地植えでも育て易い。
・水はけの良い土。
・風通しの良い場所。
・夏は葉灼けに注意する。
・丈夫なので地植えでも育て易い。
露地植え
・木陰になる明るい日陰の風通しのよい場所を選ぶ。
・木陰になる明るい日陰の風通しのよい場所を選ぶ。
・湿り気の多い場所より水はけのよい乾燥気味の場所のほうが適している。
・腐葉土や堆肥などの腐植質ををすきこんで植える。
・通常の水やりは不要だが、
暑く乾燥する日が続く時などは水やりをする。
・通常の水やりは不要だが、
暑く乾燥する日が続く時などは水やりをする。