↑ 2016/04/10 撮影
2016/04/10 撮影
[ シュロソウ科エンレイソウ属の多年草 ]
旧分類ではユリ科でしたが、分類によっては シュロソウ科へと変更されています。
北海道~本州岩手県以北にかけて、
山野の湿地や林内のややあかるく少し湿った所に自生し、
しばしば群落をつくります。
草丈は、30~70cm。
太く短い根茎から、1本の高さ15~40cmの茎を地上に出して直立します。
茎は丸くなめらかで無毛です。
葉は柄を持たず、茎の先端に3枚輪生します。
長さ・幅とも10~18cmの菱状広卵形で3~5条の主脈と網状脈があります。
花期は、4~6月。
茎頂に花柄を1本出し、5~7㎝の花を1個付けます。
緑色で披針形の外花被片(花弁に見える萼片)長さ3㎝を3枚、
白色の内花被片は広卵形で長さ2.5~4.5㎝を3枚です。
雄しべは6個で葯は花糸より長く1~1.5㎝です。
雌しべは1個で花柱は短く3裂して外側に巻き、
円錐形の子房の先に濃紅紫色の斑紋が入るものもあります。
果実は、液果で球形です。
似ている白花のミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)に比べ
全体に大きく上向きに咲き、花弁はがくよりも大きくて長く丸みを帯びます。
名は、大きい花の延齢草の意味から付いたそうです。
白色の花弁の美しさが目立ちます。
清楚な優しい花です。
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