↑ 2017/04/16 撮影
2017/04/21 撮影
[ シソ科キランソウ属の常緑多年草 ]
日本固有種です。
本州・四国の、
やや明るい林内や林縁・野原・道端などにに自生します。
草丈は、10~25cm。
全体に細い白毛を密生し、茎は地際で分かれ、ほぼ直立します。
茎の基部には鱗片状の葉があり、
茎葉は、柄を持ち、長さ3~5㎝、幅1.5~3㎝の倒披針形で、
縁に波状の粗い鋸歯があり、対生します。
花期は、4~5月。
茎の先端に長さ4~6㎝の花穂を出し、
淡紫色または白色の小さい唇形の花を多数付けます。
花冠は長さ約9㎜、
上唇は小さく卵形で浅く2裂し、
下唇は大きく3裂し、中央の裂片は大形です。
雄しべは4本でそのうち2本が長く、
がくは先端が5裂し毛が生えています。
外来種に、濃い青紫色で葉に光沢のあるセイヨウジュウニヒトエがあり、
庭に植えられて半野生化したもと言われています。
名は、花が幾重にも重なって咲く様子を衣装の十二単に見立てて付いたそうです。
・絶滅危惧種 ・
静かに咲いている奥ゆかしい姿が、
在来種のよさを表し、
素敵な名前が付いていますね。
2019/05/05 撮影
〃
< 2017 年 >
2017/03/21 撮影
2017/03/22 撮影
2017/04/16 撮影
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2017/04/18 撮影
2017/04/29 撮影
< 2016 年 >
2016/11/29 撮影 〃 〃