しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

ヒメイチゲ ( 姫一華 )

2018-06-04 |  3月 の花たち

                      ↑ 2018/04/09 撮影

〃…一重咲き

2018/04/18 撮影…八重咲き                    

[ キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草 ]

日本では、
北海道~本州近畿地方以北にかけて、
亜高山から高山帯中部の低木林内や草地に自生します。
草丈は、5~15cm。
根茎は短く、地下を横に這います。
細い茎は直立し、枝分かれはしません。
根生葉は、細い柄を持ち、広卵形で3出複葉、不揃いの鋸歯があります。
葉状の総苞は、3個で茎の上部に輪生し、
小葉は披針形で、粗い鋸歯があります。
花期は、5~7月。
総苞の中心から直立した長さ約2㎝の花柄を1本出し、
その先に径8~10㎜の白い花を1個上向きに付けます。
花弁状の萼片は5個、長楕円形で長さ5~7㎜、
円頭で平開します。
雄しべは多数で黄色、葯は白色、雌しべは雄しべより短くて多数です。
果実は、痩果で狭卵形、毛があります。
名は、一輪草に似ていて、全体が小形なので付いたそうです。

大切に育てられて
花を付けた鉢を戴きました。
一鉢は一重で、もう一鉢は八重の花です。
初めて手掛ける花なので、
上手に育てられればと思っています。

 

2018/04/02 撮影

 

2018/04/09 撮影…一重咲き

 

2018/04/18 撮影…八重咲き

 

コメント (2)
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